2006年09月08日
動き出すタイミングを早くするコツ
短距離走なら、スターティングブロックに足の位置を定め、スターターの「ready」の掛け声で腰を浮かせ、準備を整え静止して号砲を待ちますが・・・
テニスでは、パートナーが「you」などとあなたの名前を叫んでくれる場合も有りますが、明確な「go」の合図は、多くの場合自分自身で発しなければならないでしょう。
では、どのタイミングで「go」を発するか・・・ここが判ればしめたものなのですが・・・
動き出すキッカケは、レディーポジションの体勢と打者の観察からつかみます。
あなたは、ネットポジションに居る時、どんな体勢で居ますか?
もちろん、ベタ足、棒立ちではないと思います。
ラリー中、自分がボールを打つ場合は、もちろん足が動いているはずです。
ではパートナーにボールが行った時や、相手コートにボールが有る時はどうですか?
どこかで止まって見ていますか?片時も足を止めることなく、常に動いているなら、あなたは素晴らしいプレーヤーのはずです。
ダブルスでは、ボールがどこに有るかによってめまぐるしくポジションを調整しますよね。つまり片時も足を止めることなく動き続けているはずです。
それがテニスの「ready」体勢な訳です。
パートナーCが前衛の頭越しにロブを放った。相手Bはボールを追って下がる。Aも下がる。パートナーCは数歩ネットへ詰める。そのパートナーの動きを周辺視野で感じながら、あなたも半歩から一歩ネットの向こうの打者Bへ寄ります。
スタンスは肩幅程度、踵を浮かしぎみに軽く前傾になり、膝も軽く折って、もういつでも飛び出せる体勢が出来ているはずです。軽く左右にステップやweavingしてフェイントを掛けたりするのもBにはプレッシャーになるでしょう。
いよいよBがテークバックを完了しスインを始動したら、ラケットワーク(スイング軌道)の観察に集中します。ボールはラケットから打ち出されます。
インパクトの瞬間が「go」です。スプリットステップで始動します。
着地までの僅かな時間の間に、すでにボールの飛ぶ方向、球種が認知できるでしょう。
スライスロブなら、明らかにスイングが変わるはずです。ストロークの強打かトップスピンロブかの見極めは難しいですが、初めての対戦相手でも癖を早く掴む努力をしましょう。
もうひとつ、意識の問題があります。
ダブルスはなまじ二人居るために、譲り合ったり、遠慮したり、とかく消極的になってしまうことがあります。意識を180°切替えて、全部自分が拾うくらいの積極性を持つ必要があります。
どちらか一方は手を出さない方が良いケースと言うのは現実的にはあります。しかし、明日から、少なくともロブは二人で追いましょう。
テニスでは、パートナーが「you」などとあなたの名前を叫んでくれる場合も有りますが、明確な「go」の合図は、多くの場合自分自身で発しなければならないでしょう。
では、どのタイミングで「go」を発するか・・・ここが判ればしめたものなのですが・・・
動き出すキッカケは、レディーポジションの体勢と打者の観察からつかみます。
あなたは、ネットポジションに居る時、どんな体勢で居ますか?
もちろん、ベタ足、棒立ちではないと思います。
ラリー中、自分がボールを打つ場合は、もちろん足が動いているはずです。
ではパートナーにボールが行った時や、相手コートにボールが有る時はどうですか?
どこかで止まって見ていますか?片時も足を止めることなく、常に動いているなら、あなたは素晴らしいプレーヤーのはずです。
ダブルスでは、ボールがどこに有るかによってめまぐるしくポジションを調整しますよね。つまり片時も足を止めることなく動き続けているはずです。
それがテニスの「ready」体勢な訳です。
パートナーCが前衛の頭越しにロブを放った。相手Bはボールを追って下がる。Aも下がる。パートナーCは数歩ネットへ詰める。そのパートナーの動きを周辺視野で感じながら、あなたも半歩から一歩ネットの向こうの打者Bへ寄ります。
スタンスは肩幅程度、踵を浮かしぎみに軽く前傾になり、膝も軽く折って、もういつでも飛び出せる体勢が出来ているはずです。軽く左右にステップやweavingしてフェイントを掛けたりするのもBにはプレッシャーになるでしょう。
いよいよBがテークバックを完了しスインを始動したら、ラケットワーク(スイング軌道)の観察に集中します。ボールはラケットから打ち出されます。
インパクトの瞬間が「go」です。スプリットステップで始動します。
着地までの僅かな時間の間に、すでにボールの飛ぶ方向、球種が認知できるでしょう。
スライスロブなら、明らかにスイングが変わるはずです。ストロークの強打かトップスピンロブかの見極めは難しいですが、初めての対戦相手でも癖を早く掴む努力をしましょう。
もうひとつ、意識の問題があります。
ダブルスはなまじ二人居るために、譲り合ったり、遠慮したり、とかく消極的になってしまうことがあります。意識を180°切替えて、全部自分が拾うくらいの積極性を持つ必要があります。
どちらか一方は手を出さない方が良いケースと言うのは現実的にはあります。しかし、明日から、少なくともロブは二人で追いましょう。