2007年03月29日
【初級者教室:トスアップの練習・・・その2】
トスを上げる時、膝の屈伸の反動を使う人がいます。
当然ではありますが、初心者・初級者に多く見られます。
ボールを持った手を一旦下に下げる時に膝を屈曲させ、その膝を伸ばしながらヨイショとトスを上げる訳です。その結果トスが上がった時には膝が伸びきってしまい、棒立ち状態でスイングへ入らざるを得なくなってしまう・・・と言う訳です。
そう言う人の矯正方法を紹介します。
癖のない模範的なプレーヤーのビデオや連続写真を観察してもらいそれを模倣すると言うのも大切な過程ではありますが、サーブのチェックポイントは結構多いので、全てを一度に頭に詰め込んで実践しようとしてもまず無理でしょう。
まずトスアップからしっかり習得してしまいましょう。
膝の反動を使う人の多くは、肘の曲げ伸ばしも使って居る事が多いようです。
左肘を曲げた状態からスタートしてしまう事がそもそもボタンの掛け違いです。
トスアップで使う腕の関節は肩関節だけ。
肘と手首は使わないと言い聞かせ、左太ももの前のダウンポジションへセットするところからスタートしましょう。
左肩に意識を集中し、腕の振り上げだけを繰り返し練習します。
スタンスは肩幅程度で左足に重心を載せて真っ直ぐ立ちます。
右足を浮かせても頭がぐらつかないように。
下半身を固め、肘と手首は伸ばしたままゆっくり左腕を振り上げ、指先が天空を指したら1秒間静止して、ゆっくりスタートポジションに下ろしてきます。これを何度か繰り返します。
次に左腕の振り上げと共に、上体を反るようにします。
下半身を固めたまま反るのは結構きついはずなので、反る時に左膝を軽く曲げるようにしてみましょう。
左膝を軽く曲げる事で反りも楽になり左腕の振り上げに連動した膝の溜めが自然とできるようになったはずです。
トスアップしたボールも見易くなったでしょう。
左腕の振り上げ、反り、左膝の軽い曲げ・・・これが無意識でも連動して出来るように繰り返しシャドウトスアップを繰り返してください。
この手順を踏んでもまだ、反動を付ける癖が抜けない人は、以下の方法を試してください。
足が使えない状態で練習を開始します。
コートに膝を付き、両かかとに尻をおろしてしゃがみます。
左手を下げてもギリギリ地面には付かないはずです。
その体勢のまま、左腕(肩)だけに意識を集中してトスアップします。
腕はできるだけゆっくり振り上げましょう。
勢いを付けて振り上げなくても、足の反動を使わなくてもトスは上がるという事を実感しましょう。
トスアップが安定する事が、サーブの確率アップの第一歩であり必要不可欠な条件です。練習頑張ってください。
当然ではありますが、初心者・初級者に多く見られます。
ボールを持った手を一旦下に下げる時に膝を屈曲させ、その膝を伸ばしながらヨイショとトスを上げる訳です。その結果トスが上がった時には膝が伸びきってしまい、棒立ち状態でスイングへ入らざるを得なくなってしまう・・・と言う訳です。
そう言う人の矯正方法を紹介します。
癖のない模範的なプレーヤーのビデオや連続写真を観察してもらいそれを模倣すると言うのも大切な過程ではありますが、サーブのチェックポイントは結構多いので、全てを一度に頭に詰め込んで実践しようとしてもまず無理でしょう。
まずトスアップからしっかり習得してしまいましょう。
膝の反動を使う人の多くは、肘の曲げ伸ばしも使って居る事が多いようです。
左肘を曲げた状態からスタートしてしまう事がそもそもボタンの掛け違いです。
トスアップで使う腕の関節は肩関節だけ。
肘と手首は使わないと言い聞かせ、左太ももの前のダウンポジションへセットするところからスタートしましょう。
左肩に意識を集中し、腕の振り上げだけを繰り返し練習します。
スタンスは肩幅程度で左足に重心を載せて真っ直ぐ立ちます。
右足を浮かせても頭がぐらつかないように。
下半身を固め、肘と手首は伸ばしたままゆっくり左腕を振り上げ、指先が天空を指したら1秒間静止して、ゆっくりスタートポジションに下ろしてきます。これを何度か繰り返します。
次に左腕の振り上げと共に、上体を反るようにします。
下半身を固めたまま反るのは結構きついはずなので、反る時に左膝を軽く曲げるようにしてみましょう。
左膝を軽く曲げる事で反りも楽になり左腕の振り上げに連動した膝の溜めが自然とできるようになったはずです。
トスアップしたボールも見易くなったでしょう。
左腕の振り上げ、反り、左膝の軽い曲げ・・・これが無意識でも連動して出来るように繰り返しシャドウトスアップを繰り返してください。
この手順を踏んでもまだ、反動を付ける癖が抜けない人は、以下の方法を試してください。
足が使えない状態で練習を開始します。
コートに膝を付き、両かかとに尻をおろしてしゃがみます。
左手を下げてもギリギリ地面には付かないはずです。
その体勢のまま、左腕(肩)だけに意識を集中してトスアップします。
腕はできるだけゆっくり振り上げましょう。
勢いを付けて振り上げなくても、足の反動を使わなくてもトスは上がるという事を実感しましょう。
トスアップが安定する事が、サーブの確率アップの第一歩であり必要不可欠な条件です。練習頑張ってください。