2006年10月26日
並行陣 vs 雁行陣の練習パターン
Aのショットがかなり深く、Cにとって難易度が高い返球となるケースでは、B後方からセンターへの高いロブでABを下げるのが最善策でしょう。仮にロブが浅くなった場合でもCDツーバックの守備体制をとれる時間を稼ぐため、とにかく高いロブです。トップスピンロブが打てるならもちろんトライしましょう。
サイドラインの外から返球するケースならポール回しのダウンザラインも選択肢として残るでしょう。
Bにバックハンドでタッチさせる中ロブも面白いですね。
Aにローボレーを打たせ、浅いボールを待って反撃と言う手も有りますが、浮かさない事が必須です。
コーチがAかCに入り、Aからの球出しで始めるケースと、Aのスタートポジションをサービスラインまで下げ、Cからのリターン想定の球出しでAにファーストボレーを打たせるケースも実戦的です。
サイドラインの外から返球するケースならポール回しのダウンザラインも選択肢として残るでしょう。
Bにバックハンドでタッチさせる中ロブも面白いですね。
Aにローボレーを打たせ、浅いボールを待って反撃と言う手も有りますが、浮かさない事が必須です。
コーチがAかCに入り、Aからの球出しで始めるケースと、Aのスタートポジションをサービスラインまで下げ、Cからのリターン想定の球出しでAにファーストボレーを打たせるケースも実戦的です。
2006年10月17日
並行陣 vs 雁行陣の練習パターン
Aのショットが浅く浮いてしまい、Cが余裕でフォアに回り込んで返球できるケースでは、ABペアはかなりピンチになります。
Cはほとんどあらゆるコースへ強打のストロークが打てるでしょう。
ダウンザライン、センター、クロスへのパッシングの他、Bへのアタックもあります。
練習では、アタックされた場合の対応力を向上させるためかなりの確率でアタックもトライします。
Bはアタックされた場合、CDのセンターへ弾き返す面づくりが出来ればしめたものですね。
ストロークに自信がない場合は、ストレートロブが有力でしょう。
ストロークに自信があっても、もちろんストレートロブはあります。
練習では、ABを抜くロブはもちろん、A又はBがバックハンドでギリギリ届くロブ、ジャンピングスマッシュが可能なロブなど、様々なケースにトライしてもらいます。失敗したケースを繰り返しトライできるのが練習の良いところですから。
実戦で一番確率の高いコースは、やはりセンターセオリーでしょうか。
何となくAへつなぐというショットだけは避けたいですね。
Cはほとんどあらゆるコースへ強打のストロークが打てるでしょう。
ダウンザライン、センター、クロスへのパッシングの他、Bへのアタックもあります。
練習では、アタックされた場合の対応力を向上させるためかなりの確率でアタックもトライします。
Bはアタックされた場合、CDのセンターへ弾き返す面づくりが出来ればしめたものですね。
ストロークに自信がない場合は、ストレートロブが有力でしょう。
ストロークに自信があっても、もちろんストレートロブはあります。
練習では、ABを抜くロブはもちろん、A又はBがバックハンドでギリギリ届くロブ、ジャンピングスマッシュが可能なロブなど、様々なケースにトライしてもらいます。失敗したケースを繰り返しトライできるのが練習の良いところですから。
実戦で一番確率の高いコースは、やはりセンターセオリーでしょうか。
何となくAへつなぐというショットだけは避けたいですね。
2006年10月13日
並行陣 vs 雁行陣の練習パターン
Aの打球がワイドに振れ(ブルーライン)、Cがサイドラインの外から打つケースでは、ポール回しのダウンザラインは狙ってみたいショットのひとつです。
逆に、Aの打球がセンターに寄って(オレンジライン)Cがバックハンドで返球する事になった時も、アレーを狙ったパッシングはセオリーかも知れません。
なぜなら、Cがバックハンドで返球するケースではBがポーチに出てくる確率が高くなるからです。
Bが動けば当然エースです。
強引なパッシングショットだけでなくBの頭を抜くロブも極めて有効ですね。
ロブの場合は、もう少し内側を狙っても良いでしょう。
Cの球出しから練習する場合、球出しのポジションをフレキシブルに変えてみるのも一法です。
逆に、Aの打球がセンターに寄って(オレンジライン)Cがバックハンドで返球する事になった時も、アレーを狙ったパッシングはセオリーかも知れません。
なぜなら、Cがバックハンドで返球するケースではBがポーチに出てくる確率が高くなるからです。
Bが動けば当然エースです。
強引なパッシングショットだけでなくBの頭を抜くロブも極めて有効ですね。
ロブの場合は、もう少し内側を狙っても良いでしょう。
Cの球出しから練習する場合、球出しのポジションをフレキシブルに変えてみるのも一法です。
2006年10月02日
並行陣 vs 雁行陣の練習パターン
まずCの配球パターンの可能性を列記します
ストローク系
(注:スピード、球種、深さで難易度を変える)
①ダウンザラインへパッシング(注)
②Bへのボディーアタック(注)
③センターへのストローク(注)
④Aバックサイドへのストローク(注)
⑤A正面へのストローク(注)
⑥Aフォアサイドへのストローク(注)
⑦Aフォアサイドショートクロスへのストローク(注)
⑧センターへの浮き球(Bのチャンスボール)
⑨クロスへの浮き球(Bがポーチ出来そうな球)
⑩クロスへの浮き球(Aが詰めて決められそうな球)
ロブ系
①ストレート、センター、クロスへのロブ
(下がらずにスマッシュ可能な深さ)
②ストレート、センター、クロスへのロブ(やや下がってスマッシュ・・・)
③ストレート、センター、クロスへのロブ(ジャンピングスマッシュ・・・)
④ストレート、センター、クロスへのロブ(スマッシュ不可で二人を下げる深さ)
⑤ダウンザラインへ中ロブ(右利きBにハイバックで触らせる)
⑥センターへ中ロブ(右利きAにハイバックで触らせる)
ご想像の通り、この練習でのCの球出しは、ストローク或いはロブで、ダウンザラインからショートクロスまでかなり広範囲、あらゆるコースが選択できます。
コースだけでなく、ABのレベルに応じてスピード・球種・深さを変える事で難易度の調整も可能です。
エース級のパッシングやロブにどれだけ反応できるか、ブロックをも打ち砕く強打をどう凌ぐか、反対に、Cのミスショットとなる甘いボールが来た時に、確実にしとめられるか。
甘くなれば標的にされるDの対応力も試されます。
球出し後の展開はまさに千変万化です。
練習の際、Cからの球出しは基本的にランダムが良いと思います。
Bへのボディーアタックだけ・・・とか言って始めると、スタート時点から、Bがポジションを下げてしまったり、Dがセンター寄りに構えたりと実戦的ではなくなってしまいます。
何処へ出すかは未知としておき、球出しの構えから推測させる事も大事だと思います。
同じ陣形でAからの球出しで始めるパターン。
Aが出したボールの難易度でCの返球を予測する事も実戦対応力の向上につながります。
この場合、Cにはコーチだけでなく、メンバーも交替で入ります。
固定ペアがいる場合は、出来るだけペアで入ってもらいます。
Aにコーチが入るパターンも当然あります。
クロスAのスタートポジションをサービスラインの直前まで下げ、そのAへの球出しから始めるパターン。
Aサービスダッシュ、リターンダッシュでのファーストボレーからと言う状況設定です。
ファーストボレーだけはクロスへと言うルールで、その後のCの配球から実戦形式になります。
もちろん、もう一方のサイドもやります。
ryo-koさんから「2アップの陣形が優勢になるパターンがまだ良く理解できていません」と言うコメントをいただきました。
どちらが優勢かは、対峙する4名のプレーヤーの技量次第で一概には言えませんが・・・と前回コラムに書きましたが、一般的にはボレーやスマッシュを広角に打てるネットポジションにアドバンテージがあると思います。特にCからのロブやストロークが甘いボールになった時に優位性が増すでしょう。
「ネットへ出るのは何のため」・・・「ロブを上げさせるため」と言えるくらいスマッシュ好きなら、わくわくするポジションのはずです。
しかし、肝心のスマッシュやボレーが苦手な人にとっては、決して優位ではなく標的にされるだけのデンジャラスで居心地の悪いポジションになってしまうでしょう。
ストローク系
(注:スピード、球種、深さで難易度を変える)
①ダウンザラインへパッシング(注)
②Bへのボディーアタック(注)
③センターへのストローク(注)
④Aバックサイドへのストローク(注)
⑤A正面へのストローク(注)
⑥Aフォアサイドへのストローク(注)
⑦Aフォアサイドショートクロスへのストローク(注)
⑧センターへの浮き球(Bのチャンスボール)
⑨クロスへの浮き球(Bがポーチ出来そうな球)
⑩クロスへの浮き球(Aが詰めて決められそうな球)
ロブ系
①ストレート、センター、クロスへのロブ
(下がらずにスマッシュ可能な深さ)
②ストレート、センター、クロスへのロブ(やや下がってスマッシュ・・・)
③ストレート、センター、クロスへのロブ(ジャンピングスマッシュ・・・)
④ストレート、センター、クロスへのロブ(スマッシュ不可で二人を下げる深さ)
⑤ダウンザラインへ中ロブ(右利きBにハイバックで触らせる)
⑥センターへ中ロブ(右利きAにハイバックで触らせる)
ご想像の通り、この練習でのCの球出しは、ストローク或いはロブで、ダウンザラインからショートクロスまでかなり広範囲、あらゆるコースが選択できます。
コースだけでなく、ABのレベルに応じてスピード・球種・深さを変える事で難易度の調整も可能です。
エース級のパッシングやロブにどれだけ反応できるか、ブロックをも打ち砕く強打をどう凌ぐか、反対に、Cのミスショットとなる甘いボールが来た時に、確実にしとめられるか。
甘くなれば標的にされるDの対応力も試されます。
球出し後の展開はまさに千変万化です。
練習の際、Cからの球出しは基本的にランダムが良いと思います。
Bへのボディーアタックだけ・・・とか言って始めると、スタート時点から、Bがポジションを下げてしまったり、Dがセンター寄りに構えたりと実戦的ではなくなってしまいます。
何処へ出すかは未知としておき、球出しの構えから推測させる事も大事だと思います。
同じ陣形でAからの球出しで始めるパターン。
Aが出したボールの難易度でCの返球を予測する事も実戦対応力の向上につながります。
この場合、Cにはコーチだけでなく、メンバーも交替で入ります。
固定ペアがいる場合は、出来るだけペアで入ってもらいます。
Aにコーチが入るパターンも当然あります。
クロスAのスタートポジションをサービスラインの直前まで下げ、そのAへの球出しから始めるパターン。
Aサービスダッシュ、リターンダッシュでのファーストボレーからと言う状況設定です。
ファーストボレーだけはクロスへと言うルールで、その後のCの配球から実戦形式になります。
もちろん、もう一方のサイドもやります。
ryo-koさんから「2アップの陣形が優勢になるパターンがまだ良く理解できていません」と言うコメントをいただきました。
どちらが優勢かは、対峙する4名のプレーヤーの技量次第で一概には言えませんが・・・と前回コラムに書きましたが、一般的にはボレーやスマッシュを広角に打てるネットポジションにアドバンテージがあると思います。特にCからのロブやストロークが甘いボールになった時に優位性が増すでしょう。
「ネットへ出るのは何のため」・・・「ロブを上げさせるため」と言えるくらいスマッシュ好きなら、わくわくするポジションのはずです。
しかし、肝心のスマッシュやボレーが苦手な人にとっては、決して優位ではなく標的にされるだけのデンジャラスで居心地の悪いポジションになってしまうでしょう。