2007年12月07日
【 ボールの回転軸とバウンド後の変化の方向 】
回転軸0°のトップスピンは、バウンド後、進行方向へ向かって大きく跳ねる。
サーブでは、流石に0°のトップスピンは無理だ。
回転軸は30~45°と云うところだろうか。
この範囲なら、バウンド後進行方向右へ変化(キック)する。
回転軸60°でも、変化の方向はまだ右だ。
60°を正確に計測した訳ではなく、打点を高くして試した結果だが・・・
しかし回転軸90°のサイドスピンは、バウンド後、進行方向左へ変化する。
回転軸60°と90°の間に、バウンド後の変化が右から左へ切り替わる分岐点がある。
と、前回コラムに書いた。
それが何度なのか検証した実験データがあれば知りたいと考え、自ら再現性の低い実験も試みた。
先週末300球ほど打って試してみた。
その結果は・・・ますます判らなくなってきた。
回転軸が30°~60°寝ているトップスピンが、右へ変化(キック)する事はほぼ間違いない。
しかし、回転軸垂直90°のサイドスピンは本当に左へ変化しているのか?
空中でカーブして大きく左へ流れるから、バウンド後に左へ変化したように錯覚しているだけではないのか?
300球中100球はスライスを試打し、打った側から観察した結果だが、着地する直前の入射方向に対するキック方向は左ではなく右にキックしているように見える。
試しに使ったコートは砂が極端に少なく毛足が長いオムニコートだ。
極めて接地抵抗は大きい。
回転軸が垂直に立った0°のサイドスピンは、バウンドの際、接地した中心点では、独楽のように全方向への回転抵抗が発生する。
しかし回転軸が僅かでも傾けば、接地した中心点では回転方向への抵抗しか発生しなくなる。
故に回転方向へキックするはずだ。
しかし、ボールの進行方向は大きくカーブして左へ流れようとしているから、右へのキックは相殺されたかのように見えてしまう。
地球儀の軸を倒して回してみると良く理解できる。
ボールの潰れ方、スピード、回転速度にも関係はあるはずだが、
左へキックする(滑る)ようになるのは0°からマイナス方向へ傾いた時。
と言うのが、現状での結論です。
前回コラムで「しんころさん」からもコメントいただいたが
「・・・空中を飛んでいる間の軌道の影響の方が大きそうですね。」
との指摘は、DJも先週の試打で実感した。
サーブでは、流石に0°のトップスピンは無理だ。
回転軸は30~45°と云うところだろうか。
この範囲なら、バウンド後進行方向右へ変化(キック)する。
回転軸60°でも、変化の方向はまだ右だ。
60°を正確に計測した訳ではなく、打点を高くして試した結果だが・・・
しかし回転軸90°のサイドスピンは、バウンド後、進行方向左へ変化する。
回転軸60°と90°の間に、バウンド後の変化が右から左へ切り替わる分岐点がある。
と、前回コラムに書いた。
それが何度なのか検証した実験データがあれば知りたいと考え、自ら再現性の低い実験も試みた。
先週末300球ほど打って試してみた。
その結果は・・・ますます判らなくなってきた。
回転軸が30°~60°寝ているトップスピンが、右へ変化(キック)する事はほぼ間違いない。
しかし、回転軸垂直90°のサイドスピンは本当に左へ変化しているのか?
空中でカーブして大きく左へ流れるから、バウンド後に左へ変化したように錯覚しているだけではないのか?
300球中100球はスライスを試打し、打った側から観察した結果だが、着地する直前の入射方向に対するキック方向は左ではなく右にキックしているように見える。
試しに使ったコートは砂が極端に少なく毛足が長いオムニコートだ。
極めて接地抵抗は大きい。
回転軸が垂直に立った0°のサイドスピンは、バウンドの際、接地した中心点では、独楽のように全方向への回転抵抗が発生する。
しかし回転軸が僅かでも傾けば、接地した中心点では回転方向への抵抗しか発生しなくなる。
故に回転方向へキックするはずだ。
しかし、ボールの進行方向は大きくカーブして左へ流れようとしているから、右へのキックは相殺されたかのように見えてしまう。
地球儀の軸を倒して回してみると良く理解できる。
ボールの潰れ方、スピード、回転速度にも関係はあるはずだが、
左へキックする(滑る)ようになるのは0°からマイナス方向へ傾いた時。
と言うのが、現状での結論です。
前回コラムで「しんころさん」からもコメントいただいたが
「・・・空中を飛んでいる間の軌道の影響の方が大きそうですね。」
との指摘は、DJも先週の試打で実感した。
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