2007年05月06日
【 fault を correction した場合・・・Answer編】
さて5月4日付けコラムの続きです。
結論から言ってしまうと、
サーバーAと、そのパートナーB ペアのポイントとなります。
テニスルールハンドブック、
チェアアンパイアのつかない試合規則のⅢ.2-2判定とコールの(2)(注1)によれば、
2003年度までは、
ダブルスでは、ペアの一方が『アウト』とコールしたが、パートナーが『イン』と見て『グッド』又は『レット』とすれば、その試合での1回目に限り1回だけは失点しないでレットとなり、ポイントをやり直しする、となっていました。
しかし、2004年度改正で、
ダブルスのときの判定とコールは、ペアのいずれかが行えば、それが最終となる。ただし、ペアの一方が「アウト」(または「フォールト」等)とコールしたが、そのパートナーが「グッド」とした場合、そのペアは失点する。と改正されました。
つまり、Bから指摘されて 「しましたが、Cが気付かずにリターンしたのでサーブは入っていたんだと思います」 と言ってしまったDは、自ら判定を覆した訳で、この事を理由にCDペアの失点と言う判定になるというのが正解だと考えます。
これでCDペアが納得しない場合には、ロービングアンパイアかレフェリーを呼んでもらって説明してもらえば良いと思います。
蛇足ですが、DのフォルトのジェスチャーをAもCも気付かずにプレーしていた訳で何の影響も受けていないのでは・・・と言う指摘も有るかもしれません。しかし、BはDのフォルトのジェスチャーを見た時点で明らかに影響を受けプレーを中断していたと考えられます。
ここから先は仮定の話でキリが無いのですが、Dのジャッジが無ければ、Bがポーチに出て・・・と言う展開もあったかも知れません。
「フォルト」と言うジャッジをした事、それを訂正した事が事実であって、フォルトのジャッジ後のCのリターンもAのボレーも有効な事実ではないのです。
CDペアにとってみれば、Bからの指摘を受けた時点で、「はいジャッジしました。フォルトでした」とだけ言っていれば、2ndサーブからの再開となった事でしょう。
結論から言ってしまうと、
サーバーAと、そのパートナーB ペアのポイントとなります。
テニスルールハンドブック、
チェアアンパイアのつかない試合規則のⅢ.2-2判定とコールの(2)(注1)によれば、
2003年度までは、
ダブルスでは、ペアの一方が『アウト』とコールしたが、パートナーが『イン』と見て『グッド』又は『レット』とすれば、その試合での1回目に限り1回だけは失点しないでレットとなり、ポイントをやり直しする、となっていました。
しかし、2004年度改正で、
ダブルスのときの判定とコールは、ペアのいずれかが行えば、それが最終となる。ただし、ペアの一方が「アウト」(または「フォールト」等)とコールしたが、そのパートナーが「グッド」とした場合、そのペアは失点する。と改正されました。
つまり、Bから指摘されて 「しましたが、Cが気付かずにリターンしたのでサーブは入っていたんだと思います」 と言ってしまったDは、自ら判定を覆した訳で、この事を理由にCDペアの失点と言う判定になるというのが正解だと考えます。
これでCDペアが納得しない場合には、ロービングアンパイアかレフェリーを呼んでもらって説明してもらえば良いと思います。
蛇足ですが、DのフォルトのジェスチャーをAもCも気付かずにプレーしていた訳で何の影響も受けていないのでは・・・と言う指摘も有るかもしれません。しかし、BはDのフォルトのジェスチャーを見た時点で明らかに影響を受けプレーを中断していたと考えられます。
ここから先は仮定の話でキリが無いのですが、Dのジャッジが無ければ、Bがポーチに出て・・・と言う展開もあったかも知れません。
「フォルト」と言うジャッジをした事、それを訂正した事が事実であって、フォルトのジャッジ後のCのリターンもAのボレーも有効な事実ではないのです。
CDペアにとってみれば、Bからの指摘を受けた時点で、「はいジャッジしました。フォルトでした」とだけ言っていれば、2ndサーブからの再開となった事でしょう。