2007年12月29日
【 打ち納め 】
28日(金)午後から雨の予報だったので、
10時から2時間だったが、4人で休みなく打ち納めて来た。
ボレー回し、球出しでボレーのコントロールを磨いてもらった後
ダブルスゲーム形式で、ひと籠100球ほどのリターン。
もちろんサーバーサイドでもたっぷり打って貰った。
ゲーム形式になって気になる事は、やはり・・・
チャンスボールを強打しすぎる事だ。
結果としてアウトやネットに掛けると言うミスになる。
直前に的を狙うボレー練習をしたのに、実戦で活かせない。
来年こそ「プレースメント」重視のテニスを目指してもらいたい。
10時から2時間だったが、4人で休みなく打ち納めて来た。
ボレー回し、球出しでボレーのコントロールを磨いてもらった後
ダブルスゲーム形式で、ひと籠100球ほどのリターン。
もちろんサーバーサイドでもたっぷり打って貰った。
ゲーム形式になって気になる事は、やはり・・・
チャンスボールを強打しすぎる事だ。
結果としてアウトやネットに掛けると言うミスになる。
直前に的を狙うボレー練習をしたのに、実戦で活かせない。
来年こそ「プレースメント」重視のテニスを目指してもらいたい。
2007年12月17日
【 越年か・・・ 】
ボールの回転軸とバウンド後の変化の方向について、そしてトップスライスの回転軸について試行錯誤しているが、結論が得られないまま越年する事になりそうだ。
バウンド後の変化の方向については、12月7日付けコラムの記事が現時点の結論で、これ以上明快な答えが見出せていない。
・・・要点は以下・・・
回転軸が30°~60°のトップスピンが、右へ変化(キック)する事はほぼ間違いない。
しかし、回転軸垂直90°のサイドスピンは本当に左へ変化しているのか?
空中でカーブして大きく左へ流れるから、バウンド後に左へ変化したように錯覚しているだけではないのか?
一方、トップスライスサーブに関しては、
11月21日付けコラムへのコメントで、tenniscourtoath.netの情報提供をいただいた。
The Top Slice Serve の解説によれば「女性のトッププレーヤーが最も使っている普遍的なサーブであり、習得も難しくない」・・・と。
Ball Spin の解説では、twist が45°方向、Top Slice は2時ではなく12時(図ではnorth:北)に寄った方向を示している。回転軸は15~20°くらいだろうか。
このサイトをDJなりに解釈すると、むしろフラットサーブに少しだけトップスピン回転を加えたサーブと受け取れる。変化の方向は左ではなく右だ。
日本の雑誌社に掲載された例では、
「スライスサーブに縦回転を加えたもの」とか、
「ラケットを2時の角度に入れていく」と言った抽象的な解説ばかりで
明確に回転軸が推測できる解説にお目にかかれていない。
スピンサーブのスイングで打点を高く取ると、回転軸としてはかなり立ってくる。
スライスに縦回転を加えたと言う解説は、この打法なら頷ける。
しかしtenniscourtoath.netがトップスライスだと言う回転軸15~20°くらいのボールはどう打つのだ?
トップスピンのスイングなら、45°のキックサーブよりさらに打点を低くしなければならない。
フラットを打つスイングで、後から前1時方向へこすり上げるように捕らえれば、20度近辺の回転軸(右図)は得られそうな気がする。
しかし、まだこの回転軸のボールを確かに打てたと言う実感が持てない。
自分が確信を持って打つ事が出来ないサーブを、これが「トップスライス」だ、などと言える訳がない。
バウンド後の変化の方向については、12月7日付けコラムの記事が現時点の結論で、これ以上明快な答えが見出せていない。
・・・要点は以下・・・
回転軸が30°~60°のトップスピンが、右へ変化(キック)する事はほぼ間違いない。
しかし、回転軸垂直90°のサイドスピンは本当に左へ変化しているのか?
空中でカーブして大きく左へ流れるから、バウンド後に左へ変化したように錯覚しているだけではないのか?
一方、トップスライスサーブに関しては、
11月21日付けコラムへのコメントで、tenniscourtoath.netの情報提供をいただいた。
The Top Slice Serve の解説によれば「女性のトッププレーヤーが最も使っている普遍的なサーブであり、習得も難しくない」・・・と。
Ball Spin の解説では、twist が45°方向、Top Slice は2時ではなく12時(図ではnorth:北)に寄った方向を示している。回転軸は15~20°くらいだろうか。
このサイトをDJなりに解釈すると、むしろフラットサーブに少しだけトップスピン回転を加えたサーブと受け取れる。変化の方向は左ではなく右だ。
日本の雑誌社に掲載された例では、
「スライスサーブに縦回転を加えたもの」とか、
「ラケットを2時の角度に入れていく」と言った抽象的な解説ばかりで
明確に回転軸が推測できる解説にお目にかかれていない。
スピンサーブのスイングで打点を高く取ると、回転軸としてはかなり立ってくる。
スライスに縦回転を加えたと言う解説は、この打法なら頷ける。
しかしtenniscourtoath.netがトップスライスだと言う回転軸15~20°くらいのボールはどう打つのだ?
トップスピンのスイングなら、45°のキックサーブよりさらに打点を低くしなければならない。
フラットを打つスイングで、後から前1時方向へこすり上げるように捕らえれば、20度近辺の回転軸(右図)は得られそうな気がする。
しかし、まだこの回転軸のボールを確かに打てたと言う実感が持てない。
自分が確信を持って打つ事が出来ないサーブを、これが「トップスライス」だ、などと言える訳がない。
2007年12月13日
【 Stutter Step 】
Studded Step ではなく Stutter Step が正解。
ちょうど1年前のコラム「スタッダードステップ」に、
シカゴの賢者からコメントをいただいた。(以下)
シカゴのとあるテニスクラブの米国人コーチ陣とスタターステップについて話しました。正式英語は Stutter Step で、発音は、はじめのタの発音にアクセントがあります。意味は”どもる”です。
アメリカでは一般的にはStammer (=どもる)が使われますが、Stutterも同じ意味です。通常のSplit Step(スプリットステップ)に対して、ちょっと 足が”どもっている”ようなステップのためそう呼ばれるようになったそうです。米国盤Wikipediaにも載っています。
言葉自体はあまり最近は耳にしませんが、このスタターステップ自体はまだまだ使用されています。
米国盤Wikipediaも翻訳サイトを使って読んでみた。
もうすっかり諦めていたが、嬉しいクリスマスプレゼントだった。
皆さ~ん、今後は Stutter Step と呼びましょう。
ちょうど1年前のコラム「スタッダードステップ」に、
シカゴの賢者からコメントをいただいた。(以下)
シカゴのとあるテニスクラブの米国人コーチ陣とスタターステップについて話しました。正式英語は Stutter Step で、発音は、はじめのタの発音にアクセントがあります。意味は”どもる”です。
アメリカでは一般的にはStammer (=どもる)が使われますが、Stutterも同じ意味です。通常のSplit Step(スプリットステップ)に対して、ちょっと 足が”どもっている”ようなステップのためそう呼ばれるようになったそうです。米国盤Wikipediaにも載っています。
言葉自体はあまり最近は耳にしませんが、このスタターステップ自体はまだまだ使用されています。
米国盤Wikipediaも翻訳サイトを使って読んでみた。
もうすっかり諦めていたが、嬉しいクリスマスプレゼントだった。
皆さ~ん、今後は Stutter Step と呼びましょう。
2007年12月07日
【 ボールの回転軸とバウンド後の変化の方向 】
回転軸0°のトップスピンは、バウンド後、進行方向へ向かって大きく跳ねる。
サーブでは、流石に0°のトップスピンは無理だ。
回転軸は30~45°と云うところだろうか。
この範囲なら、バウンド後進行方向右へ変化(キック)する。
回転軸60°でも、変化の方向はまだ右だ。
60°を正確に計測した訳ではなく、打点を高くして試した結果だが・・・
しかし回転軸90°のサイドスピンは、バウンド後、進行方向左へ変化する。
回転軸60°と90°の間に、バウンド後の変化が右から左へ切り替わる分岐点がある。
と、前回コラムに書いた。
それが何度なのか検証した実験データがあれば知りたいと考え、自ら再現性の低い実験も試みた。
先週末300球ほど打って試してみた。
その結果は・・・ますます判らなくなってきた。
回転軸が30°~60°寝ているトップスピンが、右へ変化(キック)する事はほぼ間違いない。
しかし、回転軸垂直90°のサイドスピンは本当に左へ変化しているのか?
空中でカーブして大きく左へ流れるから、バウンド後に左へ変化したように錯覚しているだけではないのか?
300球中100球はスライスを試打し、打った側から観察した結果だが、着地する直前の入射方向に対するキック方向は左ではなく右にキックしているように見える。
試しに使ったコートは砂が極端に少なく毛足が長いオムニコートだ。
極めて接地抵抗は大きい。
回転軸が垂直に立った0°のサイドスピンは、バウンドの際、接地した中心点では、独楽のように全方向への回転抵抗が発生する。
しかし回転軸が僅かでも傾けば、接地した中心点では回転方向への抵抗しか発生しなくなる。
故に回転方向へキックするはずだ。
しかし、ボールの進行方向は大きくカーブして左へ流れようとしているから、右へのキックは相殺されたかのように見えてしまう。
地球儀の軸を倒して回してみると良く理解できる。
ボールの潰れ方、スピード、回転速度にも関係はあるはずだが、
左へキックする(滑る)ようになるのは0°からマイナス方向へ傾いた時。
と言うのが、現状での結論です。
前回コラムで「しんころさん」からもコメントいただいたが
「・・・空中を飛んでいる間の軌道の影響の方が大きそうですね。」
との指摘は、DJも先週の試打で実感した。
サーブでは、流石に0°のトップスピンは無理だ。
回転軸は30~45°と云うところだろうか。
この範囲なら、バウンド後進行方向右へ変化(キック)する。
回転軸60°でも、変化の方向はまだ右だ。
60°を正確に計測した訳ではなく、打点を高くして試した結果だが・・・
しかし回転軸90°のサイドスピンは、バウンド後、進行方向左へ変化する。
回転軸60°と90°の間に、バウンド後の変化が右から左へ切り替わる分岐点がある。
と、前回コラムに書いた。
それが何度なのか検証した実験データがあれば知りたいと考え、自ら再現性の低い実験も試みた。
先週末300球ほど打って試してみた。
その結果は・・・ますます判らなくなってきた。
回転軸が30°~60°寝ているトップスピンが、右へ変化(キック)する事はほぼ間違いない。
しかし、回転軸垂直90°のサイドスピンは本当に左へ変化しているのか?
空中でカーブして大きく左へ流れるから、バウンド後に左へ変化したように錯覚しているだけではないのか?
300球中100球はスライスを試打し、打った側から観察した結果だが、着地する直前の入射方向に対するキック方向は左ではなく右にキックしているように見える。
試しに使ったコートは砂が極端に少なく毛足が長いオムニコートだ。
極めて接地抵抗は大きい。
回転軸が垂直に立った0°のサイドスピンは、バウンドの際、接地した中心点では、独楽のように全方向への回転抵抗が発生する。
しかし回転軸が僅かでも傾けば、接地した中心点では回転方向への抵抗しか発生しなくなる。
故に回転方向へキックするはずだ。
しかし、ボールの進行方向は大きくカーブして左へ流れようとしているから、右へのキックは相殺されたかのように見えてしまう。
地球儀の軸を倒して回してみると良く理解できる。
ボールの潰れ方、スピード、回転速度にも関係はあるはずだが、
左へキックする(滑る)ようになるのは0°からマイナス方向へ傾いた時。
と言うのが、現状での結論です。
前回コラムで「しんころさん」からもコメントいただいたが
「・・・空中を飛んでいる間の軌道の影響の方が大きそうですね。」
との指摘は、DJも先週の試打で実感した。