2007年05月28日
【ナイター教室:2回目】
2回目の6番コート初心者クラスは11名と少人数だった。
前日雨でコートコンディションが悪く、朝のキッズテニスが中止になったので諦めてしまった人も居たのかもしれない。
前半はフォアハンドストローク。後半、バックハンドストロークをはじめた。
全般的に感じる事は、スイングスピードが速すぎる事。
テークバックも大きく目一杯の力が入っている様に見える。
バックエンドの3mほどのフェンスを越えるボールも事の外多かったし、隣のコートへ飛び込んで行くボールもあるから危険極まりない。
デモンストレーションで、コーチが凄いショットを披露するほどその傾向が強くなる。
「しっかり振り切って」と言うアドバイスを
「しっかり=力一杯」と勝手に解釈してしまうのかも知れない。
あそこを狙おうと言うターゲットを明確にしないせいもある。
スイングスピードを落として、コントロールを重視したい。
コントロールには、制御すると言う意味がある。
方向と回転を制御した上でスピードの制御に取り組めばいい。
どんなに快音を響かせてもオーバーフェンスではストレス解消にもならないだろう。
ソフトテニス経験のある若いお嬢さんが、バックハンドをどうしたら良いかと問いかけてきたので「ソフトテニスのバックハンドで打ってみたら」と言ってみた。
ソフトテニスのストローク打法はフォアもバックもフラットドライブ打法として確立された技術であり習熟した人にとっては活かすべきキャリアだと思ったからだ。
ボレーにしても、ソフトテニスのウエスタングリップでフォアもバックも器用にこなすプレーヤーを知っている。
しかし、若いお嬢さんは流石にウエスタングリップでシングルバックハンドを決行するのは抵抗があるらしい。
グリップチェンジが必要なシングルハンドは今いちスイングが理解しきれない。
次にダブルハンドを薦めた。
左利きになったつもりで、左手でフォアハンドを打つつもりでとアドバイスしたところ、左手一本でテークバックし、インパクト直前に右手を軽く添えて見事なショットを放った。
なかなか器用なお嬢さんだ。
フォアは手首がグラグラして打球方向が定まらないナイキのTシャツの少年。
バックハンドのダブルハンドのスイングをスローモーションで見せたところ実に忠実にトレースし、安定した打球を放ってくれた。
バックのナ○キ君の誕生だ。
前日雨でコートコンディションが悪く、朝のキッズテニスが中止になったので諦めてしまった人も居たのかもしれない。
前半はフォアハンドストローク。後半、バックハンドストロークをはじめた。
全般的に感じる事は、スイングスピードが速すぎる事。
テークバックも大きく目一杯の力が入っている様に見える。
バックエンドの3mほどのフェンスを越えるボールも事の外多かったし、隣のコートへ飛び込んで行くボールもあるから危険極まりない。
デモンストレーションで、コーチが凄いショットを披露するほどその傾向が強くなる。
「しっかり振り切って」と言うアドバイスを
「しっかり=力一杯」と勝手に解釈してしまうのかも知れない。
あそこを狙おうと言うターゲットを明確にしないせいもある。
スイングスピードを落として、コントロールを重視したい。
コントロールには、制御すると言う意味がある。
方向と回転を制御した上でスピードの制御に取り組めばいい。
どんなに快音を響かせてもオーバーフェンスではストレス解消にもならないだろう。
ソフトテニス経験のある若いお嬢さんが、バックハンドをどうしたら良いかと問いかけてきたので「ソフトテニスのバックハンドで打ってみたら」と言ってみた。
ソフトテニスのストローク打法はフォアもバックもフラットドライブ打法として確立された技術であり習熟した人にとっては活かすべきキャリアだと思ったからだ。
ボレーにしても、ソフトテニスのウエスタングリップでフォアもバックも器用にこなすプレーヤーを知っている。
しかし、若いお嬢さんは流石にウエスタングリップでシングルバックハンドを決行するのは抵抗があるらしい。
グリップチェンジが必要なシングルハンドは今いちスイングが理解しきれない。
次にダブルハンドを薦めた。
左利きになったつもりで、左手でフォアハンドを打つつもりでとアドバイスしたところ、左手一本でテークバックし、インパクト直前に右手を軽く添えて見事なショットを放った。
なかなか器用なお嬢さんだ。
フォアは手首がグラグラして打球方向が定まらないナイキのTシャツの少年。
バックハンドのダブルハンドのスイングをスローモーションで見せたところ実に忠実にトレースし、安定した打球を放ってくれた。
バックのナ○キ君の誕生だ。
2007年05月26日
【キッズテニス教室:6日目】
6日目にして、遂に・・・
こんなに良い天気なのに中止です。
昨日の雨でコートコンディションが悪いためです。
クレーコートは足には優しいんですが、これが難点ですね。
残念ですが、皆さんまた来週をお楽しみに。
こんなに良い天気なのに中止です。
昨日の雨でコートコンディションが悪いためです。
クレーコートは足には優しいんですが、これが難点ですね。
残念ですが、皆さんまた来週をお楽しみに。
2007年05月25日
【前衛アタックからの展開】
前衛に居るとアタックを受ける事もしばしば・・・
Block Volley は、ネットプレーヤーの必修科目です。
Dがかなり深い位置からならさほど脅威は感じませんが、ベースラインの内側からだと・・・
テニスは格闘技だなぁと感じる瞬間ですね。
初心者と言えども試合に出たら覚悟が必要ですから、ブロックボレーは真っ先に教えます。
図のポジションで、コーチDからの球出しで始める練習メニューです。
主役はB。
スピードボールでボディーを狙われた場合、返すのが精一杯ですが、可能なら①のセンターへ弾き返したいですね。
アタックされたボールをセンターへ弾き返してエースなんて小気味良いですよね。
相手は二度と貴方を狙ったりしなくなるはずです。
でも、もう1回くらいは想定しておきましょうか。
多少余裕で受けられる時は②③のコースも意表をつけます。
「前衛アタックからの展開」ですから、ブロックボレー打ちっぱなしで終わりではなく、ポイントが決まるまで実戦形式でプレースメントを試します。
Dも球出しが済んで安閑とはしていられませんし、Cの反応力も試されます。
参加人数や時間に余裕がある時は、前衛アタックでのブロックボレーだけをたっぷりこなしたあと、この実戦練習に移ります。もちろん左右反転して逆サイドも。
人数が多い時でも、一人最低8ポイントくらいは続けてやりたいですね。
2アップvs1アップ1バック陣形での練習パターンは他にも色々考えられます。
また次回以降に紹介したいと思います。
Block Volley は、ネットプレーヤーの必修科目です。
Dがかなり深い位置からならさほど脅威は感じませんが、ベースラインの内側からだと・・・
テニスは格闘技だなぁと感じる瞬間ですね。
初心者と言えども試合に出たら覚悟が必要ですから、ブロックボレーは真っ先に教えます。
図のポジションで、コーチDからの球出しで始める練習メニューです。
主役はB。
スピードボールでボディーを狙われた場合、返すのが精一杯ですが、可能なら①のセンターへ弾き返したいですね。
アタックされたボールをセンターへ弾き返してエースなんて小気味良いですよね。
相手は二度と貴方を狙ったりしなくなるはずです。
でも、もう1回くらいは想定しておきましょうか。
多少余裕で受けられる時は②③のコースも意表をつけます。
「前衛アタックからの展開」ですから、ブロックボレー打ちっぱなしで終わりではなく、ポイントが決まるまで実戦形式でプレースメントを試します。
Dも球出しが済んで安閑とはしていられませんし、Cの反応力も試されます。
参加人数や時間に余裕がある時は、前衛アタックでのブロックボレーだけをたっぷりこなしたあと、この実戦練習に移ります。もちろん左右反転して逆サイドも。
人数が多い時でも、一人最低8ポイントくらいは続けてやりたいですね。
2アップvs1アップ1バック陣形での練習パターンは他にも色々考えられます。
また次回以降に紹介したいと思います。
2007年05月22日
【キッズテニス教室:5日目のメニュー】
朝方、怪しい雲が流れ8時頃にはパラパラと見舞われましたが、風は無く薄日も差すまずまずの陽気で1時間半何とかできました。
今日のメニューは
1.サイドステップでの競争
2.サーブ
3.スマッシュ
4.ストローク
5.ゲーム
1.サイドズテップ競争
シングルスサイドライン左にラケットを置き、右のサイドラインにおいてあるボールを1個ずつラケットまで、往復サイドステップで運ぶ(4個)競争です。
2.サーブの練習を始めました。
ラケットスイングは先週のスマッシュ同様、水平に寝かせたラケットを90°(垂直)に立てるところまでの「羽子板スイング」です。
やはりトスのバラツキが問題ですね。
トスを上げる前に、一度ラケットをインパクトのところまでゆっくり振ってみて、ここで打つんだ、ここにトスを上げるんだ、と言う意識を持つように・・・と言ってみましたが、やはりトスもそれなりの習熟が必要です。
3.スマッシュ
先週に続きスマッシュもやりました。
トスが無い分、サーブよりもスマッシュの方が上手く行きます。
真ん中に当って的の方に飛んで行った時の表情はやはり満足そうです。
4.ストローク
足元近くに弾むボールを下がって打つ練習をしてもらいました。
2mくらいの距離からの手投げですが、1m近く弾みます。
ツーバウンド地点を予測して動く事を覚えてもらいたいですね。
テニスに限らず球技全般の経験の有無が関係しているのかなぁ?
5.ゲーム
最後は2対1のサービスエリアゲームです。
では、また来週。
今日のメニューは
1.サイドステップでの競争
2.サーブ
3.スマッシュ
4.ストローク
5.ゲーム
1.サイドズテップ競争
シングルスサイドライン左にラケットを置き、右のサイドラインにおいてあるボールを1個ずつラケットまで、往復サイドステップで運ぶ(4個)競争です。
2.サーブの練習を始めました。
ラケットスイングは先週のスマッシュ同様、水平に寝かせたラケットを90°(垂直)に立てるところまでの「羽子板スイング」です。
やはりトスのバラツキが問題ですね。
トスを上げる前に、一度ラケットをインパクトのところまでゆっくり振ってみて、ここで打つんだ、ここにトスを上げるんだ、と言う意識を持つように・・・と言ってみましたが、やはりトスもそれなりの習熟が必要です。
3.スマッシュ
先週に続きスマッシュもやりました。
トスが無い分、サーブよりもスマッシュの方が上手く行きます。
真ん中に当って的の方に飛んで行った時の表情はやはり満足そうです。
4.ストローク
足元近くに弾むボールを下がって打つ練習をしてもらいました。
2mくらいの距離からの手投げですが、1m近く弾みます。
ツーバウンド地点を予測して動く事を覚えてもらいたいですね。
テニスに限らず球技全般の経験の有無が関係しているのかなぁ?
5.ゲーム
最後は2対1のサービスエリアゲームです。
では、また来週。
2007年05月22日
中心性漿液性網膜脈絡膜症・・・その後
「ちゅうしんせい・しょうえきせい・もうまく・みゃくらくまくしょう」
と言う診断をもらってから4週間弱が経過した。
ビタミン剤と炎症を抑える内服薬で様子を見て来たが、今日の診察でさらに4週間、現状の治療方法で様子を見る事になった。
網膜下の浮腫は少し引いてきたそうで、そう言われれば歪みの程度は少し緩やかになったように感じる。
そう言う見え方に慣れてきたせいもあるが・・・
と言う診断をもらってから4週間弱が経過した。
ビタミン剤と炎症を抑える内服薬で様子を見て来たが、今日の診察でさらに4週間、現状の治療方法で様子を見る事になった。
網膜下の浮腫は少し引いてきたそうで、そう言われれば歪みの程度は少し緩やかになったように感じる。
そう言う見え方に慣れてきたせいもあるが・・・
2007年05月19日
【ナイター教室:2日目】
午後3時から1時間降り続けた雷雨で、熊谷運動公園テニスコートは瞬く間にプールと化しました。
16:25現在、雷雲は去って西の空からはまた陽射しも戻りましたが、時すでに遅し。
ナイター教室2日目は残念ながら中止です。
16:25現在、雷雲は去って西の空からはまた陽射しも戻りましたが、時すでに遅し。
ナイター教室2日目は残念ながら中止です。
2007年05月18日
【得意なショットは何ですか?】
ダブルスにおけるプレースタイルは・・・
並行陣ですか? それとも雁行陣?
相手により状況により様々な戦術を使い分けるという達人や、ストロークが得意で、ダウンザラインもショートクロスも自在に操れると言う人は別にして、どこに居て何をすれば良いのか、まだダブルスが良く判らないと言う人は、とにかく 並行陣 にトライしてみましょう。
ネットポジションに付くと、当然ですがボレー・スマッシュの機会が多くなります。
まだ得意と言えるショットが無いなら「ボレーが得意」になっちゃいましょうよ。
ロブが上がってスマッシュに自信がなかったら、とりあえずボレーで返せばいいんです。
毎日のように練習が出来る人なら別ですが、週一プレーヤーが総花的に全てのショットをレベルアップしようと思っても無理です。
一点集中して、まずはボレーから・・・。
そういう練習がしたいという人はどうぞ熊谷までお出かけ下さい。
並行陣ですか? それとも雁行陣?
相手により状況により様々な戦術を使い分けるという達人や、ストロークが得意で、ダウンザラインもショートクロスも自在に操れると言う人は別にして、どこに居て何をすれば良いのか、まだダブルスが良く判らないと言う人は、とにかく 並行陣 にトライしてみましょう。
ネットポジションに付くと、当然ですがボレー・スマッシュの機会が多くなります。
まだ得意と言えるショットが無いなら「ボレーが得意」になっちゃいましょうよ。
ロブが上がってスマッシュに自信がなかったら、とりあえずボレーで返せばいいんです。
毎日のように練習が出来る人なら別ですが、週一プレーヤーが総花的に全てのショットをレベルアップしようと思っても無理です。
一点集中して、まずはボレーから・・・。
そういう練習がしたいという人はどうぞ熊谷までお出かけ下さい。
2007年05月15日
【キッズテニス教室:4日目】
12日(土)好天に恵まれ4日目が終了しました。
いつものフットワークメニューの後、ボールのX運びリレー。
Tゾーンに置いたラケット面に4個のボールを置き、1個ずつコートの4隅に配置したラケット面に置いて来ます。次の子は4隅からTゾーンへ戻し、また次の子は4隅へと。
ラケット面にキチンと載らなければ戻ってやり直しです。
ラケットを持って最初の練習は、コートにバウンドさせたボールをラケットで下に突く ドリブルです。先週はドリブルウォークをやりましたが、今日は歩かず出来るだけ低いバウンドで続ける練習です。30cmくらいの高さで続けられる子も居ました。
次は、フォアハンドストロークとバックハンドストローク
先週同様、ネット際から2mほど手投げしたボールをワンバウンドで打ちます。
デュースサイドでフォアハンド、アドサイドでバックハンドです。
ボールに近付き過ぎてフレームの根元に当ったりスロートの上を通過して空振りをしてしまう子に、ボールとの距離のとり方をどう教えるかが当面の課題です。
ドリブルや一人ボレーならそれなりに距離感を保つ事はできるのですが・・・。
せいぜい一歩で届くボールなのですが、飛んで来るボールだと遠くに見えてしまうようで、落下地点に慌てて近付こうとしてしまうように見えます。
「ラケットの先っぽで打ってみて」「ツーバウンドしそうになる直前を打つようにしてみよう」と色々試してみましたが、上手く行く時もあれば、それでも近付き過ぎてしまう事も・・・
そしてスマッシュを始めました。
スマッシュと言ってもラケットは大振りはさせません。
水平に寝かせたラケットを90°(垂直)に立てたところでインパクト。
一言で言えば「羽子板スイング」です。
球出しはサービスのトスよりちょっと高めの手出しのロブです。
身体も横向きではなく斜め45°くらいで。
Tゾーンに的を置いて狙ってもらいました。
空振りも皆無ではありませんでしたが、結構打ててました。
来週は同じ要領でサーブにも取り組んでもらいます。
いつものフットワークメニューの後、ボールのX運びリレー。
Tゾーンに置いたラケット面に4個のボールを置き、1個ずつコートの4隅に配置したラケット面に置いて来ます。次の子は4隅からTゾーンへ戻し、また次の子は4隅へと。
ラケット面にキチンと載らなければ戻ってやり直しです。
ラケットを持って最初の練習は、コートにバウンドさせたボールをラケットで下に突く ドリブルです。先週はドリブルウォークをやりましたが、今日は歩かず出来るだけ低いバウンドで続ける練習です。30cmくらいの高さで続けられる子も居ました。
次は、フォアハンドストロークとバックハンドストローク
先週同様、ネット際から2mほど手投げしたボールをワンバウンドで打ちます。
デュースサイドでフォアハンド、アドサイドでバックハンドです。
ボールに近付き過ぎてフレームの根元に当ったりスロートの上を通過して空振りをしてしまう子に、ボールとの距離のとり方をどう教えるかが当面の課題です。
ドリブルや一人ボレーならそれなりに距離感を保つ事はできるのですが・・・。
せいぜい一歩で届くボールなのですが、飛んで来るボールだと遠くに見えてしまうようで、落下地点に慌てて近付こうとしてしまうように見えます。
「ラケットの先っぽで打ってみて」「ツーバウンドしそうになる直前を打つようにしてみよう」と色々試してみましたが、上手く行く時もあれば、それでも近付き過ぎてしまう事も・・・
そしてスマッシュを始めました。
スマッシュと言ってもラケットは大振りはさせません。
水平に寝かせたラケットを90°(垂直)に立てたところでインパクト。
一言で言えば「羽子板スイング」です。
球出しはサービスのトスよりちょっと高めの手出しのロブです。
身体も横向きではなく斜め45°くらいで。
Tゾーンに的を置いて狙ってもらいました。
空振りも皆無ではありませんでしたが、結構打ててました。
来週は同じ要領でサーブにも取り組んでもらいます。
2007年05月14日
【ナイター教室も始まった】
12日(土)から恒例のナイター教室が始まった。
毎週土曜6時から7時半、春季の10回コース。
9月からは秋期コースもある。
ナイター教室とは言うものの、春季のこの期間は7時近くまでは明るくて照明が要らない。
毎年申し込みが殺到するが、先着60名で締め切り。
それでも使えるのは3コートなので、1コート20名になる。
同窓会の様に欠かさない常連を含め2年目以上の人が半数強。
残りは今年初めてという人だから、新規の需要も底堅い。
自己申告で初心者、初級者、中級者に分かれる。
昨年から役員を退き、初心者クラスのアシスタントにまわった。
初日から10名ほどが欠席だったが、初心者クラスに集まったのは14名。
ソフトテニス経験者や学生時代以来と言う人、2年目の人も居る。
本当に初めてらしい人は3名ほどだった。
コート毎に参加者を二分し、交替で球拾いに回るので実質練習時間は1時間に満たない。
おしゃべりに夢中になったり隣のコーチに見とれていると乱れ飛ぶボールの直撃を喰らう危険も有るので、飛んで来たボールをラケットで止めてキャッチすれば球拾いも練習になるよと声を掛けては居るが、全員がその気になるとボールの取り合いになって別の危険が生まれる。
怪我無く楽しんでもらえるよう気を引き締めなければ。
毎週土曜6時から7時半、春季の10回コース。
9月からは秋期コースもある。
ナイター教室とは言うものの、春季のこの期間は7時近くまでは明るくて照明が要らない。
毎年申し込みが殺到するが、先着60名で締め切り。
それでも使えるのは3コートなので、1コート20名になる。
同窓会の様に欠かさない常連を含め2年目以上の人が半数強。
残りは今年初めてという人だから、新規の需要も底堅い。
自己申告で初心者、初級者、中級者に分かれる。
昨年から役員を退き、初心者クラスのアシスタントにまわった。
初日から10名ほどが欠席だったが、初心者クラスに集まったのは14名。
ソフトテニス経験者や学生時代以来と言う人、2年目の人も居る。
本当に初めてらしい人は3名ほどだった。
コート毎に参加者を二分し、交替で球拾いに回るので実質練習時間は1時間に満たない。
おしゃべりに夢中になったり隣のコーチに見とれていると乱れ飛ぶボールの直撃を喰らう危険も有るので、飛んで来たボールをラケットで止めてキャッチすれば球拾いも練習になるよと声を掛けては居るが、全員がその気になるとボールの取り合いになって別の危険が生まれる。
怪我無く楽しんでもらえるよう気を引き締めなければ。
2007年05月10日
【 プレースメント:placement 】
スピードは有るに越した事はないのですが・・・
あまり速いボールが打てないので負け惜しみもありますが、
スピードよりコントロールが大事だと言い続けています。
スピードボールへのチャレンジは、コントロール精度が高くなってきたらにしましょう。
チャンスボールのミスが多い人は強いボール(ノータッチエース)を打とうとし過ぎる傾向があります。
ネットに掛けたり、アングルボレーがサイドアウトしてしまったりというのはいずれもオーバースイングによるものです。
そして「狙い過ぎたぁ~」と言う嘆きの声が必ず聞こえます。
より厳しい所を狙い過ぎたと言う事のようですが、ラケットヘッドが動き過ぎです。
エースを取るには速いボールでなければダメだと思って居ませんか?
プレースメントさえ良ければ、目を見張るようなスピードが無くてもエースは取れます。
ノータッチエースにはならなくてもエラー(forced error)を誘えばいいんです。
前へ誘ってロブ。ロブで下げてドロップ或いはアングル。
センターに寄せてワイドへ。ワイドへ振ってセンター或いは逆サイドへ。
ボールがスローモーションのようにゆっくりとオープンコートを抜けて行く。
ゆっくりなのに届かないって、癪ですよね。
スピードがない分、組み立ててポイントを取るテニスを覚えました。
とにかく初中級クラスの方にはもっと遅いボールでいいよと言い続けています。
その分しっかりコントロールしましょう。
どこへ落すかを意識しましょう。
あまり速いボールが打てないので負け惜しみもありますが、
スピードよりコントロールが大事だと言い続けています。
スピードボールへのチャレンジは、コントロール精度が高くなってきたらにしましょう。
チャンスボールのミスが多い人は強いボール(ノータッチエース)を打とうとし過ぎる傾向があります。
ネットに掛けたり、アングルボレーがサイドアウトしてしまったりというのはいずれもオーバースイングによるものです。
そして「狙い過ぎたぁ~」と言う嘆きの声が必ず聞こえます。
より厳しい所を狙い過ぎたと言う事のようですが、ラケットヘッドが動き過ぎです。
エースを取るには速いボールでなければダメだと思って居ませんか?
プレースメントさえ良ければ、目を見張るようなスピードが無くてもエースは取れます。
ノータッチエースにはならなくてもエラー(forced error)を誘えばいいんです。
前へ誘ってロブ。ロブで下げてドロップ或いはアングル。
センターに寄せてワイドへ。ワイドへ振ってセンター或いは逆サイドへ。
ボールがスローモーションのようにゆっくりとオープンコートを抜けて行く。
ゆっくりなのに届かないって、癪ですよね。
スピードがない分、組み立ててポイントを取るテニスを覚えました。
とにかく初中級クラスの方にはもっと遅いボールでいいよと言い続けています。
その分しっかりコントロールしましょう。
どこへ落すかを意識しましょう。
2007年05月07日
【キッズテニス教室:3日目のメニュー】
連休のど真ん中、子供の日でみんなお出かけかと思いきや、欠席は9名中1名だけでした。日中は29℃の夏日になりましたが暖かな朝でした。
ストレッチに軽いランニングとスクワットウォークの後は
バックハンドで一人ボレー30回と、フォアハンドでドリブルウォークコート1周。
その後はフォアハンドストロークの練習一本に絞りました。
まず最初に、ネットの横に立って自分の腰の高さと比較。
ネットの高さを実感し、上に打ち出すスイングが必要な事を理解してもらいました。
そしてスイングのデモンストレーションと要領の説明です。
暫くは強いボールは打たないと言う約束をしてもらいました。
どこへ飛ぶか判らない内は闇雲に振り回さない。
「ネットを越すこと」 と 「コントロール」 を優先します。
テークバックでは手首を少し返して固定し手の甲を意識する。
スイングは手首と肘は使わず、肩関節を意識して振り子のようにゆったりと。
手首を使わなくても、グリップが身体より前に出て来ると、
自然とラケット面が上を向いてくるので、そこでヒット。
スローモーションのつもりでゆっくり振ってボールとラケットが当るところを見る。
スイングしながら左足に重心を移して正面を向く。
どれかひとつでも記憶に残ってくれればと、結構しゃべってしまいました。
最初はネット際2mの所から、各自左手に持ったボールをコートに落してから打ち出す練習。
ネットの高さを実感してくれたようで、ネットに掛かるボールは数えるほどしかありませんでした。
次は、コーチがネット際から2mほど手投げしたボールをワンバウンドで打つ練習。
ツーバウンド目を意識するようにしてもらいました。
当然ですが、ワンバウンド目もしっかり見るようにと。
バウンド感覚が合わず、近付き過ぎてしまう子には、
あまり高く弾むボールではなく、むしろ低くやっと届くような球出しにしました。
予想以上にネット越えの確率が高く上出来でした。
そして最後の10分間は、2対1のゲーム(サービスエリアゲーム)です。
子供たちはサービスエリアに一人ずつで片方のエリアを守る変則ダブルス、コーチは一人で両サイド守ります。まだ1往復がやっとでラリーにはなりませんが、やっぱりゲームが一番真剣になり楽しそうでした。
ストレッチに軽いランニングとスクワットウォークの後は
バックハンドで一人ボレー30回と、フォアハンドでドリブルウォークコート1周。
その後はフォアハンドストロークの練習一本に絞りました。
まず最初に、ネットの横に立って自分の腰の高さと比較。
ネットの高さを実感し、上に打ち出すスイングが必要な事を理解してもらいました。
そしてスイングのデモンストレーションと要領の説明です。
暫くは強いボールは打たないと言う約束をしてもらいました。
どこへ飛ぶか判らない内は闇雲に振り回さない。
「ネットを越すこと」 と 「コントロール」 を優先します。
テークバックでは手首を少し返して固定し手の甲を意識する。
スイングは手首と肘は使わず、肩関節を意識して振り子のようにゆったりと。
手首を使わなくても、グリップが身体より前に出て来ると、
自然とラケット面が上を向いてくるので、そこでヒット。
スローモーションのつもりでゆっくり振ってボールとラケットが当るところを見る。
スイングしながら左足に重心を移して正面を向く。
どれかひとつでも記憶に残ってくれればと、結構しゃべってしまいました。
最初はネット際2mの所から、各自左手に持ったボールをコートに落してから打ち出す練習。
ネットの高さを実感してくれたようで、ネットに掛かるボールは数えるほどしかありませんでした。
次は、コーチがネット際から2mほど手投げしたボールをワンバウンドで打つ練習。
ツーバウンド目を意識するようにしてもらいました。
当然ですが、ワンバウンド目もしっかり見るようにと。
バウンド感覚が合わず、近付き過ぎてしまう子には、
あまり高く弾むボールではなく、むしろ低くやっと届くような球出しにしました。
予想以上にネット越えの確率が高く上出来でした。
そして最後の10分間は、2対1のゲーム(サービスエリアゲーム)です。
子供たちはサービスエリアに一人ずつで片方のエリアを守る変則ダブルス、コーチは一人で両サイド守ります。まだ1往復がやっとでラリーにはなりませんが、やっぱりゲームが一番真剣になり楽しそうでした。
2007年05月06日
【 fault を correction した場合・・・Answer編】
さて5月4日付けコラムの続きです。
結論から言ってしまうと、
サーバーAと、そのパートナーB ペアのポイントとなります。
テニスルールハンドブック、
チェアアンパイアのつかない試合規則のⅢ.2-2判定とコールの(2)(注1)によれば、
2003年度までは、
ダブルスでは、ペアの一方が『アウト』とコールしたが、パートナーが『イン』と見て『グッド』又は『レット』とすれば、その試合での1回目に限り1回だけは失点しないでレットとなり、ポイントをやり直しする、となっていました。
しかし、2004年度改正で、
ダブルスのときの判定とコールは、ペアのいずれかが行えば、それが最終となる。ただし、ペアの一方が「アウト」(または「フォールト」等)とコールしたが、そのパートナーが「グッド」とした場合、そのペアは失点する。と改正されました。
つまり、Bから指摘されて 「しましたが、Cが気付かずにリターンしたのでサーブは入っていたんだと思います」 と言ってしまったDは、自ら判定を覆した訳で、この事を理由にCDペアの失点と言う判定になるというのが正解だと考えます。
これでCDペアが納得しない場合には、ロービングアンパイアかレフェリーを呼んでもらって説明してもらえば良いと思います。
蛇足ですが、DのフォルトのジェスチャーをAもCも気付かずにプレーしていた訳で何の影響も受けていないのでは・・・と言う指摘も有るかもしれません。しかし、BはDのフォルトのジェスチャーを見た時点で明らかに影響を受けプレーを中断していたと考えられます。
ここから先は仮定の話でキリが無いのですが、Dのジャッジが無ければ、Bがポーチに出て・・・と言う展開もあったかも知れません。
「フォルト」と言うジャッジをした事、それを訂正した事が事実であって、フォルトのジャッジ後のCのリターンもAのボレーも有効な事実ではないのです。
CDペアにとってみれば、Bからの指摘を受けた時点で、「はいジャッジしました。フォルトでした」とだけ言っていれば、2ndサーブからの再開となった事でしょう。
結論から言ってしまうと、
サーバーAと、そのパートナーB ペアのポイントとなります。
テニスルールハンドブック、
チェアアンパイアのつかない試合規則のⅢ.2-2判定とコールの(2)(注1)によれば、
2003年度までは、
ダブルスでは、ペアの一方が『アウト』とコールしたが、パートナーが『イン』と見て『グッド』又は『レット』とすれば、その試合での1回目に限り1回だけは失点しないでレットとなり、ポイントをやり直しする、となっていました。
しかし、2004年度改正で、
ダブルスのときの判定とコールは、ペアのいずれかが行えば、それが最終となる。ただし、ペアの一方が「アウト」(または「フォールト」等)とコールしたが、そのパートナーが「グッド」とした場合、そのペアは失点する。と改正されました。
つまり、Bから指摘されて 「しましたが、Cが気付かずにリターンしたのでサーブは入っていたんだと思います」 と言ってしまったDは、自ら判定を覆した訳で、この事を理由にCDペアの失点と言う判定になるというのが正解だと考えます。
これでCDペアが納得しない場合には、ロービングアンパイアかレフェリーを呼んでもらって説明してもらえば良いと思います。
蛇足ですが、DのフォルトのジェスチャーをAもCも気付かずにプレーしていた訳で何の影響も受けていないのでは・・・と言う指摘も有るかもしれません。しかし、BはDのフォルトのジェスチャーを見た時点で明らかに影響を受けプレーを中断していたと考えられます。
ここから先は仮定の話でキリが無いのですが、Dのジャッジが無ければ、Bがポーチに出て・・・と言う展開もあったかも知れません。
「フォルト」と言うジャッジをした事、それを訂正した事が事実であって、フォルトのジャッジ後のCのリターンもAのボレーも有効な事実ではないのです。
CDペアにとってみれば、Bからの指摘を受けた時点で、「はいジャッジしました。フォルトでした」とだけ言っていれば、2ndサーブからの再開となった事でしょう。
2007年05月04日
【 fault を correction した場合】
セルフジャッジでのダブルスで・・・こんな経験ありませんか?
サーバーAと、そのパートナーB
レシーバーCと、そのパートナーDの設定で・・・
AのサーブをCがレシーブした。
Aはネットに詰めボレーしたがアウトした。
しかしBは、Dがフォルトのジェスチャーをしたのを見逃さなかった。
AとCはそのジェスチャーに気付かなかったが、
Bから指摘されたDは
「しましたが、Cが気付かずにリターンしたのでサーブは入っていたんだと思います」と言った。
それを聞いてAは「では今のポイントは我々のポイントだ」と言ったところ、
Cは「フォルトのジェスチャーに気付いたならボレーまで打たないはずでしょ。アウトになってから言うのはおかしい。アウトで終わったのだからこちらのポイントでしょ」と言う。
Dは「フォルトだった事にして2ndからやり直すか、ポイントレットにしませんか」と譲歩してきました。
さて、どうしましょうか?
サーバーAと、そのパートナーB
レシーバーCと、そのパートナーDの設定で・・・
AのサーブをCがレシーブした。
Aはネットに詰めボレーしたがアウトした。
しかしBは、Dがフォルトのジェスチャーをしたのを見逃さなかった。
AとCはそのジェスチャーに気付かなかったが、
Bから指摘されたDは
「しましたが、Cが気付かずにリターンしたのでサーブは入っていたんだと思います」と言った。
それを聞いてAは「では今のポイントは我々のポイントだ」と言ったところ、
Cは「フォルトのジェスチャーに気付いたならボレーまで打たないはずでしょ。アウトになってから言うのはおかしい。アウトで終わったのだからこちらのポイントでしょ」と言う。
Dは「フォルトだった事にして2ndからやり直すか、ポイントレットにしませんか」と譲歩してきました。
さて、どうしましょうか?
2007年05月02日
【初級者教室:予測】
どんな回転のボールが、
どれほどのスピードで、
どこへ飛んでくるか、
そしてどこで弾んでどのような跳ね方をするか
・・・そもそもセーフなのかアウトなのか・・・
視覚反応時間(見て判断して手足が動くまで)は人によって差が有るが、
早い人で0.3秒、遅いと0.6秒程度らしい。
時速100kmのスピードボールが0.3秒の間に移動する距離は8.5m、0.6秒なら約17m。
0.3秒で打球のコースや球種を判断できるなら、ネットプレーは余裕充分だ。
しかし、反応時間が0.6秒の人だとやや問題となる。
打球スピードが時速150kmに上がると、0.3秒の12.5mは間に合うが、
0.6秒での25mはベースラインプレーでも怪しくなってくる。
視覚反応時間は早いに越した事はないので、適切な訓練方法があれば是非トライしたいものだが、インパクト以前に得られる情報(データ)で打球を予測する事が重要だろう。
相手はボールに余裕で追い付いたか最後の一歩でようやく届いたか、
スタンスはオープンかクローズドか、
腰は伸びているか充分に沈んでいるか、
上体は充分に捻られているか開いたままか、
テークバックは大きいか小さいか、
スイングスピード、スイング方向、上体の開き方、
踏み込み加減、そしてインパクトの音。
さらに選手の癖や実績も見逃せない予測データだ。
高い打点からはストレート、
ライジングショットはセンター、
バックは100%スライス・・・等々、
データに基く予測は確率論も絡むので当たり外れもあるが、一か八か賭けるしかない場面もある。
初級者のうちは、回転に悩まされる場面が多い。
ボレー練習でも、トップスピンとスライスをランダムに織り交ぜるとかなり面喰う様だ。
トップスピンの直後のスライスボールはフレームの上に当て、スライスの直後のトップスピンはローボレー・ハーフボレーすら出来ずに後逸すると言った按配だ。
スイングの方向、強さ、インパクトの音から球種を知る必要があるが、詰まる所経験を積むしかないか。
ビデオ録画の観察はきっと有効だと思う。
どれほどのスピードで、
どこへ飛んでくるか、
そしてどこで弾んでどのような跳ね方をするか
・・・そもそもセーフなのかアウトなのか・・・
視覚反応時間(見て判断して手足が動くまで)は人によって差が有るが、
早い人で0.3秒、遅いと0.6秒程度らしい。
時速100kmのスピードボールが0.3秒の間に移動する距離は8.5m、0.6秒なら約17m。
0.3秒で打球のコースや球種を判断できるなら、ネットプレーは余裕充分だ。
しかし、反応時間が0.6秒の人だとやや問題となる。
打球スピードが時速150kmに上がると、0.3秒の12.5mは間に合うが、
0.6秒での25mはベースラインプレーでも怪しくなってくる。
視覚反応時間は早いに越した事はないので、適切な訓練方法があれば是非トライしたいものだが、インパクト以前に得られる情報(データ)で打球を予測する事が重要だろう。
相手はボールに余裕で追い付いたか最後の一歩でようやく届いたか、
スタンスはオープンかクローズドか、
腰は伸びているか充分に沈んでいるか、
上体は充分に捻られているか開いたままか、
テークバックは大きいか小さいか、
スイングスピード、スイング方向、上体の開き方、
踏み込み加減、そしてインパクトの音。
さらに選手の癖や実績も見逃せない予測データだ。
高い打点からはストレート、
ライジングショットはセンター、
バックは100%スライス・・・等々、
データに基く予測は確率論も絡むので当たり外れもあるが、一か八か賭けるしかない場面もある。
初級者のうちは、回転に悩まされる場面が多い。
ボレー練習でも、トップスピンとスライスをランダムに織り交ぜるとかなり面喰う様だ。
トップスピンの直後のスライスボールはフレームの上に当て、スライスの直後のトップスピンはローボレー・ハーフボレーすら出来ずに後逸すると言った按配だ。
スイングの方向、強さ、インパクトの音から球種を知る必要があるが、詰まる所経験を積むしかないか。
ビデオ録画の観察はきっと有効だと思う。