2007年11月09日
【 スイングの方向は変わらない 】
変わるのは上体(上半身)の向きです。
図の緑色の楕円は上半身(肩の位置)の向き、橙色はスイング方向。
左足を軸として極端な重心移動を行わない前提でのイメージです。
A:フラットサーブ
B:スライスサーブ
C:トップスピンサーブ
スイング方向はABC全く異なりますが、
すべて上体の向き(両肩を結ぶライン)に直角です。
つまり背中側から胸側へ素直に振り出すだけ。
肩の構造からもそれが最も自然でもあります。
フラットしか打てない人が、始めてスライスサーブを打つと
ほとんど狙いより左へ流れてしまいます。
同様にトップスピンにトライしても、前への振り出しになってしまいます。
原因は、上体がネット方向へ向いてしまうからです。
トップスピンにチャレンジしている人は、あらためて
上体の向きを意識して練習してみましょう。
トスアップ前の上体の向きも大事です。
レシーバーに背中を見せるくらい思い切って向きを変えてみましょう。
また上体を反る(図C:左足踵の後程度まで)事も必須ポイントです。
極端に反り返る必要はありません。
胸を張って深呼吸して空を見上げる程度で十分です。
図の緑色の楕円は上半身(肩の位置)の向き、橙色はスイング方向。
左足を軸として極端な重心移動を行わない前提でのイメージです。
A:フラットサーブ
B:スライスサーブ
C:トップスピンサーブ
スイング方向はABC全く異なりますが、
すべて上体の向き(両肩を結ぶライン)に直角です。
つまり背中側から胸側へ素直に振り出すだけ。
肩の構造からもそれが最も自然でもあります。
フラットしか打てない人が、始めてスライスサーブを打つと
ほとんど狙いより左へ流れてしまいます。
同様にトップスピンにトライしても、前への振り出しになってしまいます。
原因は、上体がネット方向へ向いてしまうからです。
トップスピンにチャレンジしている人は、あらためて
上体の向きを意識して練習してみましょう。
トスアップ前の上体の向きも大事です。
レシーバーに背中を見せるくらい思い切って向きを変えてみましょう。
また上体を反る(図C:左足踵の後程度まで)事も必須ポイントです。
極端に反り返る必要はありません。
胸を張って深呼吸して空を見上げる程度で十分です。
2007年10月12日
【 55・45・35 】
テンションの話しです。
ネットプレー、特にボレーのタッチを重視するDJは、
適正テンション55のラケットを35で使っています。
55と35では明らかにスイートエリアの広さに差が有り、
少々センターを外してもトランポリン効果で跳ね返ってくれます。
ストロークの打感と音は犠牲になりますが、
センターを外した時の衝撃が緩和され腕にも優しいです。
45も試しました。数値的には55と35の中間ですが、
ボレーにはやっぱり35がいいです。
球出しも緩いテンションの方が楽です。
ネットプレー、特にボレーのタッチを重視するDJは、
適正テンション55のラケットを35で使っています。
55と35では明らかにスイートエリアの広さに差が有り、
少々センターを外してもトランポリン効果で跳ね返ってくれます。
ストロークの打感と音は犠牲になりますが、
センターを外した時の衝撃が緩和され腕にも優しいです。
45も試しました。数値的には55と35の中間ですが、
ボレーにはやっぱり35がいいです。
球出しも緩いテンションの方が楽です。
2007年10月02日
【 シャドーテニス:Shadow Tennis 】
シャドーボクシング:Shadow Boxing と言う言葉はありますが、
シャドーテニスは世界で通用する言葉ではなさそうです。
でも意図さえはっきりすればいいんです。
俗に言う「素振り」は、英語では何と言うんでしょうねぇ?
サーブやスマッシュ、ストロークは明らかにスイングするので「素振り」でいいんですが、
ボレーに関しては「素振り」してほしくないので「シャドウテニス」と言う事にしています。
ハイバックボレーの練習をする前に「シャドウテニス」をしてもらう事にしました。
しかし、いざやってみてと言っても、恥ずかしがってやりません。
無理矢理やらせてみると、やはりぎこちないです。
その段階で実際にボールを打たせてみると、当然上手く行きません。
デモを見せます。
その後で、シャドウをやってみてと言っても、やはり躊躇しています。
デモの時見ていたのはボールの行方だったんです。
今度は、ボールじゃなく足だけ見ていてと指定してデモを行います。
次にラケットだけ見ていて・・・と。
フットワークとラケットワークに意識を集中して見てもらい、それをシャドウテニスで反復してもらいます。
初めから上手くできる人は居ません。
シャドウテニスで、全体の動作を覚え込む事はとても大事な事です。
ボールは打たない方がいいんです。
シャドーテニスは世界で通用する言葉ではなさそうです。
でも意図さえはっきりすればいいんです。
俗に言う「素振り」は、英語では何と言うんでしょうねぇ?
サーブやスマッシュ、ストロークは明らかにスイングするので「素振り」でいいんですが、
ボレーに関しては「素振り」してほしくないので「シャドウテニス」と言う事にしています。
ハイバックボレーの練習をする前に「シャドウテニス」をしてもらう事にしました。
しかし、いざやってみてと言っても、恥ずかしがってやりません。
無理矢理やらせてみると、やはりぎこちないです。
その段階で実際にボールを打たせてみると、当然上手く行きません。
デモを見せます。
その後で、シャドウをやってみてと言っても、やはり躊躇しています。
デモの時見ていたのはボールの行方だったんです。
今度は、ボールじゃなく足だけ見ていてと指定してデモを行います。
次にラケットだけ見ていて・・・と。
フットワークとラケットワークに意識を集中して見てもらい、それをシャドウテニスで反復してもらいます。
初めから上手くできる人は居ません。
シャドウテニスで、全体の動作を覚え込む事はとても大事な事です。
ボールは打たない方がいいんです。
2007年09月20日
【 やっぱりボールは打たない方が・・・】
間違った場所に上げたトスを無理矢理打ちに行く事でサーブのフォームは崩れます。
フットワークがままならないストローク・スマッシュは打点もスイングもバラバラになります。
当然コントロールも乱れます。
未完成なフォームや悪い癖が付いてしまったフォームのままボールを打ち続ければ「下手を固める」だけです。
練習しなければ上手くなれない。
かと言ってボールを打てば下手を固める。
このジレンマから抜け出しましょう。
合理的なフォームを身に付けるには、動作の順を追って覚え直して行くしかないと思います。
具体的には、理想とするフォームの分解写真等をプリントし、順を追ってしっかり真似る事です。
真似たつもりで済ませず、鏡などに映したりデジカメで撮って「なりきり度」をチェックします。
最終的には一連の動作を通してやってみて「なりきり度」を評価しましょう。
「なりきり度」が低いうちは、何度でも問題の部分に戻って形を覚え直します。
「なりきり度」がかなりいい線に到達したら、新しい癖になるまで繰り返します。
いわゆる「素振り」です。ボレーは振りませんが・・・。
素振りでも打点を意識しましょう。
サーブならトスは上げませんが、ここへという場所を目標にトスの腕を振り上げ、その一点の打点に向かってスイングします。
樹木の枝先などの目標物があるといいですね。
今度の週末、コートで試すのが待ち遠しくなります。
フットワークがままならないストローク・スマッシュは打点もスイングもバラバラになります。
当然コントロールも乱れます。
未完成なフォームや悪い癖が付いてしまったフォームのままボールを打ち続ければ「下手を固める」だけです。
練習しなければ上手くなれない。
かと言ってボールを打てば下手を固める。
このジレンマから抜け出しましょう。
合理的なフォームを身に付けるには、動作の順を追って覚え直して行くしかないと思います。
具体的には、理想とするフォームの分解写真等をプリントし、順を追ってしっかり真似る事です。
真似たつもりで済ませず、鏡などに映したりデジカメで撮って「なりきり度」をチェックします。
最終的には一連の動作を通してやってみて「なりきり度」を評価しましょう。
「なりきり度」が低いうちは、何度でも問題の部分に戻って形を覚え直します。
「なりきり度」がかなりいい線に到達したら、新しい癖になるまで繰り返します。
いわゆる「素振り」です。ボレーは振りませんが・・・。
素振りでも打点を意識しましょう。
サーブならトスは上げませんが、ここへという場所を目標にトスの腕を振り上げ、その一点の打点に向かってスイングします。
樹木の枝先などの目標物があるといいですね。
今度の週末、コートで試すのが待ち遠しくなります。
2007年09月12日
【 トップスピンサーブに取り組んでいる君に 】
いい感じの弾道、トップスピン回転特有のキックも出てきました。
でもまだスライス回転の強いボールが混じります。
何故だかもう解っていますね。
トスが頭の後ろに上がっていなからです。
顔の前に上げたトスでは下から上へ振る余地がありませんから必然的に後から前へのスイングになってしまいます。
故にスライス回転になってしまうんです。
何よりも必要なのは「下から上へのスイング」です。
そのための必要十分条件が「頭の後ろへのトス」です。
ボールをしっかり仰ぎ見て、ボールの左下を、右上に向かって叩く。
レフティーの君は、ボールの右下を、左上に向かって・・・です。
狂ったトスは何度でも上げ直しましょう。
まだスイングを速くする段階ではありません。
せいぜい60~70%のスイング・・・これに徹しましょう。
それから、ボール投げの練習・・・やってますか?
遠くへ投げるのではなく、真上に高く投げ上げる。
中途半端なスピンは相手にはおいしいだけだ。故にスピンに拘らず、スライスで深さのコントロールを磨く方が実用性が高いと言う説があります。
DJには詭弁に聞こえます。
深くコントロールできるスライスを緊張した場面の2ndでも確率高く打てるなら、中途半端なスピンサーブに拘らない方が良い。こう言われたらなるほどと思えますが・・・。
「深くコントロールされたスライスサーブ」と「浅くて打ち頃に弾むスピンサーブ」を較べれば確かにスピンは分が悪いでしょうから。
「スライスで深さのコントロールを磨く」事が可能で、これを習熟できる人なら、
「スピンで深さをコントロールする」事も同じ程度の努力で習熟できます。
いよいよ大事なポイントで2ndサーブ、となったところで、
今はまだ「スイングを落して入れに行くだけの羽子板サーブ」しか打てないなら、しかもその羽子板サーブですら確率が80%に満たないなら、振り切れるスイングのスピンサーブに取り組むべきです。
スピンサーブはネット上の高さの許容差が他のサーブに較べ格段に幅が有るんです。
だから少々打点がズレても入ってくれます。
そしてスピンに習熟してしまえば、スライスを打ち分ける事も容易になってきます。
でもまだスライス回転の強いボールが混じります。
何故だかもう解っていますね。
トスが頭の後ろに上がっていなからです。
顔の前に上げたトスでは下から上へ振る余地がありませんから必然的に後から前へのスイングになってしまいます。
故にスライス回転になってしまうんです。
何よりも必要なのは「下から上へのスイング」です。
そのための必要十分条件が「頭の後ろへのトス」です。
ボールをしっかり仰ぎ見て、ボールの左下を、右上に向かって叩く。
レフティーの君は、ボールの右下を、左上に向かって・・・です。
狂ったトスは何度でも上げ直しましょう。
まだスイングを速くする段階ではありません。
せいぜい60~70%のスイング・・・これに徹しましょう。
それから、ボール投げの練習・・・やってますか?
遠くへ投げるのではなく、真上に高く投げ上げる。
中途半端なスピンは相手にはおいしいだけだ。故にスピンに拘らず、スライスで深さのコントロールを磨く方が実用性が高いと言う説があります。
DJには詭弁に聞こえます。
深くコントロールできるスライスを緊張した場面の2ndでも確率高く打てるなら、中途半端なスピンサーブに拘らない方が良い。こう言われたらなるほどと思えますが・・・。
「深くコントロールされたスライスサーブ」と「浅くて打ち頃に弾むスピンサーブ」を較べれば確かにスピンは分が悪いでしょうから。
「スライスで深さのコントロールを磨く」事が可能で、これを習熟できる人なら、
「スピンで深さをコントロールする」事も同じ程度の努力で習熟できます。
いよいよ大事なポイントで2ndサーブ、となったところで、
今はまだ「スイングを落して入れに行くだけの羽子板サーブ」しか打てないなら、しかもその羽子板サーブですら確率が80%に満たないなら、振り切れるスイングのスピンサーブに取り組むべきです。
スピンサーブはネット上の高さの許容差が他のサーブに較べ格段に幅が有るんです。
だから少々打点がズレても入ってくれます。
そしてスピンに習熟してしまえば、スライスを打ち分ける事も容易になってきます。
2007年09月10日
【 上手くなりたいですよね 】
眼から鱗の一言を聞いて頭では200%納得しても、如何せん身体が言う事を利かない。
おっ直ったかぁと思っても単なる偶然だったのか次のローテーションでは元の木阿弥に・・・。熱心にスクールに通ってレッスンを受ける人は多いですが、なかなか壁を越えられないなぁと言う人もまた多いのが現実ですね。
身体に染み付いた癖を直すのは誠に厄介。
指摘されて、その場で直ぐに直せる人はかなり稀です。
染み付いた悪い癖を直すにはボールを打たない方が良いとDJは考えています。
手本を見せてから実践。直っていなければまた手本を見せて反復・・・週に3日も4日もこうして繰り返し練習が出来る環境にある人なら別ですが・・・。
フォアのローボレーでネットへ掛ける事が多い人にグリップ変更をアドバイスします。
良い軌道で返し始めたなと観ているうちにまたネットへ掛け始めます。
グリップをみると案の定元の木阿弥に・・・。
たかがグリップひとつですが永年馴染んでしまった人には薄い握りは違和感があるんでしょうね。
本気で直すには、コートへ立った時だけでなく、常にラケットを傍らに置き新しい握りの感触を手に上書きする(馴染ませる)しかありません。
サーブ改造に取り組んでいる人でも、トスアップの練習だけを徹底的にやる人は少ないでしょう。
でも、トスが頭の後ろに上げられなければトップスピンは永久に打てません。
コート外でのトレーニングの成果はやった分だけ必ずコートでのプレーに現れます。
筋力・持久性・柔軟性などの基本的な運動能力向上のためのフィジカルトレーニングはもちろんの事、フォーム改造もコート外の時間を活用しましょう。
真似したいプレーを観察し真似る。鏡に映して違いを正す。
週末になってその成果を試してみたくありませんか?
おっ直ったかぁと思っても単なる偶然だったのか次のローテーションでは元の木阿弥に・・・。熱心にスクールに通ってレッスンを受ける人は多いですが、なかなか壁を越えられないなぁと言う人もまた多いのが現実ですね。
身体に染み付いた癖を直すのは誠に厄介。
指摘されて、その場で直ぐに直せる人はかなり稀です。
染み付いた悪い癖を直すにはボールを打たない方が良いとDJは考えています。
手本を見せてから実践。直っていなければまた手本を見せて反復・・・週に3日も4日もこうして繰り返し練習が出来る環境にある人なら別ですが・・・。
フォアのローボレーでネットへ掛ける事が多い人にグリップ変更をアドバイスします。
良い軌道で返し始めたなと観ているうちにまたネットへ掛け始めます。
グリップをみると案の定元の木阿弥に・・・。
たかがグリップひとつですが永年馴染んでしまった人には薄い握りは違和感があるんでしょうね。
本気で直すには、コートへ立った時だけでなく、常にラケットを傍らに置き新しい握りの感触を手に上書きする(馴染ませる)しかありません。
サーブ改造に取り組んでいる人でも、トスアップの練習だけを徹底的にやる人は少ないでしょう。
でも、トスが頭の後ろに上げられなければトップスピンは永久に打てません。
コート外でのトレーニングの成果はやった分だけ必ずコートでのプレーに現れます。
筋力・持久性・柔軟性などの基本的な運動能力向上のためのフィジカルトレーニングはもちろんの事、フォーム改造もコート外の時間を活用しましょう。
真似したいプレーを観察し真似る。鏡に映して違いを正す。
週末になってその成果を試してみたくありませんか?
2007年09月07日
【 スライディングステップ:sliding step 】
クレーや砂の多いオムニコートで使えるようにしたいフットワークなので、習得の手順を紹介します。
スケーティングはご存知ですか?
左足を蹴って右足一本で滑り出してゆく・・・アレです。
スケートやスキーが得意な人ならテニス初心者でも難なくこなせるでしょう。
そう言う人は、とにかく軽く一歩スライドしてみて下さい。
徐々にスライドする距離を延ばして行けばいいだけです。
新品のクレーコート用シューズだと難しいかもしれません。
スケートもスキーも苦手と言う人は、いきなり助走をつけてスライドするのは少々危険です。
テニスでのスライドは、スケーティングとはちょっと違い片足にはなりません。
腰を低くする事がポイントなので、後ろ足も支えに使いスタンスを広くするのがコツです。
左足で蹴って右足を滑らせ始めますが、スタンスが1m以上に広がるまで、左足は動かさないようにします。
右の画像のように、左足を軸にして重心を前に移し、右足の膝を曲げながら前に出して行きます。
右足が前に出るに連れて膝を折って腰を落して行きます。
右足は踵重心にせず、足裏全体で滑るようにしましょう。
「ここで止まる」という時につま先に力を込めます。
右の画像は、ネット際に踏み込んでローボレーを拾うイメージのデモで、実際にスライドした実写ではありませんが、スライドを使うのはやっと届くボールで低い位置で拾う事になりますから、ほとんど似たようなスタンスになるでしょう。
この程度にスタンスを広くとり腰が落ちればつんのめる事はありません。
右足裏でスライドの感触が確かめられたら、少しずつ助走を付けて、スライドする距離を延ばす事に挑戦して下さい。
過去に掲載したスライディングステップを使う必要がある練習メニューも参考にご覧下さい。
後日新たな練習メニューも紹介します。
スケーティングはご存知ですか?
左足を蹴って右足一本で滑り出してゆく・・・アレです。
スケートやスキーが得意な人ならテニス初心者でも難なくこなせるでしょう。
そう言う人は、とにかく軽く一歩スライドしてみて下さい。
徐々にスライドする距離を延ばして行けばいいだけです。
新品のクレーコート用シューズだと難しいかもしれません。
スケートもスキーも苦手と言う人は、いきなり助走をつけてスライドするのは少々危険です。
テニスでのスライドは、スケーティングとはちょっと違い片足にはなりません。
腰を低くする事がポイントなので、後ろ足も支えに使いスタンスを広くするのがコツです。
左足で蹴って右足を滑らせ始めますが、スタンスが1m以上に広がるまで、左足は動かさないようにします。
右の画像のように、左足を軸にして重心を前に移し、右足の膝を曲げながら前に出して行きます。
右足が前に出るに連れて膝を折って腰を落して行きます。
右足は踵重心にせず、足裏全体で滑るようにしましょう。
「ここで止まる」という時につま先に力を込めます。
右の画像は、ネット際に踏み込んでローボレーを拾うイメージのデモで、実際にスライドした実写ではありませんが、スライドを使うのはやっと届くボールで低い位置で拾う事になりますから、ほとんど似たようなスタンスになるでしょう。
この程度にスタンスを広くとり腰が落ちればつんのめる事はありません。
右足裏でスライドの感触が確かめられたら、少しずつ助走を付けて、スライドする距離を延ばす事に挑戦して下さい。
過去に掲載したスライディングステップを使う必要がある練習メニューも参考にご覧下さい。
後日新たな練習メニューも紹介します。
2007年09月06日
【 手のひら と 手の甲 】
タイトルを見てピンと来た方も多い事でしょう。
ご想像の通りです。
「手のひら」はフォアハンドの面
「手の甲」はバックハンドの面
スイングが必要なサーブやストロークはもちろんですが、
ボレーの面づくりのトレーニングに「手のひら」「手の甲」は大いに役立ちます。
コートに立って練習する時はもちろんですが、
むしろラケットを持てない時に意識したい部分です。
飛んで来るボールのコースと、どこへ落す(配球する)かを想像(創造)し、
しっかり指を伸ばして「手のひら」「手の甲」で面を作ります。
手首の返し具合、巻き込み具合によって面の向きは変わります。
上半身の捻り、スタンスが加わればあらゆる方向への面ができます。
ハイバックボレーもね。
「ボレーは面」です。
スイングが加わればもちろん切れの良いボレーにはなります。
しかしいきなり100点は目指さない。
段階を踏んでマスターしていけば良いんです。
コントロールが定まらない内はスイングはせず、面の向きだけで狙った所へ落すボレーに徹しましょう。
引かない、振らない、飛ばしたければ踏み込む足を使います。
ストロークやサーブが難しいのは、同時に幾つもの事をやらなければならないから。
スイングしないボレーは実に動作がシンプルです。
レディーポジションの構えをおろそかにしないように・・・
ご想像の通りです。
「手のひら」はフォアハンドの面
「手の甲」はバックハンドの面
スイングが必要なサーブやストロークはもちろんですが、
ボレーの面づくりのトレーニングに「手のひら」「手の甲」は大いに役立ちます。
コートに立って練習する時はもちろんですが、
むしろラケットを持てない時に意識したい部分です。
飛んで来るボールのコースと、どこへ落す(配球する)かを想像(創造)し、
しっかり指を伸ばして「手のひら」「手の甲」で面を作ります。
手首の返し具合、巻き込み具合によって面の向きは変わります。
上半身の捻り、スタンスが加わればあらゆる方向への面ができます。
ハイバックボレーもね。
「ボレーは面」です。
スイングが加わればもちろん切れの良いボレーにはなります。
しかしいきなり100点は目指さない。
段階を踏んでマスターしていけば良いんです。
コントロールが定まらない内はスイングはせず、面の向きだけで狙った所へ落すボレーに徹しましょう。
引かない、振らない、飛ばしたければ踏み込む足を使います。
ストロークやサーブが難しいのは、同時に幾つもの事をやらなければならないから。
スイングしないボレーは実に動作がシンプルです。
レディーポジションの構えをおろそかにしないように・・・
2007年07月26日
【「どこ」を「どのように」叩くか 】
「どこ」を「どのように」叩くかを意識しましょう。
図はボールを真後ろから見たもの。
ボールの周囲の①~⑫は時計の文字盤をイメージしたもので、ボールと同じように真後ろから見た場合と、地面に平らに置いた場合の二通りで、面の向き、スイングの方向を考える目安にして下さい。
サーブを含めベースラインの後からヒットする打球に関して言えば、よほどの高い打点でない限り、ボールの上半分を叩いてネットを越える事はありえません。
ネットを越す軌道で打ち出す事が可能なヒッティングゾーンは、色分けした6つのゾーンの内、下半分の5つのゾーンになります。
上側ピンク色のゾーンを叩く事が可能なのは、ネット際でのダンクスマッシュくらいでしょう。
5色のゾーンは「中心付近:緑色ゾーン」 「右横:青色ゾーン」 「右下:水色ゾーン」 「左下:橙色ゾーン」 「左横:赤色ゾーン」とあくまでも便宜的に区切ったものですが・・・
ボールの「どこ」を「どのように」ヒットするかで回転と軌道は変わってきます。
「どこ」 は紛れもなくボールのどの部分か(ヒッティングポイント)です。
同じ色のゾーン内でも端と端とでは違ってきます。
「どのように」 はスイングが加わると少々複雑です。
「どのような面」 で 「どの方向」 へ 「どの程度のスピード」 で振り抜くか、
或いは振りぬかず「構えた面」でキャッチするか・・・
スイングの強さ、ガットのテンションの強さ如何で、ボールのつぶれ具合、ガットのたわみ具合も変わってきます。面の向け方によっては叩こうにも叩けないポイントもあります。
だからスイングが必要なショットは難しいんですね。
逆に、面の向きでほぼ決まるボレーは簡単なんです。
振り回しさえしなければ・・・
「どこ」を「どのように」ヒットするか、或いはキャッチするかを少し意識するだけで、テニスは確実に変わるはずです。どんなボールを打つか、想像(創造)力を働かせてください。
ちなみに、トップスピンサーブは、一般的に左下から右上方向〔後:⑦→①〕へ振り抜き、橙色ゾーンを叩くと説明されます。
しかし「トップスライスサーブ」と言う定義は、未だに理解できません。
どこをどのように叩いて、どのような回転が掛かるとトップスライスと呼ぶんでしょうか?
どなたか定義を明確にしていただけませんか。
図はボールを真後ろから見たもの。
ボールの周囲の①~⑫は時計の文字盤をイメージしたもので、ボールと同じように真後ろから見た場合と、地面に平らに置いた場合の二通りで、面の向き、スイングの方向を考える目安にして下さい。
サーブを含めベースラインの後からヒットする打球に関して言えば、よほどの高い打点でない限り、ボールの上半分を叩いてネットを越える事はありえません。
ネットを越す軌道で打ち出す事が可能なヒッティングゾーンは、色分けした6つのゾーンの内、下半分の5つのゾーンになります。
上側ピンク色のゾーンを叩く事が可能なのは、ネット際でのダンクスマッシュくらいでしょう。
5色のゾーンは「中心付近:緑色ゾーン」 「右横:青色ゾーン」 「右下:水色ゾーン」 「左下:橙色ゾーン」 「左横:赤色ゾーン」とあくまでも便宜的に区切ったものですが・・・
ボールの「どこ」を「どのように」ヒットするかで回転と軌道は変わってきます。
「どこ」 は紛れもなくボールのどの部分か(ヒッティングポイント)です。
同じ色のゾーン内でも端と端とでは違ってきます。
「どのように」 はスイングが加わると少々複雑です。
「どのような面」 で 「どの方向」 へ 「どの程度のスピード」 で振り抜くか、
或いは振りぬかず「構えた面」でキャッチするか・・・
スイングの強さ、ガットのテンションの強さ如何で、ボールのつぶれ具合、ガットのたわみ具合も変わってきます。面の向け方によっては叩こうにも叩けないポイントもあります。
だからスイングが必要なショットは難しいんですね。
逆に、面の向きでほぼ決まるボレーは簡単なんです。
振り回しさえしなければ・・・
「どこ」を「どのように」ヒットするか、或いはキャッチするかを少し意識するだけで、テニスは確実に変わるはずです。どんなボールを打つか、想像(創造)力を働かせてください。
ちなみに、トップスピンサーブは、一般的に左下から右上方向〔後:⑦→①〕へ振り抜き、橙色ゾーンを叩くと説明されます。
しかし「トップスライスサーブ」と言う定義は、未だに理解できません。
どこをどのように叩いて、どのような回転が掛かるとトップスライスと呼ぶんでしょうか?
どなたか定義を明確にしていただけませんか。
2007年07月19日
【 5度の違いで 】
5度は 5℃(温度)ではなく 5°(角度)です。
ストロークをどう振るか?
初心者・初級者のストロークのスイングは、
脇が開いた円弧運動になりがちです。
スイングが完全な円弧運動だと仮定すると、
打点が僅か 5°(手元で約9cm)ズレると、
ベースライン間 23.77m先での狂いは・・・
なんと 2.08mにもなるんです。
1°で約 40cm、10°狂えば 4mです。
コントロール性を向上させるには、インパクト前後で如何に直線的に振れるかが鍵です。
肘、グリップの動きが円弧を描かないように意識して下さい。
特にグリップを直線的に押し出すようにするとコースが安定してきます。
一般的にストロークのスイングはインサイドアウトと言われますが、スイングする方向をコントロール出来るようになると、インパクトポイントを変えずに打球方向を変えられます。
逆クロスに打つ時が図の赤い軌跡。
順クロスが青い軌跡。
赤と青の角度差が20°なので、
23.77m先では8m。
シングルスサイドライン間 8.23mの
両サイドに打ち分けられます。
ストロークをどう振るか?
初心者・初級者のストロークのスイングは、
脇が開いた円弧運動になりがちです。
スイングが完全な円弧運動だと仮定すると、
打点が僅か 5°(手元で約9cm)ズレると、
ベースライン間 23.77m先での狂いは・・・
なんと 2.08mにもなるんです。
1°で約 40cm、10°狂えば 4mです。
コントロール性を向上させるには、インパクト前後で如何に直線的に振れるかが鍵です。
肘、グリップの動きが円弧を描かないように意識して下さい。
特にグリップを直線的に押し出すようにするとコースが安定してきます。
一般的にストロークのスイングはインサイドアウトと言われますが、スイングする方向をコントロール出来るようになると、インパクトポイントを変えずに打球方向を変えられます。
逆クロスに打つ時が図の赤い軌跡。
順クロスが青い軌跡。
赤と青の角度差が20°なので、
23.77m先では8m。
シングルスサイドライン間 8.23mの
両サイドに打ち分けられます。
2007年06月11日
【ボレーの反応を良くするために】
フォアで打ったらフォアのまま、
バックで打ったらバックのまま、
レディーポジションへ戻す事が出来ずに次のボールに遅れる人
肘の曲げ伸ばしでボレーを打つ人
・・・の為に。
ボレーの反応が上手くいかない原因のひとつとして、構え方の問題があります。
肘をたたんで脇に引いてしまう状態からスタートするのが間違いの始まりです。
肘の曲がり具合と位置をチェックしてみて下さい。
肘が90°以下にたたまれていませんか?
脇腹の横、或いは後に引けていませんか?
その最初の構えが上手く行かない原因のひとつなんです。
肘をたたんで引いてしまうから、
肘の曲げ伸ばしで叩こうとするボレーになってしまうんです。
まるでハエタタキのように。
肘の曲げ伸ばしは基本的に使わない。
ハイバックボレー等、肘を主体的に使うボレーもあるのですが、
全般的にはむしろ肩関節を意識して使いましょう。
これで全て解決すれば万々歳なのですが、あくまでも「ひとつ」です。
でも、人によっては大きく変われる「ひとつ」のキーワードでもあります。
利き手のグリップが
オヘソのやや下・前方15~20cm位になるように構えてみましょう。
肘が脇腹より前になり、角度も少なくとも90°以上になったはずです。
ラケットヘッドが目線より高くて前方が見辛いという人は、
適度にグリップを身体に近付けるとともに、ラケットを若干バック寄りに傾けて構えましょう。
その構え方を、レディーポジションとして身体に覚えこませて下さい。
そして1本打つ度に出来るだけ早くレディーポジションへ戻しましょう。
打ったら戻す。戻す場所は「グリップをオヘソの前」です。
バックで打ったらバックのまま、
レディーポジションへ戻す事が出来ずに次のボールに遅れる人
肘の曲げ伸ばしでボレーを打つ人
・・・の為に。
ボレーの反応が上手くいかない原因のひとつとして、構え方の問題があります。
肘をたたんで脇に引いてしまう状態からスタートするのが間違いの始まりです。
肘の曲がり具合と位置をチェックしてみて下さい。
肘が90°以下にたたまれていませんか?
脇腹の横、或いは後に引けていませんか?
その最初の構えが上手く行かない原因のひとつなんです。
肘をたたんで引いてしまうから、
肘の曲げ伸ばしで叩こうとするボレーになってしまうんです。
まるでハエタタキのように。
肘の曲げ伸ばしは基本的に使わない。
ハイバックボレー等、肘を主体的に使うボレーもあるのですが、
全般的にはむしろ肩関節を意識して使いましょう。
これで全て解決すれば万々歳なのですが、あくまでも「ひとつ」です。
でも、人によっては大きく変われる「ひとつ」のキーワードでもあります。
利き手のグリップが
オヘソのやや下・前方15~20cm位になるように構えてみましょう。
肘が脇腹より前になり、角度も少なくとも90°以上になったはずです。
ラケットヘッドが目線より高くて前方が見辛いという人は、
適度にグリップを身体に近付けるとともに、ラケットを若干バック寄りに傾けて構えましょう。
その構え方を、レディーポジションとして身体に覚えこませて下さい。
そして1本打つ度に出来るだけ早くレディーポジションへ戻しましょう。
打ったら戻す。戻す場所は「グリップをオヘソの前」です。
2007年05月18日
【得意なショットは何ですか?】
ダブルスにおけるプレースタイルは・・・
並行陣ですか? それとも雁行陣?
相手により状況により様々な戦術を使い分けるという達人や、ストロークが得意で、ダウンザラインもショートクロスも自在に操れると言う人は別にして、どこに居て何をすれば良いのか、まだダブルスが良く判らないと言う人は、とにかく 並行陣 にトライしてみましょう。
ネットポジションに付くと、当然ですがボレー・スマッシュの機会が多くなります。
まだ得意と言えるショットが無いなら「ボレーが得意」になっちゃいましょうよ。
ロブが上がってスマッシュに自信がなかったら、とりあえずボレーで返せばいいんです。
毎日のように練習が出来る人なら別ですが、週一プレーヤーが総花的に全てのショットをレベルアップしようと思っても無理です。
一点集中して、まずはボレーから・・・。
そういう練習がしたいという人はどうぞ熊谷までお出かけ下さい。
並行陣ですか? それとも雁行陣?
相手により状況により様々な戦術を使い分けるという達人や、ストロークが得意で、ダウンザラインもショートクロスも自在に操れると言う人は別にして、どこに居て何をすれば良いのか、まだダブルスが良く判らないと言う人は、とにかく 並行陣 にトライしてみましょう。
ネットポジションに付くと、当然ですがボレー・スマッシュの機会が多くなります。
まだ得意と言えるショットが無いなら「ボレーが得意」になっちゃいましょうよ。
ロブが上がってスマッシュに自信がなかったら、とりあえずボレーで返せばいいんです。
毎日のように練習が出来る人なら別ですが、週一プレーヤーが総花的に全てのショットをレベルアップしようと思っても無理です。
一点集中して、まずはボレーから・・・。
そういう練習がしたいという人はどうぞ熊谷までお出かけ下さい。
2007年05月02日
【初級者教室:予測】
どんな回転のボールが、
どれほどのスピードで、
どこへ飛んでくるか、
そしてどこで弾んでどのような跳ね方をするか
・・・そもそもセーフなのかアウトなのか・・・
視覚反応時間(見て判断して手足が動くまで)は人によって差が有るが、
早い人で0.3秒、遅いと0.6秒程度らしい。
時速100kmのスピードボールが0.3秒の間に移動する距離は8.5m、0.6秒なら約17m。
0.3秒で打球のコースや球種を判断できるなら、ネットプレーは余裕充分だ。
しかし、反応時間が0.6秒の人だとやや問題となる。
打球スピードが時速150kmに上がると、0.3秒の12.5mは間に合うが、
0.6秒での25mはベースラインプレーでも怪しくなってくる。
視覚反応時間は早いに越した事はないので、適切な訓練方法があれば是非トライしたいものだが、インパクト以前に得られる情報(データ)で打球を予測する事が重要だろう。
相手はボールに余裕で追い付いたか最後の一歩でようやく届いたか、
スタンスはオープンかクローズドか、
腰は伸びているか充分に沈んでいるか、
上体は充分に捻られているか開いたままか、
テークバックは大きいか小さいか、
スイングスピード、スイング方向、上体の開き方、
踏み込み加減、そしてインパクトの音。
さらに選手の癖や実績も見逃せない予測データだ。
高い打点からはストレート、
ライジングショットはセンター、
バックは100%スライス・・・等々、
データに基く予測は確率論も絡むので当たり外れもあるが、一か八か賭けるしかない場面もある。
初級者のうちは、回転に悩まされる場面が多い。
ボレー練習でも、トップスピンとスライスをランダムに織り交ぜるとかなり面喰う様だ。
トップスピンの直後のスライスボールはフレームの上に当て、スライスの直後のトップスピンはローボレー・ハーフボレーすら出来ずに後逸すると言った按配だ。
スイングの方向、強さ、インパクトの音から球種を知る必要があるが、詰まる所経験を積むしかないか。
ビデオ録画の観察はきっと有効だと思う。
どれほどのスピードで、
どこへ飛んでくるか、
そしてどこで弾んでどのような跳ね方をするか
・・・そもそもセーフなのかアウトなのか・・・
視覚反応時間(見て判断して手足が動くまで)は人によって差が有るが、
早い人で0.3秒、遅いと0.6秒程度らしい。
時速100kmのスピードボールが0.3秒の間に移動する距離は8.5m、0.6秒なら約17m。
0.3秒で打球のコースや球種を判断できるなら、ネットプレーは余裕充分だ。
しかし、反応時間が0.6秒の人だとやや問題となる。
打球スピードが時速150kmに上がると、0.3秒の12.5mは間に合うが、
0.6秒での25mはベースラインプレーでも怪しくなってくる。
視覚反応時間は早いに越した事はないので、適切な訓練方法があれば是非トライしたいものだが、インパクト以前に得られる情報(データ)で打球を予測する事が重要だろう。
相手はボールに余裕で追い付いたか最後の一歩でようやく届いたか、
スタンスはオープンかクローズドか、
腰は伸びているか充分に沈んでいるか、
上体は充分に捻られているか開いたままか、
テークバックは大きいか小さいか、
スイングスピード、スイング方向、上体の開き方、
踏み込み加減、そしてインパクトの音。
さらに選手の癖や実績も見逃せない予測データだ。
高い打点からはストレート、
ライジングショットはセンター、
バックは100%スライス・・・等々、
データに基く予測は確率論も絡むので当たり外れもあるが、一か八か賭けるしかない場面もある。
初級者のうちは、回転に悩まされる場面が多い。
ボレー練習でも、トップスピンとスライスをランダムに織り交ぜるとかなり面喰う様だ。
トップスピンの直後のスライスボールはフレームの上に当て、スライスの直後のトップスピンはローボレー・ハーフボレーすら出来ずに後逸すると言った按配だ。
スイングの方向、強さ、インパクトの音から球種を知る必要があるが、詰まる所経験を積むしかないか。
ビデオ録画の観察はきっと有効だと思う。
2007年04月27日
【初級者教室:ボレーミス対策】
初心・初級段階では、ネット、サイドアウト、エンドアウトと言ったコントロールミス以前に、なぜか当らない、時に空振りというガッカリなミスが出てしまいます。
先週の初級者クラス練習での出来事でした。
ベースラインからの球出しで、ボレーヤーはネットから3mほどのポジション。
緩いアンダースピンの球出し。
腰から下のローボレーをドロップボレーにしてもらう練習でした。
もちろん皆さん真剣にボールは見ていました。
なのに、フレームの根元に当たるミスを連発。
稀にスロートの上を通過してゆきます。
特にフォアボレーが・・・です。
右方向へ少し踏み込まなくては届かないボールの時に多いようでした。
フォア・バックどちらに出すかはランダムという設定なので、緊張はしていたのかもしれません。
「距離感」がつかめていない。
ボールとの適度な距離を保つ感覚が養われていない。
経験不足だから仕方ないと言ってしまえばそれまでなのですが、繰り返し観ているうちにある事に気付きました。
バックハンドで面をセットする際はシングルハンドの人でも左手が添えられているのでラケットが大きく体から離れる事が少ないのですが、フォアだと左手が早い段階で離れ右腕だけでボールの軌道に近づけようと大きく脇を開けラケットも寝かせて右に突き出されてしまうんです。
さらに左足を右方向に踏み込むから行き過ぎてしまう。・・・のではないか、いや・・・きっとそうだ。
そこで提案した改善策は、フォアの場合でも「面のセットまでは左手の支えを離さない」というものです。左手の支えを離さなければ右脇が大きく開きラケットが寝てしまう事はありません。
ストローク練習で上半身の捻りが使えていない人にも有効な方法です。
その結果、根元に当るミスは皆無にはならなりませんでしたが格段に減りました。
しかし根本的に距離感を養うトレーニングは必要でしょう。
一人ボレーを宿題にしました。
さぁ、今度の日曜日が楽しみです。
ベテランになっても、上側のフレームに当てるミスって時々でますよね。
皆さんはそんな時になぜミスが発生したか分析していますか。
DJはドロップボレーを意図した時です。上向きの面でキャッチするだけでバックスピンは自然に掛かるんだよと普段は説明していますが、実戦となるとより強いバックスピンを掛けたい思いがラケットワークに現れ、時々ミスします。
球出し練習でそういうミスが多い人は、やはり面が上から下に動いているケースがほとんどです。
いわゆる「切る」様な操作が出てしまっているんです。
ボレーの面の使い方はボールの軌道の上から入ると説明する教本もありますから決して間違いではないのですが、確たるインパクトポイントがつかめていない人にはまだ無理な操作かもしれません。
そういうミスの多い人には、「逆に下のフレームに当てるつもりで受けてみて」と言っています。
実際に下のフレームに当てられたら大したものですが、意外や意外、これで真ん中に当たるんですよ。
今度フレームの根元に当たってしまう初心者には「フレームトップに当てるつもりで」と言ってみようと思っています。
先週の初級者クラス練習での出来事でした。
ベースラインからの球出しで、ボレーヤーはネットから3mほどのポジション。
緩いアンダースピンの球出し。
腰から下のローボレーをドロップボレーにしてもらう練習でした。
もちろん皆さん真剣にボールは見ていました。
なのに、フレームの根元に当たるミスを連発。
稀にスロートの上を通過してゆきます。
特にフォアボレーが・・・です。
右方向へ少し踏み込まなくては届かないボールの時に多いようでした。
フォア・バックどちらに出すかはランダムという設定なので、緊張はしていたのかもしれません。
「距離感」がつかめていない。
ボールとの適度な距離を保つ感覚が養われていない。
経験不足だから仕方ないと言ってしまえばそれまでなのですが、繰り返し観ているうちにある事に気付きました。
バックハンドで面をセットする際はシングルハンドの人でも左手が添えられているのでラケットが大きく体から離れる事が少ないのですが、フォアだと左手が早い段階で離れ右腕だけでボールの軌道に近づけようと大きく脇を開けラケットも寝かせて右に突き出されてしまうんです。
さらに左足を右方向に踏み込むから行き過ぎてしまう。・・・のではないか、いや・・・きっとそうだ。
そこで提案した改善策は、フォアの場合でも「面のセットまでは左手の支えを離さない」というものです。左手の支えを離さなければ右脇が大きく開きラケットが寝てしまう事はありません。
ストローク練習で上半身の捻りが使えていない人にも有効な方法です。
その結果、根元に当るミスは皆無にはならなりませんでしたが格段に減りました。
しかし根本的に距離感を養うトレーニングは必要でしょう。
一人ボレーを宿題にしました。
さぁ、今度の日曜日が楽しみです。
ベテランになっても、上側のフレームに当てるミスって時々でますよね。
皆さんはそんな時になぜミスが発生したか分析していますか。
DJはドロップボレーを意図した時です。上向きの面でキャッチするだけでバックスピンは自然に掛かるんだよと普段は説明していますが、実戦となるとより強いバックスピンを掛けたい思いがラケットワークに現れ、時々ミスします。
球出し練習でそういうミスが多い人は、やはり面が上から下に動いているケースがほとんどです。
いわゆる「切る」様な操作が出てしまっているんです。
ボレーの面の使い方はボールの軌道の上から入ると説明する教本もありますから決して間違いではないのですが、確たるインパクトポイントがつかめていない人にはまだ無理な操作かもしれません。
そういうミスの多い人には、「逆に下のフレームに当てるつもりで受けてみて」と言っています。
実際に下のフレームに当てられたら大したものですが、意外や意外、これで真ん中に当たるんですよ。
今度フレームの根元に当たってしまう初心者には「フレームトップに当てるつもりで」と言ってみようと思っています。
2007年04月10日
【初級者教室:ウォークショット】
1月18日付けコラム【練習メニュー:チップ&チャージ】でウオークショット(walk-shot)がお勧めですと書いたまま、解説を忘れていました。
歩きながら打つショットと言う意味で使っています。
リターンを打ってからネットへ詰めるのではなく、詰めて行く歩みの途中でヒットするというショットです。
walk-shotという表現では外国人には通じないかも・・・ですね。
速い1stサーブでは歩いて前へ詰めながらなんて余裕はありませんから、ウオークショットが使えるのはあくまでもスピードが緩めで、リターンのヒッティングポイントをネット寄りに踏み込む事が出来るサーブの時に可能となるショットです。
右図にフォアハンドリターンでのステップの一例を示します。
DJは左足を下げてサーブを待ちますが、スタンス・タイミングのとり方は色々試してみてください。
サーバーのインパクトに合わせて軽くスプリットステップし、着地後の1歩目の左足を蹴って歩を進めます。僅かに遅れて着地する2歩目の右足を踏み出しながらテークバックを始めます。3~4歩目でテークバック完了し、5歩目の左足の踏み出しとラケットスイングをシンクロさせます。インパクト後もネットへの歩みは止めず、次の相手の返球に合わせてスプリットステップで反応します。
walk-shotでのリターンに大きなテークバックとフォロースルーは不要です。
walk-shotを使う目的は、ネットポジションをとるためであってリターンエースを奪う事ではないからです。
ボレーに少しだけスイングを加えた程度。
それでも前へ歩んでいる重心移動があるため、下手にスイングするよりいいリターンが返ります。
フォロースルーはラケットヘッドが正面を向いた所まで。
そこで次のボレーに備えます。
バックハンドでのリターンの場合もDJのステップの1歩目はフォアと変わらず左足からです。ただ、フォアの場合ほとんど歩行と同じ足の出し方で下半身はオープンスタンスですが、バックハンドの場合は4歩目でしっかりとクローズドスタンスをとりテークバックを完了します。そして5歩目の左足は右足の後でクロスするキャリオカステップを使います。キャリオカが難しければ、クロスステップでもOKです。
さぁウォークショットでネットプレーにどんどんチャレンジしてください。
ダブルスが100倍楽しくなりますよ。
ウォークショットの練習をしてみたくなりましたか?
5月連休にでも熊谷へお出かけください。
中・上級者向けになりますが、
速いサーブに対しても、1・2歩目で素早くテークバックを完了し、3歩目の踏み込みとリターンインパクトをシンクロさせれば、ネットダッシュが可能です。
歩きながら打つショットと言う意味で使っています。
リターンを打ってからネットへ詰めるのではなく、詰めて行く歩みの途中でヒットするというショットです。
walk-shotという表現では外国人には通じないかも・・・ですね。
速い1stサーブでは歩いて前へ詰めながらなんて余裕はありませんから、ウオークショットが使えるのはあくまでもスピードが緩めで、リターンのヒッティングポイントをネット寄りに踏み込む事が出来るサーブの時に可能となるショットです。
右図にフォアハンドリターンでのステップの一例を示します。
DJは左足を下げてサーブを待ちますが、スタンス・タイミングのとり方は色々試してみてください。
サーバーのインパクトに合わせて軽くスプリットステップし、着地後の1歩目の左足を蹴って歩を進めます。僅かに遅れて着地する2歩目の右足を踏み出しながらテークバックを始めます。3~4歩目でテークバック完了し、5歩目の左足の踏み出しとラケットスイングをシンクロさせます。インパクト後もネットへの歩みは止めず、次の相手の返球に合わせてスプリットステップで反応します。
walk-shotでのリターンに大きなテークバックとフォロースルーは不要です。
walk-shotを使う目的は、ネットポジションをとるためであってリターンエースを奪う事ではないからです。
ボレーに少しだけスイングを加えた程度。
それでも前へ歩んでいる重心移動があるため、下手にスイングするよりいいリターンが返ります。
フォロースルーはラケットヘッドが正面を向いた所まで。
そこで次のボレーに備えます。
バックハンドでのリターンの場合もDJのステップの1歩目はフォアと変わらず左足からです。ただ、フォアの場合ほとんど歩行と同じ足の出し方で下半身はオープンスタンスですが、バックハンドの場合は4歩目でしっかりとクローズドスタンスをとりテークバックを完了します。そして5歩目の左足は右足の後でクロスするキャリオカステップを使います。キャリオカが難しければ、クロスステップでもOKです。
さぁウォークショットでネットプレーにどんどんチャレンジしてください。
ダブルスが100倍楽しくなりますよ。
ウォークショットの練習をしてみたくなりましたか?
5月連休にでも熊谷へお出かけください。
中・上級者向けになりますが、
速いサーブに対しても、1・2歩目で素早くテークバックを完了し、3歩目の踏み込みとリターンインパクトをシンクロさせれば、ネットダッシュが可能です。
2007年04月02日
【初級者教室:トスが一段落したら】
左手が終わったら、次は右手・・・スイングの練習です。
トスが上手く上がらない内はやってはいけません。と言う訳では有りません。早く上手くなりたいなら並行して、ただし別々に区切りをつけてやりましょう。
ちゃんとラケットヘッドが廻る人は、トスアップから通して素振りを重ねましょう。
トスが安定してきたら、もちろんオンコートで狙いを定めて打ってみましょう。
問題はラケットヘッドが廻らない人です。
このような方にボール投げをさせてみると、地面に叩きつけてしまう人が多くないですか?
もちろんネットのずっと手前の地面に・・・です。
手首に力が入り過ぎているんですよね。
左手のトスは肩関節だけを使うと言いましたが、
右手のスイングは手首・肘・肩全ての関節を使います。
右腕に力が入りっぱなしだと特に手首が上手く使えなくなります。
トスアップ完了の万歳ポーズからいよいよスイングに入ると、肘がボールに向かう一方、手首を返してラケットヘッドが真下に向かって廻っていきます。(写真参照)
この時、手首に力が入り過ぎているか、元々手首が固い(柔軟性がない)又は肘が低いとラケットヘッドが落ちません。
手首のストレッチ(特に甲側に曲げる)を日常的にやりましょう。
手首のスナップ(甲側に返してすぐに戻す)だけでボールを投げる練習もやってみましょう。
甲側に返した時にボールが離れない程度にとにかく軽く掴んで、可能な限り力を抜く事がポイントです。
ボール投げは、ピッチャーより外野手の遠投。
DJは真上に投げ上げる練習をお勧めしています。
真上に投げ上げるには、上体の反りとしっかり上を向く事が不可欠で、これがサーブのフォームに通じます。
10mも投げ上げられるようになれば、いつの間にかラケットヘッドも問題なく廻っている事でしょう。
自分で真上に投げ上げて、そのボールをキャッチしに行く。
30回もやればいいウォーミングアップになりますよ。
まったく動かなくても済むくらい真上に投げられるようになるとアップにはなりませんが・・・。
トスが上手く上がらない内はやってはいけません。と言う訳では有りません。早く上手くなりたいなら並行して、ただし別々に区切りをつけてやりましょう。
ちゃんとラケットヘッドが廻る人は、トスアップから通して素振りを重ねましょう。
トスが安定してきたら、もちろんオンコートで狙いを定めて打ってみましょう。
問題はラケットヘッドが廻らない人です。
このような方にボール投げをさせてみると、地面に叩きつけてしまう人が多くないですか?
もちろんネットのずっと手前の地面に・・・です。
手首に力が入り過ぎているんですよね。
左手のトスは肩関節だけを使うと言いましたが、
右手のスイングは手首・肘・肩全ての関節を使います。
右腕に力が入りっぱなしだと特に手首が上手く使えなくなります。
トスアップ完了の万歳ポーズからいよいよスイングに入ると、肘がボールに向かう一方、手首を返してラケットヘッドが真下に向かって廻っていきます。(写真参照)
この時、手首に力が入り過ぎているか、元々手首が固い(柔軟性がない)又は肘が低いとラケットヘッドが落ちません。
手首のストレッチ(特に甲側に曲げる)を日常的にやりましょう。
手首のスナップ(甲側に返してすぐに戻す)だけでボールを投げる練習もやってみましょう。
甲側に返した時にボールが離れない程度にとにかく軽く掴んで、可能な限り力を抜く事がポイントです。
ボール投げは、ピッチャーより外野手の遠投。
DJは真上に投げ上げる練習をお勧めしています。
真上に投げ上げるには、上体の反りとしっかり上を向く事が不可欠で、これがサーブのフォームに通じます。
10mも投げ上げられるようになれば、いつの間にかラケットヘッドも問題なく廻っている事でしょう。
自分で真上に投げ上げて、そのボールをキャッチしに行く。
30回もやればいいウォーミングアップになりますよ。
まったく動かなくても済むくらい真上に投げられるようになるとアップにはなりませんが・・・。
2007年03月29日
【初級者教室:トスアップの練習・・・その2】
トスを上げる時、膝の屈伸の反動を使う人がいます。
当然ではありますが、初心者・初級者に多く見られます。
ボールを持った手を一旦下に下げる時に膝を屈曲させ、その膝を伸ばしながらヨイショとトスを上げる訳です。その結果トスが上がった時には膝が伸びきってしまい、棒立ち状態でスイングへ入らざるを得なくなってしまう・・・と言う訳です。
そう言う人の矯正方法を紹介します。
癖のない模範的なプレーヤーのビデオや連続写真を観察してもらいそれを模倣すると言うのも大切な過程ではありますが、サーブのチェックポイントは結構多いので、全てを一度に頭に詰め込んで実践しようとしてもまず無理でしょう。
まずトスアップからしっかり習得してしまいましょう。
膝の反動を使う人の多くは、肘の曲げ伸ばしも使って居る事が多いようです。
左肘を曲げた状態からスタートしてしまう事がそもそもボタンの掛け違いです。
トスアップで使う腕の関節は肩関節だけ。
肘と手首は使わないと言い聞かせ、左太ももの前のダウンポジションへセットするところからスタートしましょう。
左肩に意識を集中し、腕の振り上げだけを繰り返し練習します。
スタンスは肩幅程度で左足に重心を載せて真っ直ぐ立ちます。
右足を浮かせても頭がぐらつかないように。
下半身を固め、肘と手首は伸ばしたままゆっくり左腕を振り上げ、指先が天空を指したら1秒間静止して、ゆっくりスタートポジションに下ろしてきます。これを何度か繰り返します。
次に左腕の振り上げと共に、上体を反るようにします。
下半身を固めたまま反るのは結構きついはずなので、反る時に左膝を軽く曲げるようにしてみましょう。
左膝を軽く曲げる事で反りも楽になり左腕の振り上げに連動した膝の溜めが自然とできるようになったはずです。
トスアップしたボールも見易くなったでしょう。
左腕の振り上げ、反り、左膝の軽い曲げ・・・これが無意識でも連動して出来るように繰り返しシャドウトスアップを繰り返してください。
この手順を踏んでもまだ、反動を付ける癖が抜けない人は、以下の方法を試してください。
足が使えない状態で練習を開始します。
コートに膝を付き、両かかとに尻をおろしてしゃがみます。
左手を下げてもギリギリ地面には付かないはずです。
その体勢のまま、左腕(肩)だけに意識を集中してトスアップします。
腕はできるだけゆっくり振り上げましょう。
勢いを付けて振り上げなくても、足の反動を使わなくてもトスは上がるという事を実感しましょう。
トスアップが安定する事が、サーブの確率アップの第一歩であり必要不可欠な条件です。練習頑張ってください。
当然ではありますが、初心者・初級者に多く見られます。
ボールを持った手を一旦下に下げる時に膝を屈曲させ、その膝を伸ばしながらヨイショとトスを上げる訳です。その結果トスが上がった時には膝が伸びきってしまい、棒立ち状態でスイングへ入らざるを得なくなってしまう・・・と言う訳です。
そう言う人の矯正方法を紹介します。
癖のない模範的なプレーヤーのビデオや連続写真を観察してもらいそれを模倣すると言うのも大切な過程ではありますが、サーブのチェックポイントは結構多いので、全てを一度に頭に詰め込んで実践しようとしてもまず無理でしょう。
まずトスアップからしっかり習得してしまいましょう。
膝の反動を使う人の多くは、肘の曲げ伸ばしも使って居る事が多いようです。
左肘を曲げた状態からスタートしてしまう事がそもそもボタンの掛け違いです。
トスアップで使う腕の関節は肩関節だけ。
肘と手首は使わないと言い聞かせ、左太ももの前のダウンポジションへセットするところからスタートしましょう。
左肩に意識を集中し、腕の振り上げだけを繰り返し練習します。
スタンスは肩幅程度で左足に重心を載せて真っ直ぐ立ちます。
右足を浮かせても頭がぐらつかないように。
下半身を固め、肘と手首は伸ばしたままゆっくり左腕を振り上げ、指先が天空を指したら1秒間静止して、ゆっくりスタートポジションに下ろしてきます。これを何度か繰り返します。
次に左腕の振り上げと共に、上体を反るようにします。
下半身を固めたまま反るのは結構きついはずなので、反る時に左膝を軽く曲げるようにしてみましょう。
左膝を軽く曲げる事で反りも楽になり左腕の振り上げに連動した膝の溜めが自然とできるようになったはずです。
トスアップしたボールも見易くなったでしょう。
左腕の振り上げ、反り、左膝の軽い曲げ・・・これが無意識でも連動して出来るように繰り返しシャドウトスアップを繰り返してください。
この手順を踏んでもまだ、反動を付ける癖が抜けない人は、以下の方法を試してください。
足が使えない状態で練習を開始します。
コートに膝を付き、両かかとに尻をおろしてしゃがみます。
左手を下げてもギリギリ地面には付かないはずです。
その体勢のまま、左腕(肩)だけに意識を集中してトスアップします。
腕はできるだけゆっくり振り上げましょう。
勢いを付けて振り上げなくても、足の反動を使わなくてもトスは上がるという事を実感しましょう。
トスアップが安定する事が、サーブの確率アップの第一歩であり必要不可欠な条件です。練習頑張ってください。
2007年03月25日
【初級者教室:トスアップの練習】
サーブが安定しない人に共通な根源的な問題・・・
それは「トス」のバラツキだと思います。
本来打つべき場所ではなく、上がった場所でやむを得ず打っているためフォームが崩れ、打球の方向がバラツクという因果関係です。
フォームのバランスとして(右利きの場合)、左足つま先、左膝、左腰、左肩、左手指先を結ぶ軸を意識できていますか?
トスアップリリース直後のフォーム(通称「万歳ポーズ」)でこの軸が意識できれば、少々トスがばらついても、軸の倒し方で打点を修正する事が出来るようになります。
一般的に球種を打ち分けるにはトスの位置を変えると教えます。
しかし、トスの位置を変えるサーブは相手に球種を読まれるという弱点があります。
故に上級者は、トスの位置ではなく軸の倒し方とスイング方向、回内のタイミングの微妙な調整で打点を変え、自在に球種を操ります。
初級段階ではまず出来るだけ同じ場所にトスを上げられるように練習しましょう。
トスアップだけを徹底的に繰り返します。ラケットは持っても持たなくても構いません。
リリースポイントが早い(低い)ほど狂いは大きくなります。
同じ場所に安定して上げるには、
「リリースポイントをいつも同じ高さで、なおかつ出来るだけ高い位置にする」事です。
リリースポイントの目安としては、自分の眼の高さです。
肘はしっかり伸ばしておきます。肘と手首は使いません。肩関節だけを使ってトスアップします。
腕の振り上げも出来るだけゆったりとしたスピードにしましょう。
低い位置で放り上げる人は、ボールが離れた所で左腕が止まってしまいます。
左腕はボールが離れたら終わりではなく、しっかり天空を指すまで振り上げましょう。
高い位置でリリースできるようになる練習方法を紹介します。
リリースせずに腕を耳の横まで振り上げます。
ゆったりと腕を振り上げながらここでリリースだ・・・というポイント(高さ)だけはしっかり意識します。
最低二度リリースせずに振り上げ、三度目にリリースします。
これを繰り返します。
意図した場所にトスを上げられるようになるまでボールは打ちません。
意図しない場所に上がったボールを打っても結果は見えてますからね。
『動画:toss練習方法』
・・・mpgファイルなのでWindows Media Player等で再生できます。
ボールの持ち方はリリースし易ければどんな持ち方でも良いと思いますが、手のひら全体ですっぽり包んでしまうと指先に引っ掛かりやすくバラツク原因になるので、指先で掴む方が良いと思います。手のひらを上に向け、人差し指から小指の第1第2関節上にボールを載せ親指を上から軽く添えます。
ボールを2個持っても意図したトスが上げられるようになれば、もうトスだけの練習は卒業です。
それは「トス」のバラツキだと思います。
本来打つべき場所ではなく、上がった場所でやむを得ず打っているためフォームが崩れ、打球の方向がバラツクという因果関係です。
フォームのバランスとして(右利きの場合)、左足つま先、左膝、左腰、左肩、左手指先を結ぶ軸を意識できていますか?
トスアップリリース直後のフォーム(通称「万歳ポーズ」)でこの軸が意識できれば、少々トスがばらついても、軸の倒し方で打点を修正する事が出来るようになります。
一般的に球種を打ち分けるにはトスの位置を変えると教えます。
しかし、トスの位置を変えるサーブは相手に球種を読まれるという弱点があります。
故に上級者は、トスの位置ではなく軸の倒し方とスイング方向、回内のタイミングの微妙な調整で打点を変え、自在に球種を操ります。
初級段階ではまず出来るだけ同じ場所にトスを上げられるように練習しましょう。
トスアップだけを徹底的に繰り返します。ラケットは持っても持たなくても構いません。
リリースポイントが早い(低い)ほど狂いは大きくなります。
同じ場所に安定して上げるには、
「リリースポイントをいつも同じ高さで、なおかつ出来るだけ高い位置にする」事です。
リリースポイントの目安としては、自分の眼の高さです。
肘はしっかり伸ばしておきます。肘と手首は使いません。肩関節だけを使ってトスアップします。
腕の振り上げも出来るだけゆったりとしたスピードにしましょう。
低い位置で放り上げる人は、ボールが離れた所で左腕が止まってしまいます。
左腕はボールが離れたら終わりではなく、しっかり天空を指すまで振り上げましょう。
高い位置でリリースできるようになる練習方法を紹介します。
リリースせずに腕を耳の横まで振り上げます。
ゆったりと腕を振り上げながらここでリリースだ・・・というポイント(高さ)だけはしっかり意識します。
最低二度リリースせずに振り上げ、三度目にリリースします。
これを繰り返します。
意図した場所にトスを上げられるようになるまでボールは打ちません。
意図しない場所に上がったボールを打っても結果は見えてますからね。
『動画:toss練習方法』
・・・mpgファイルなのでWindows Media Player等で再生できます。
ボールの持ち方はリリースし易ければどんな持ち方でも良いと思いますが、手のひら全体ですっぽり包んでしまうと指先に引っ掛かりやすくバラツク原因になるので、指先で掴む方が良いと思います。手のひらを上に向け、人差し指から小指の第1第2関節上にボールを載せ親指を上から軽く添えます。
ボールを2個持っても意図したトスが上げられるようになれば、もうトスだけの練習は卒業です。
2007年03月22日
【初級者教室:サーブ改造】
サーブの確率アップを課題にしているみなさん、目標のサーブはモノにできましたか。
週末プレーヤーがあれもこれも総花的にレベルアップさせようとしてもまず無理です。
期限を区切って、5月連休までにサーブ改造に取り組んでみませんか?
「二兎を追うものは一兎をも得ず」
1stも2ndも安定していないなら、しっかり振って回転で落せる2nd一本に絞って練習する事をお勧めします。
ただ闇雲にボールを打つ練習をしても下手を固めるだけと言う事になってしまうんです。
サーブはとにかく素振りで改善しましょう。
「ボールのどこを、どう叩くか」と言う事を意識してやってみましょう。
理想のフォームとの乖離をチェックしながら、1本ずつていねいに素振りを積み重ねましょう。
サーブに限りませんが、自分のプレーを客観的に観察した事がありますか?
改善の第一歩は、現状把握です。ありのままの自分を知る事が第一歩です。
ビデオ録画・再生環境は一昔前に比べ格段に便利になりました。
真空波動研なら、超スロー再生が可能ですから、一番知りたいインパクトの瞬間とその前後のラケットワーク、フォーム全般もしっかり確認できます。
お気に入りのプロのプレーと比較すれば、どこが違うか一目瞭然です。
改造に取り掛かったら、真似たつもりの自分のプレーも随時映し撮って較べてみましょう。
素振りの時のフォームと、実際にボールを打った時のフォームも較べてみましょう。
改善すべき箇所が練習の進展に応じて明確になってくるはずです。
1日100本の素振り・・・無理な数字ですか?
週末プレーヤーがあれもこれも総花的にレベルアップさせようとしてもまず無理です。
期限を区切って、5月連休までにサーブ改造に取り組んでみませんか?
「二兎を追うものは一兎をも得ず」
1stも2ndも安定していないなら、しっかり振って回転で落せる2nd一本に絞って練習する事をお勧めします。
ただ闇雲にボールを打つ練習をしても下手を固めるだけと言う事になってしまうんです。
サーブはとにかく素振りで改善しましょう。
「ボールのどこを、どう叩くか」と言う事を意識してやってみましょう。
理想のフォームとの乖離をチェックしながら、1本ずつていねいに素振りを積み重ねましょう。
サーブに限りませんが、自分のプレーを客観的に観察した事がありますか?
改善の第一歩は、現状把握です。ありのままの自分を知る事が第一歩です。
ビデオ録画・再生環境は一昔前に比べ格段に便利になりました。
真空波動研なら、超スロー再生が可能ですから、一番知りたいインパクトの瞬間とその前後のラケットワーク、フォーム全般もしっかり確認できます。
お気に入りのプロのプレーと比較すれば、どこが違うか一目瞭然です。
改造に取り掛かったら、真似たつもりの自分のプレーも随時映し撮って較べてみましょう。
素振りの時のフォームと、実際にボールを打った時のフォームも較べてみましょう。
改善すべき箇所が練習の進展に応じて明確になってくるはずです。
1日100本の素振り・・・無理な数字ですか?
2007年03月19日
【初級者教室】・・・フットワークの磨き方
『フットワークの良さ(コートカバーリング能力)は、単に足の速さだけで決まるものではなく、ポジショニングや予測によっても大きく変わる』
とは言うものの・・・脚力がなくて良い訳が無い。
予測力を磨きポジショニングも工夫した上で、最適な打点に入るためには足を動かさなければ話にならない。トーナメントで勝ち上がっても2・3戦目で痙攣するような足では情けない。
短距離走も速く、10km走もモノともしない持久力もあり、片足スクワットが出来るほどの筋力もあれば言う事は無い。さらにラダーなどを使ったアジリティトレーニングで絡む事も無い俊敏性があればもちろん言うことは無いが・・・ないものねだりをしても始まらない。
誰に促されるまでもなく様々なトレーニングに取り組んでいるアスリートはもちろん沢山居るだろう。その一方、上手くはなりたいんだけど、トレーニングが続かないと言う人もかなり居る。
そう言う人に限って、目からウロコの一言、1週間で3kgのお手軽ダイエット的な特効薬を探し回っては居ないだろうか。
そんな魔法の薬は無いが、トレーニング嫌いにも今日から出来る、ささやかだが効果の高いトレーニングを紹介したい。
何と言っても一押しのメニューは「縄跳び」だ。
なんだ縄跳びかと言うなかれ。
1日僅か5分、1000回も跳べば、俊敏性に欠かせないむこうずねの筋肉が少しずつ育つ。
1分200回、そんなに速く跳べなければ、もちろん可能な速さで始めればいい。
連日の残業でトレーニングの時間がとれないとお嘆きの方でも5分なら何とかなるだろう。
1週間も続ければ週末のコートでの動きに明らかな違いが感じられるはずだ。
ボクサーがやっているようなステップワークを目指そう。
もうひとつ、・・・ながらでも出来る「つま先スクワット」。
爪先立ちになるだけ。
踵をあげ、爪先立ちになりゆっくり降ろす。
片足ずつでも良いし、両足同時でもいい。
辛くなったら休み、回復したら再開する。
DJは歯磨きしながらやる事が多い。通勤電車の中でも出来る。
もっと出来そうだと感じてきたら、「開脚スクワット」。
ローボレーで踏み込んだ状況をイメージし、後足の膝が床に着く位まで腰を落とし、前足の太もものうしろハムストリングを意識しながら両膝を伸ばす。
これも歯磨きしながら、テレビ見ながら出来る。
とは言うものの・・・脚力がなくて良い訳が無い。
予測力を磨きポジショニングも工夫した上で、最適な打点に入るためには足を動かさなければ話にならない。トーナメントで勝ち上がっても2・3戦目で痙攣するような足では情けない。
短距離走も速く、10km走もモノともしない持久力もあり、片足スクワットが出来るほどの筋力もあれば言う事は無い。さらにラダーなどを使ったアジリティトレーニングで絡む事も無い俊敏性があればもちろん言うことは無いが・・・ないものねだりをしても始まらない。
誰に促されるまでもなく様々なトレーニングに取り組んでいるアスリートはもちろん沢山居るだろう。その一方、上手くはなりたいんだけど、トレーニングが続かないと言う人もかなり居る。
そう言う人に限って、目からウロコの一言、1週間で3kgのお手軽ダイエット的な特効薬を探し回っては居ないだろうか。
そんな魔法の薬は無いが、トレーニング嫌いにも今日から出来る、ささやかだが効果の高いトレーニングを紹介したい。
何と言っても一押しのメニューは「縄跳び」だ。
なんだ縄跳びかと言うなかれ。
1日僅か5分、1000回も跳べば、俊敏性に欠かせないむこうずねの筋肉が少しずつ育つ。
1分200回、そんなに速く跳べなければ、もちろん可能な速さで始めればいい。
連日の残業でトレーニングの時間がとれないとお嘆きの方でも5分なら何とかなるだろう。
1週間も続ければ週末のコートでの動きに明らかな違いが感じられるはずだ。
ボクサーがやっているようなステップワークを目指そう。
もうひとつ、・・・ながらでも出来る「つま先スクワット」。
爪先立ちになるだけ。
踵をあげ、爪先立ちになりゆっくり降ろす。
片足ずつでも良いし、両足同時でもいい。
辛くなったら休み、回復したら再開する。
DJは歯磨きしながらやる事が多い。通勤電車の中でも出来る。
もっと出来そうだと感じてきたら、「開脚スクワット」。
ローボレーで踏み込んだ状況をイメージし、後足の膝が床に着く位まで腰を落とし、前足の太もものうしろハムストリングを意識しながら両膝を伸ばす。
これも歯磨きしながら、テレビ見ながら出来る。
2006年11月22日
バックハンドストロークスライスショット
「スライス」・・・サーブならサイドスピンですが、ストロークではバックスピン回転ですね。
回転方向を指すのではなくボールを削ぐようなスイングに由来しているのでしょうか。
さて、皆さんはバックハンドスライスを打ちますか?
ダブルハンドの人は滅多に使わないかも知れませんね。
下図は、右利きの人のバックハンドスライスのスイングを右側面から見たイメージです。
No.1~8までのグレーの縦線を横切る赤いラインがスイング軌道。
グレーの縦線上に配した鶯色の短い線がラケット面。インパクト時のNo.5だけ赤色です。
Aはテークバックで開いた面をインパクトに向けて立てて行きます。
Bはテークバックからインパクトまで面の向きが変わりません。
ABどちらが強いバックスピンが掛かるか、一目瞭然ですよね。
一貫して面の向きが変わらないBでは、当然ながらラケットの下側のフレームと上側のフレームのスイングスピードは同じです。
しかしAでは、上側のフレームがより長い距離を振られるため下側のフレームよりスピードが速くなります。図では徐々に面を起しているように描いていますが、実際にはボールの下半分を下側フレームで削ぐようにスイングを開始し、サーブの回内と同様に、可能な限りインパクト直前で面を立てる事により、より鋭く伸びのあるバックスピンが掛かるようになります。
初めてバックハンドスライスにチャレンジする方は、いきなりAのスイングを目指すのではなくBのスイングから徐々にAへトライしてみて下さい。
ちなみに図はスペースの都合でNo.8で終わっていますが、深いボールを打つ場合はフォロースルーは出来るだけネット方向に長くとりましょう。
ラケットヘッドが打球方向を指すように。
シュティヒーグラフを想い出してください。
クローズドスタンスで右肩越しにボールを見て、右足に重心を移しながらスイングします。
インパクト後も身体を開かないようにしましょう。
アプローチショットとして使う場合は、キャリオカステップを使います。
因みに、テニス365レッスンメニューの中にもスライス編があります。
Vol.2片手打ちバックハンドのキーポイント:下巻(スライス編)
この中でインパクト後のスイングを合成したフェデラーの写真が使われているのですが、ブロックリターンかドロップショットのスイングではないかと思うのですがいかがでしょうか。
いずれにしても長い距離を飛ばすショットではなさそうです。
テニス365スタッフの方にお願いです。
グラフのバックハンドスライスの連続写真があったら是非レッスンのコンテンツに掲載していただけないでしょうか。
回転方向を指すのではなくボールを削ぐようなスイングに由来しているのでしょうか。
さて、皆さんはバックハンドスライスを打ちますか?
ダブルハンドの人は滅多に使わないかも知れませんね。
下図は、右利きの人のバックハンドスライスのスイングを右側面から見たイメージです。
No.1~8までのグレーの縦線を横切る赤いラインがスイング軌道。
グレーの縦線上に配した鶯色の短い線がラケット面。インパクト時のNo.5だけ赤色です。
Aはテークバックで開いた面をインパクトに向けて立てて行きます。
Bはテークバックからインパクトまで面の向きが変わりません。
ABどちらが強いバックスピンが掛かるか、一目瞭然ですよね。
一貫して面の向きが変わらないBでは、当然ながらラケットの下側のフレームと上側のフレームのスイングスピードは同じです。
しかしAでは、上側のフレームがより長い距離を振られるため下側のフレームよりスピードが速くなります。図では徐々に面を起しているように描いていますが、実際にはボールの下半分を下側フレームで削ぐようにスイングを開始し、サーブの回内と同様に、可能な限りインパクト直前で面を立てる事により、より鋭く伸びのあるバックスピンが掛かるようになります。
初めてバックハンドスライスにチャレンジする方は、いきなりAのスイングを目指すのではなくBのスイングから徐々にAへトライしてみて下さい。
ちなみに図はスペースの都合でNo.8で終わっていますが、深いボールを打つ場合はフォロースルーは出来るだけネット方向に長くとりましょう。
ラケットヘッドが打球方向を指すように。
シュティヒーグラフを想い出してください。
クローズドスタンスで右肩越しにボールを見て、右足に重心を移しながらスイングします。
インパクト後も身体を開かないようにしましょう。
アプローチショットとして使う場合は、キャリオカステップを使います。
因みに、テニス365レッスンメニューの中にもスライス編があります。
Vol.2片手打ちバックハンドのキーポイント:下巻(スライス編)
この中でインパクト後のスイングを合成したフェデラーの写真が使われているのですが、ブロックリターンかドロップショットのスイングではないかと思うのですがいかがでしょうか。
いずれにしても長い距離を飛ばすショットではなさそうです。
テニス365スタッフの方にお願いです。
グラフのバックハンドスライスの連続写真があったら是非レッスンのコンテンツに掲載していただけないでしょうか。