2007年01月25日
練習メニュー:スマッシュ
並行陣、ネットプレーを旨とするプレイヤーにスマッシュ嫌いは許されませんね。
ロブを上げさせる。
上がったら「待ってました」と言えるくらい好きになって欲しいです。
そして得意ですと言って欲しい。
故に練習ではスマッシュメニューは欠かせません。
練習では、良い感じをつかんでもらう為イージーロブのスマッシュからはじめます。
初級者にはグランドスマッシュから取り組んでもらいます。
そして必ず的を置いて狙う場所を意識させます。
的を逆クロスへ置いて打たせる事が多いですね。
初級者のスマッシュはほとんど順クロスへ飛びます。
逆クロスは意識しないと打てないコースです。
逆クロスへ打てるようになれば、どこへでも打てます。
イージーロブで調子が出て来たら、高さを変えたロブにタイミングを合わせるようにします。
そして、仕上げはもちろんジャンピングスマッシュです。
A1⇒A2⇒A3へと横に移動しながら3球打たせる練習もたまにやっています。
スマッシュでトップスピンを打つ人はまずいないでしょうね。
基本はフラットだから、強いサイドスピンは結構相手が面食らいます。
深いロブで叩きつけられない場合は、サイドスピンを掛ける事でアウトのリスクを減らせます。
ロブを上げさせる。
上がったら「待ってました」と言えるくらい好きになって欲しいです。
そして得意ですと言って欲しい。
故に練習ではスマッシュメニューは欠かせません。
練習では、良い感じをつかんでもらう為イージーロブのスマッシュからはじめます。
初級者にはグランドスマッシュから取り組んでもらいます。
そして必ず的を置いて狙う場所を意識させます。
的を逆クロスへ置いて打たせる事が多いですね。
初級者のスマッシュはほとんど順クロスへ飛びます。
逆クロスは意識しないと打てないコースです。
逆クロスへ打てるようになれば、どこへでも打てます。
イージーロブで調子が出て来たら、高さを変えたロブにタイミングを合わせるようにします。
そして、仕上げはもちろんジャンピングスマッシュです。
A1⇒A2⇒A3へと横に移動しながら3球打たせる練習もたまにやっています。
スマッシュでトップスピンを打つ人はまずいないでしょうね。
基本はフラットだから、強いサイドスピンは結構相手が面食らいます。
深いロブで叩きつけられない場合は、サイドスピンを掛ける事でアウトのリスクを減らせます。
2007年01月18日
練習メニュー:チップ&チャージ
ネットポジションを取るためのリターンをチップ&チャージと呼ぶ人がいます。
chip shotと言うのは元々はゴルフ用語のようですね。
グリーン近くから、ホールへ寄せるためのコンパクトに運ぶようなスイング。
charge:襲撃する、充電する、詰める、突入する等々色々な意味があるようですが、何となくイメージは湧きます。
大事な事は、ネットポジションを取るためのアプローチショットだと言う事。
一撃必殺エース狙いのリターンではなく、chip shotでアプローチして欲しいわけです。テニスの場合は留まっている訳には行きませんから、ウオークショット(walk-shot)がお勧めです。
コーチがサーバー(図D)を務めます。
交代のタイミングはその時々参加者に応じ様々です。
あまり早いローテーションだと、良い感じがつかめないうちに終わってしまうので、最低でも8ポイントはリターナー固定で続けます。多い時はひとカゴ100球程度やる事もあります。もちろんサーバーは疲れたら交代です。
ネットポジションをとるためのリターンですから、リターンを打ってネットに詰めてもらいます(A⇒A)。
4人入っての実戦練習なので、前衛(C)のポーチはもちろん有りです。けん制するためのストレートへのリターンもロブも、もちろん有りですが、とにかくネットポジションをとって、リターン以後のできるだけ早い段階でポイントを取れるような組立てにトライしてもらう事を主眼としています。サーバーのポジションが深いなら、アングルボレー、ドロップボレーは是非狙いたいショットです。
もちろん自分が打ったリターン次第で窮地に立つ事もありますが、何が起こっても・・・それもテニスです。
当チームメンバーのウイークポイントはロブです。ロブが上がると追えない。故にネットへの詰めが中途半端で足元にもウイークポイントを作ってしまいます。
リターンサイドは主に得意なサイドで行いますが、たまに逆サイドも練習してもらっています。
サーバーとリターナーが最も運動量が多いのですが、リターンサイドの前衛(B⇒B)にも積極的な動きが欲しいですね。
chip shotと言うのは元々はゴルフ用語のようですね。
グリーン近くから、ホールへ寄せるためのコンパクトに運ぶようなスイング。
charge:襲撃する、充電する、詰める、突入する等々色々な意味があるようですが、何となくイメージは湧きます。
大事な事は、ネットポジションを取るためのアプローチショットだと言う事。
一撃必殺エース狙いのリターンではなく、chip shotでアプローチして欲しいわけです。テニスの場合は留まっている訳には行きませんから、ウオークショット(walk-shot)がお勧めです。
コーチがサーバー(図D)を務めます。
交代のタイミングはその時々参加者に応じ様々です。
あまり早いローテーションだと、良い感じがつかめないうちに終わってしまうので、最低でも8ポイントはリターナー固定で続けます。多い時はひとカゴ100球程度やる事もあります。もちろんサーバーは疲れたら交代です。
ネットポジションをとるためのリターンですから、リターンを打ってネットに詰めてもらいます(A⇒A)。
4人入っての実戦練習なので、前衛(C)のポーチはもちろん有りです。けん制するためのストレートへのリターンもロブも、もちろん有りですが、とにかくネットポジションをとって、リターン以後のできるだけ早い段階でポイントを取れるような組立てにトライしてもらう事を主眼としています。サーバーのポジションが深いなら、アングルボレー、ドロップボレーは是非狙いたいショットです。
もちろん自分が打ったリターン次第で窮地に立つ事もありますが、何が起こっても・・・それもテニスです。
当チームメンバーのウイークポイントはロブです。ロブが上がると追えない。故にネットへの詰めが中途半端で足元にもウイークポイントを作ってしまいます。
リターンサイドは主に得意なサイドで行いますが、たまに逆サイドも練習してもらっています。
サーバーとリターナーが最も運動量が多いのですが、リターンサイドの前衛(B⇒B)にも積極的な動きが欲しいですね。
2007年01月11日
練習メニュー:catchでtouchを磨こう
ドロップボレー習得のためにキャッチボレーの練習です。
昨年6月に一度コラムを書きましたが、リニューアル版です。
ボレーは常にボールを受け止める気持
・・・ヒットではなくキャッチで・・・
球出しのボールをラケットで受け止め(上に上げ)て、反対の手でキャッチするという練習です。
参加者が多い時はネット越しでなく、2人組で片面に3組、計12名まで同時に出来ます。
ネットを挟んで3組程度までなら、ベースラインからのロブや、速いボールのキャッチ練習も出来るでしょう。
ボールをキャッチする技術は、面づくりとドロップボレーのタッチを習得することに直結します。
ボールを上に上げるコツは、上向きの面を作ることです。
理論上、地面に水平に飛んで来たボールは、45°上向きの面で受けると真上に上がり、カットしなくても自然にバックスピンが掛ります。
このバックスピンがドロップボレーの決め手になります。
ゆったりした球出しであれば、45°よりさらに上向きの面で待ち構える必要があります。
慣れないうちは、とにかく緩い球出しでフォアの腰辺りの高さのボールで練習し、頭の高さ辺りへのコントロールが安定してきたら、徐々にスピードボールにトライしてみましょう。フォアが安定してきたらバック、正面のボール、低いボール、短いボールなどなどにトライしてみましょう。
バックや正面のボールが苦手なら、集中的に苦手なコースに球出ししてもらって練習しましょう。
球出しのお手伝いが必要なら、どうぞご連絡ください。
インパクトでグリップを強く握ると高く上がり過ぎてしまいます。
ボールの勢いを殺す力の抜き加減がポイントなのですが、当った瞬間に脱力するより、ドロップボレー(キャッチ)にするぞと待ち構えた時点で、ボールに弾かれて飛ばされてしまうくらいに緩く握っておく方が上手く行くと思います。
ほんとに弾かれて、まったくボールが上がらないようなら、次からはあと少しだけ強めに握る、と言うように調節して行きましょう。
キャッチ(インパクト)の衝撃でラケットが弾かれる感覚をしっかり味わってください。
やってみると判るはずですが、肩口以上の高いボールは受けにくいです。
ドロップボレーにし易いのは、腰から下、ローボレーは絶好のチャンスです。
慣れない間は、球出しを腰より低い位置へ出してあげましょう。もちろんスピードも控えめで・・・。
キャッチボレーの練習は、ラケットを引き過ぎる人、振り過ぎる人の矯正メニューにもなります。
球出しやアンダーサーブのコントロール精度向上の練習にもなるんですよ。
昨年6月に一度コラムを書きましたが、リニューアル版です。
ボレーは常にボールを受け止める気持
・・・ヒットではなくキャッチで・・・
球出しのボールをラケットで受け止め(上に上げ)て、反対の手でキャッチするという練習です。
参加者が多い時はネット越しでなく、2人組で片面に3組、計12名まで同時に出来ます。
ネットを挟んで3組程度までなら、ベースラインからのロブや、速いボールのキャッチ練習も出来るでしょう。
ボールをキャッチする技術は、面づくりとドロップボレーのタッチを習得することに直結します。
ボールを上に上げるコツは、上向きの面を作ることです。
理論上、地面に水平に飛んで来たボールは、45°上向きの面で受けると真上に上がり、カットしなくても自然にバックスピンが掛ります。
このバックスピンがドロップボレーの決め手になります。
ゆったりした球出しであれば、45°よりさらに上向きの面で待ち構える必要があります。
慣れないうちは、とにかく緩い球出しでフォアの腰辺りの高さのボールで練習し、頭の高さ辺りへのコントロールが安定してきたら、徐々にスピードボールにトライしてみましょう。フォアが安定してきたらバック、正面のボール、低いボール、短いボールなどなどにトライしてみましょう。
バックや正面のボールが苦手なら、集中的に苦手なコースに球出ししてもらって練習しましょう。
球出しのお手伝いが必要なら、どうぞご連絡ください。
インパクトでグリップを強く握ると高く上がり過ぎてしまいます。
ボールの勢いを殺す力の抜き加減がポイントなのですが、当った瞬間に脱力するより、ドロップボレー(キャッチ)にするぞと待ち構えた時点で、ボールに弾かれて飛ばされてしまうくらいに緩く握っておく方が上手く行くと思います。
ほんとに弾かれて、まったくボールが上がらないようなら、次からはあと少しだけ強めに握る、と言うように調節して行きましょう。
キャッチ(インパクト)の衝撃でラケットが弾かれる感覚をしっかり味わってください。
やってみると判るはずですが、肩口以上の高いボールは受けにくいです。
ドロップボレーにし易いのは、腰から下、ローボレーは絶好のチャンスです。
慣れない間は、球出しを腰より低い位置へ出してあげましょう。もちろんスピードも控えめで・・・。
キャッチボレーの練習は、ラケットを引き過ぎる人、振り過ぎる人の矯正メニューにもなります。
球出しやアンダーサーブのコントロール精度向上の練習にもなるんですよ。
2007年01月04日
練習メニュー:2対1のボレーボレー
新年おめでとうございます。
2007年第1弾も練習メニューの紹介です。
ボレーボレーはお馴染みの練習メニューのひとつですが、2対1で行う事で、実戦的な練習になります。
図のように2対1を2組、一度に6人で行えるので参加者が多い時に効率的です。
センターラインで二分したサービスエリア内でA・B対C、D・E対Fがラリーを行います。
ルールはボレー回し同様サービスエリア内に落す事。
初級者レベルでは、とにかくネットを越して返す事が先決ですが、浮かさずに相手の足元や二人の間、一人サイドのオープンスペースを狙ってみましょう。
バックボレーに苦手意識があるとフォアサイドを空けがちになります。
実戦を想定し、浮かさない事。逆に、浮いて来たボールは確実に足元やオープンコートに沈めましょう。
この練習はフォームを固めると言うより、反応力を高める事が主眼になります。
故に逆説的に言えば、ボールを追う事に一所懸命になるあまりフォームがおろそかになりやすい傾向があります。とりあえずボールが返ると満足してしまいがちになるからです。
意識は常にフットワークとフォームと言い聞かせましょう。
具体的には、「広めのスタンス」「膝を折った低い姿勢(ボールを下から見るつもりで)」
「ラケットは最短距離でセット」「インパクト後は次に備えラケットを体の正面に戻す」
「振られたり踏み込んだあとはキープポジション」です。
また、足が動かないと、手だけで反応してしまいがちになります。
手だけの反応は、ラケットヘッドが必要以上に動くためコントロールミスにつながります。
ボレーは足で拾い、足で運ぶ。これを常に言い聞かせましょう。
2007年第1弾も練習メニューの紹介です。
ボレーボレーはお馴染みの練習メニューのひとつですが、2対1で行う事で、実戦的な練習になります。
図のように2対1を2組、一度に6人で行えるので参加者が多い時に効率的です。
センターラインで二分したサービスエリア内でA・B対C、D・E対Fがラリーを行います。
ルールはボレー回し同様サービスエリア内に落す事。
初級者レベルでは、とにかくネットを越して返す事が先決ですが、浮かさずに相手の足元や二人の間、一人サイドのオープンスペースを狙ってみましょう。
バックボレーに苦手意識があるとフォアサイドを空けがちになります。
実戦を想定し、浮かさない事。逆に、浮いて来たボールは確実に足元やオープンコートに沈めましょう。
この練習はフォームを固めると言うより、反応力を高める事が主眼になります。
故に逆説的に言えば、ボールを追う事に一所懸命になるあまりフォームがおろそかになりやすい傾向があります。とりあえずボールが返ると満足してしまいがちになるからです。
意識は常にフットワークとフォームと言い聞かせましょう。
具体的には、「広めのスタンス」「膝を折った低い姿勢(ボールを下から見るつもりで)」
「ラケットは最短距離でセット」「インパクト後は次に備えラケットを体の正面に戻す」
「振られたり踏み込んだあとはキープポジション」です。
また、足が動かないと、手だけで反応してしまいがちになります。
手だけの反応は、ラケットヘッドが必要以上に動くためコントロールミスにつながります。
ボレーは足で拾い、足で運ぶ。これを常に言い聞かせましょう。