2008年06月30日
2008年06月29日
2008年06月25日
【 第1セット第7ゲームA-40:杉山 】
センターの白帯を叩いた1st のあと、2nd もほとんど同じコース、Black のフォアサイドへスライスサーブで攻める。
Srebotnik はこのポイントもポーチに動くが、Black は1歩右前に踏み込みフォアで十分引き付けてクロスアレーへリターン。
長身のSrebotnik センターライン越えまで動くが全く届かず。
杉山 右足をクロスにステップしサイドラインを僅かにまたいでのダブルバックハンドストロークをネットに詰めてきたBlack のバックサイド足元に落す見事なプレースメント。
これが打てれば雁行陣でもチャンスは廻ってくる。
Black の足元へ沈んだのを見てSrebotnik がすかさずポーチの動きを見せる。
Black バックハンドボレーはSrebotnik のポーチを避けて中ロブでクロスへ。
杉山 その中ロブをフォアのスイングボレーでストレートHuber へアタックを仕掛ける。
ダブルバックハンドでブロックするHuber 。
しかし当りが強過ぎエンドラインをオーバー。
ゲーム5-2とする。
Srebotnik はこのポイントもポーチに動くが、Black は1歩右前に踏み込みフォアで十分引き付けてクロスアレーへリターン。
長身のSrebotnik センターライン越えまで動くが全く届かず。
杉山 右足をクロスにステップしサイドラインを僅かにまたいでのダブルバックハンドストロークをネットに詰めてきたBlack のバックサイド足元に落す見事なプレースメント。
これが打てれば雁行陣でもチャンスは廻ってくる。
Black の足元へ沈んだのを見てSrebotnik がすかさずポーチの動きを見せる。
Black バックハンドボレーはSrebotnik のポーチを避けて中ロブでクロスへ。
杉山 その中ロブをフォアのスイングボレーでストレートHuber へアタックを仕掛ける。
ダブルバックハンドでブロックするHuber 。
しかし当りが強過ぎエンドラインをオーバー。
ゲーム5-2とする。
2008年06月24日
【 第1セット第7ゲーム40-40:杉山】
デュースに戻した杉山 の1st は、フラットでHuber のバックサイドを突く。
Huber ほとんど足の位置を変えず、オープンスタンスのまま小さなテークバックでダブルバックハンドリターンを迷いなくダウンザラインへ運ぶが・・・白帯の下を叩いた。
Srebotnik はこのポイントもサーブがセンターに入ったのを見てフェイク無しのポーチに動いており、逆を突いたHuber のダウンザライン狙いは越えれば会心のリターンエースになったのだが・・・。
前衛の役割として「ポーチ:Poach」は筆頭に挙げられる。必ずしもポーチを敢行しなくても「フェイク:fake」するだけでも効果はある。
初中級レベルのプレーヤーでポーチを難しく感じている人は少なくないし、成功体験も少ないようだ。
ポーチに出ても抜かれるケースの方が多く故に動けなくなるという悪循環だ。
抜かれても動く事だ。
相手の癖が判ってくればタイミングもつかめて来る。
Huber ほとんど足の位置を変えず、オープンスタンスのまま小さなテークバックでダブルバックハンドリターンを迷いなくダウンザラインへ運ぶが・・・白帯の下を叩いた。
Srebotnik はこのポイントもサーブがセンターに入ったのを見てフェイク無しのポーチに動いており、逆を突いたHuber のダウンザライン狙いは越えれば会心のリターンエースになったのだが・・・。
前衛の役割として「ポーチ:Poach」は筆頭に挙げられる。必ずしもポーチを敢行しなくても「フェイク:fake」するだけでも効果はある。
初中級レベルのプレーヤーでポーチを難しく感じている人は少なくないし、成功体験も少ないようだ。
ポーチに出ても抜かれるケースの方が多く故に動けなくなるという悪循環だ。
抜かれても動く事だ。
相手の癖が判ってくればタイミングもつかめて来る。
2008年06月23日
【 第1セット第7ゲーム30-40:杉山 】
ゲームポイントを許した杉山 の1st は、明らかなスライススイングでBlack フォアサイドコーナーを狙う。
センターに入ったサーブにSrebotnik もフェイクではない明らかなポーチへの動きを見せる。
この動きを見てか、Black はダウンザラインへのリターンを選択したが、下フレームに引っ掛けるショットとなり大きくループを描いたボールはサイドラインを大きく割った。
Srebotnik のポーチを避けるため咄嗟にダウンザラインへコースを変えようとしたように見える。
サーブがセンターに入った時、ポーチに動く確率は高い。
その逆を突くダウンザラインのリターンは時々打っておきたいショットだが、杉山 のサーブが想定外に滑ったか?
杉山 デュースに追いつく。
センターに入ったサーブにSrebotnik もフェイクではない明らかなポーチへの動きを見せる。
この動きを見てか、Black はダウンザラインへのリターンを選択したが、下フレームに引っ掛けるショットとなり大きくループを描いたボールはサイドラインを大きく割った。
Srebotnik のポーチを避けるため咄嗟にダウンザラインへコースを変えようとしたように見える。
サーブがセンターに入った時、ポーチに動く確率は高い。
その逆を突くダウンザラインのリターンは時々打っておきたいショットだが、杉山 のサーブが想定外に滑ったか?
杉山 デュースに追いつく。
2008年06月21日
【 第1セット第7ゲーム30-30:杉山 】
30オールに戻された杉山 の1st はややスライスでHuber のほぼ正面へ僅かに長くフォールト。
2nd はスライス回転重視のスピードを抑えたサーブでやはりHuber のほぼ正面へ。
4往復の応酬となり配球ラインが交錯する
ので、図を前半・後半に分けます。
Huber フォアへ回り込んでしっかり振り切ったリターンはセンターベルトの右を通りT ゾーン近くで弾み杉山 のバックサイドへ。
このリターンを杉山 はダブルバックハンドストロークでダウンザラインへ。
しかしやや浮いたショットはBlack の守備範囲に捕まりバックボレーで二人の間を割かれる。
勘の良さとフットワークで杉山 このボレーに追い付き、ベースラインに留まっていたHuber サイドへ中ロブでつなぐ。
Srebotnik はサイドチェンジしてサービスラインの少し後方へ下がる。
Huber はアプローチしながらサービスライン付近でボールを捉えSrebotnik のバックサイド足元へフォアハイボレーを沈める。
面を合わせるのが精一杯のSrebotnik のボレーはBlack のフォアサイドへ浮いてしまう。
如何様にでも決められるボールを、Black はSrebotnik サイドのアレーへエースを決める。
杉山 は滅多にサーブ&ボレーを見せない。ストロークに自信を持っているのだろうが、そのストロークでダウンザライン(或いはアタックなのか)を狙うショットが多い気がする。
雁行陣の後衛が攻めに転じるひとつの選択肢ではあるが、ノータッチで抜くか足元に沈めないと後衛からのアタックはまず餌食になる確率の方が高い。
しっかり引き付ける余裕があったのでダウンザライン(或いはアタック)を狙ったのだろうが、浮かせてしまっては万事休すだ。
そのミスをフットワークで挽回したが、その後のSrebotnik のポジションが良くない。
杉山 のショットがHuber の足元に沈んだのなら攻めに転じられるポジションになるが、浮いてHuber にアプローチされているのにここに留まっていては、的にしてくれと言っているのも同然。
案の定足元を攻め込まれ、コントロール不能のボレーが正面のBlack へと言う必然とも言える失点パターンとなってしまった。守る時こそ2バックだ。
2nd はスライス回転重視のスピードを抑えたサーブでやはりHuber のほぼ正面へ。
4往復の応酬となり配球ラインが交錯する
ので、図を前半・後半に分けます。
Huber フォアへ回り込んでしっかり振り切ったリターンはセンターベルトの右を通りT ゾーン近くで弾み杉山 のバックサイドへ。
このリターンを杉山 はダブルバックハンドストロークでダウンザラインへ。
しかしやや浮いたショットはBlack の守備範囲に捕まりバックボレーで二人の間を割かれる。
勘の良さとフットワークで杉山 このボレーに追い付き、ベースラインに留まっていたHuber サイドへ中ロブでつなぐ。
Srebotnik はサイドチェンジしてサービスラインの少し後方へ下がる。
Huber はアプローチしながらサービスライン付近でボールを捉えSrebotnik のバックサイド足元へフォアハイボレーを沈める。
面を合わせるのが精一杯のSrebotnik のボレーはBlack のフォアサイドへ浮いてしまう。
如何様にでも決められるボールを、Black はSrebotnik サイドのアレーへエースを決める。
杉山 は滅多にサーブ&ボレーを見せない。ストロークに自信を持っているのだろうが、そのストロークでダウンザライン(或いはアタックなのか)を狙うショットが多い気がする。
雁行陣の後衛が攻めに転じるひとつの選択肢ではあるが、ノータッチで抜くか足元に沈めないと後衛からのアタックはまず餌食になる確率の方が高い。
しっかり引き付ける余裕があったのでダウンザライン(或いはアタック)を狙ったのだろうが、浮かせてしまっては万事休すだ。
そのミスをフットワークで挽回したが、その後のSrebotnik のポジションが良くない。
杉山 のショットがHuber の足元に沈んだのなら攻めに転じられるポジションになるが、浮いてHuber にアプローチされているのにここに留まっていては、的にしてくれと言っているのも同然。
案の定足元を攻め込まれ、コントロール不能のボレーが正面のBlack へと言う必然とも言える失点パターンとなってしまった。守る時こそ2バックだ。
2008年06月19日
【 第1セット第7ゲーム30-15:杉山 】
杉山 の1st がBlack のバックサイドサービスラインぎりぎりに深く入る。
Black 左足をアレー内に大きく踏み込み、オープンスタンスのまま上半身だけで小さくテークバックしバウンドの頂点近くでダブルバックハンドリターンを合わせる。
ポーチのフェイクを見せたSrebotnik にはお構い無しに、ダウンザラインと決めていたリターンは見事にサイドライン際に落ちエースとなった。
ラケットのトップ寄り上側でスイートスポットは外れており鋭い当たりではなかったが、崩されそうな面をダブルハンドで上手くかぶせて運んだリターンだった。
Black 左足をアレー内に大きく踏み込み、オープンスタンスのまま上半身だけで小さくテークバックしバウンドの頂点近くでダブルバックハンドリターンを合わせる。
ポーチのフェイクを見せたSrebotnik にはお構い無しに、ダウンザラインと決めていたリターンは見事にサイドライン際に落ちエースとなった。
ラケットのトップ寄り上側でスイートスポットは外れており鋭い当たりではなかったが、崩されそうな面をダブルハンドで上手くかぶせて運んだリターンだった。
2008年06月18日
【 第1セット第7ゲーム15-15:杉山 】
フラットの1st がサービスエリア中央深くへ入る。
ファーストポイントとほとんど同じだ。
Huber 今回も踏み込む余裕はないが、上半身だけの小さなテークバックでフォアのリターンを振り抜いた。
ポーチのフェイクを見せたSrebotnik は、ダウンザラインをケアする動きを見せセンター付近を通るボールをやり過ごした。
杉山 のバックサイド寄りに飛んだリターンはベースラインを割る。
スピンを掛けたつもりのHuber だったが、杉山 のサーブに喰い込まれフラットに当ってしまったようだ。
ファーストポイントとほとんど同じだ。
Huber 今回も踏み込む余裕はないが、上半身だけの小さなテークバックでフォアのリターンを振り抜いた。
ポーチのフェイクを見せたSrebotnik は、ダウンザラインをケアする動きを見せセンター付近を通るボールをやり過ごした。
杉山 のバックサイド寄りに飛んだリターンはベースラインを割る。
スピンを掛けたつもりのHuber だったが、杉山 のサーブに喰い込まれフラットに当ってしまったようだ。
2008年06月13日
【 第1セット第7ゲーム15-0:杉山】
1st は、センターベルトの左、白帯に跳ね返されネット。
2nd は、センターラインの右1m ほどに陣取っていたHuber 足元を襲う明らかなフォールトでダブルフォールト。
かなりセンター寄りに立っていたHuber にぶつけるつもりではなかったのだろうが、ライン際へのかなり強いスライスを意識したようで、巻き込むようなスイングだった。
当然Huber はさらりとかわした。
ファーストポイント先行で波に乗りたい杉山 だったが残念。
2nd は、センターラインの右1m ほどに陣取っていたHuber 足元を襲う明らかなフォールトでダブルフォールト。
かなりセンター寄りに立っていたHuber にぶつけるつもりではなかったのだろうが、ライン際へのかなり強いスライスを意識したようで、巻き込むようなスイングだった。
当然Huber はさらりとかわした。
ファーストポイント先行で波に乗りたい杉山 だったが残念。
2008年06月10日
【 第1セット第7ゲーム0-0:杉山 】
4-2とゲームをリードした杉山 のサービスゲーム。
フラットの1st がサービスエリア中央深くへ入る。
Huber 上半身だけターンさせ小さなテークバックでフォアのリターンを合わせに行く。
Srebotnik は絶妙のタイミングですかさずポーチに出る。
フォアの面を合わせるだけのボレーでBlack のバックサイド足元へプレースメント。
流石のBlack もフットワークを使う余裕はなく、面を差し出しただけのシングルハンドバックボレーはネット上段に阻まれる。
フラットの1st がサービスエリア中央深くへ入る。
Huber 上半身だけターンさせ小さなテークバックでフォアのリターンを合わせに行く。
Srebotnik は絶妙のタイミングですかさずポーチに出る。
フォアの面を合わせるだけのボレーでBlack のバックサイド足元へプレースメント。
流石のBlack もフットワークを使う余裕はなく、面を差し出しただけのシングルハンドバックボレーはネット上段に阻まれる。
2008年06月06日
【 第1セット第6ゲーム40-A:Black 】
アドバンテージ杉山 となったBlack の1st はネット。
2nd はスピンサーブでバックサイドへ。
杉山 アレーへ寄りながらダブルバックハンドのリターンをしっかり振り切る。
センターベルト上を横切るクロスへのリターンはネットへ詰めて来たBlack の正面足元へ。
いつものように危なげないラケット捌きでハーフボレーをクロスへ運ぼうとしたBlack だったが、ボールはセンターベルト右のネット下へ。
Srebotnik が、ポーチの動きを見せたので、浮かせてはいけないと言う意識がミスにつながったか、はたまたイレギュラーでもあったか、名手Black まさかのボレーミスでこの長いゲームを失う。
このミスがunforced error にカウントされたかどうかは定かでない。
杉山・Srebotnik ペア4-2とリード。
2nd はスピンサーブでバックサイドへ。
杉山 アレーへ寄りながらダブルバックハンドのリターンをしっかり振り切る。
センターベルト上を横切るクロスへのリターンはネットへ詰めて来たBlack の正面足元へ。
いつものように危なげないラケット捌きでハーフボレーをクロスへ運ぼうとしたBlack だったが、ボールはセンターベルト右のネット下へ。
Srebotnik が、ポーチの動きを見せたので、浮かせてはいけないと言う意識がミスにつながったか、はたまたイレギュラーでもあったか、名手Black まさかのボレーミスでこの長いゲームを失う。
このミスがunforced error にカウントされたかどうかは定かでない。
杉山・Srebotnik ペア4-2とリード。
2008年06月04日
【 第1セット第6ゲーム Deuce-3:Black 】
三度目のデュースとなった1st はフォールト。
2nd はトップスピンがSrebotnik バックサイドへ浅く入る。
Srebotnik ほとんど定位置でダブルバックハンドを振り切り、ネットダッシュしてきたBlack のフォアサイド足元へ沈める。
ハーフボレーにしても良さそうな微妙な距離だが、Black 腕を伸ばしローボレーでストレートロブを放つ。
ラケット先端で捉えたロブボレーに、杉山 懸命にバックジャンプしながらのハイバックボレーをクロスHuber のバックサイドへ。
Huber ポジションを下げながらのボレーはやや当り損ね緩いループを描いたがセンターベースライン際深くへ落す。
Srebotnik はこれをフォアへ回りこみ十分に引き付けてセンターへ打ち込む。
しかし肩口辺りへ浮いたボールはHuber フォアハンドボレーの餌食に・・・
なるはずだったが、素人が良くやるまさかのミス(白帯に打ち付ける)をここでHuber が犯し、三度のブレークポイントを許す。
2nd はトップスピンがSrebotnik バックサイドへ浅く入る。
Srebotnik ほとんど定位置でダブルバックハンドを振り切り、ネットダッシュしてきたBlack のフォアサイド足元へ沈める。
ハーフボレーにしても良さそうな微妙な距離だが、Black 腕を伸ばしローボレーでストレートロブを放つ。
ラケット先端で捉えたロブボレーに、杉山 懸命にバックジャンプしながらのハイバックボレーをクロスHuber のバックサイドへ。
Huber ポジションを下げながらのボレーはやや当り損ね緩いループを描いたがセンターベースライン際深くへ落す。
Srebotnik はこれをフォアへ回りこみ十分に引き付けてセンターへ打ち込む。
しかし肩口辺りへ浮いたボールはHuber フォアハンドボレーの餌食に・・・
なるはずだったが、素人が良くやるまさかのミス(白帯に打ち付ける)をここでHuber が犯し、三度のブレークポイントを許す。