2006年10月02日
並行陣 vs 雁行陣の練習パターン
まずCの配球パターンの可能性を列記します
ストローク系
(注:スピード、球種、深さで難易度を変える)
①ダウンザラインへパッシング(注)
②Bへのボディーアタック(注)
③センターへのストローク(注)
④Aバックサイドへのストローク(注)
⑤A正面へのストローク(注)
⑥Aフォアサイドへのストローク(注)
⑦Aフォアサイドショートクロスへのストローク(注)
⑧センターへの浮き球(Bのチャンスボール)
⑨クロスへの浮き球(Bがポーチ出来そうな球)
⑩クロスへの浮き球(Aが詰めて決められそうな球)
ロブ系
①ストレート、センター、クロスへのロブ
(下がらずにスマッシュ可能な深さ)
②ストレート、センター、クロスへのロブ(やや下がってスマッシュ・・・)
③ストレート、センター、クロスへのロブ(ジャンピングスマッシュ・・・)
④ストレート、センター、クロスへのロブ(スマッシュ不可で二人を下げる深さ)
⑤ダウンザラインへ中ロブ(右利きBにハイバックで触らせる)
⑥センターへ中ロブ(右利きAにハイバックで触らせる)
ご想像の通り、この練習でのCの球出しは、ストローク或いはロブで、ダウンザラインからショートクロスまでかなり広範囲、あらゆるコースが選択できます。
コースだけでなく、ABのレベルに応じてスピード・球種・深さを変える事で難易度の調整も可能です。
エース級のパッシングやロブにどれだけ反応できるか、ブロックをも打ち砕く強打をどう凌ぐか、反対に、Cのミスショットとなる甘いボールが来た時に、確実にしとめられるか。
甘くなれば標的にされるDの対応力も試されます。
球出し後の展開はまさに千変万化です。
練習の際、Cからの球出しは基本的にランダムが良いと思います。
Bへのボディーアタックだけ・・・とか言って始めると、スタート時点から、Bがポジションを下げてしまったり、Dがセンター寄りに構えたりと実戦的ではなくなってしまいます。
何処へ出すかは未知としておき、球出しの構えから推測させる事も大事だと思います。
同じ陣形でAからの球出しで始めるパターン。
Aが出したボールの難易度でCの返球を予測する事も実戦対応力の向上につながります。
この場合、Cにはコーチだけでなく、メンバーも交替で入ります。
固定ペアがいる場合は、出来るだけペアで入ってもらいます。
Aにコーチが入るパターンも当然あります。
クロスAのスタートポジションをサービスラインの直前まで下げ、そのAへの球出しから始めるパターン。
Aサービスダッシュ、リターンダッシュでのファーストボレーからと言う状況設定です。
ファーストボレーだけはクロスへと言うルールで、その後のCの配球から実戦形式になります。
もちろん、もう一方のサイドもやります。
ryo-koさんから「2アップの陣形が優勢になるパターンがまだ良く理解できていません」と言うコメントをいただきました。
どちらが優勢かは、対峙する4名のプレーヤーの技量次第で一概には言えませんが・・・と前回コラムに書きましたが、一般的にはボレーやスマッシュを広角に打てるネットポジションにアドバンテージがあると思います。特にCからのロブやストロークが甘いボールになった時に優位性が増すでしょう。
「ネットへ出るのは何のため」・・・「ロブを上げさせるため」と言えるくらいスマッシュ好きなら、わくわくするポジションのはずです。
しかし、肝心のスマッシュやボレーが苦手な人にとっては、決して優位ではなく標的にされるだけのデンジャラスで居心地の悪いポジションになってしまうでしょう。
ストローク系
(注:スピード、球種、深さで難易度を変える)
①ダウンザラインへパッシング(注)
②Bへのボディーアタック(注)
③センターへのストローク(注)
④Aバックサイドへのストローク(注)
⑤A正面へのストローク(注)
⑥Aフォアサイドへのストローク(注)
⑦Aフォアサイドショートクロスへのストローク(注)
⑧センターへの浮き球(Bのチャンスボール)
⑨クロスへの浮き球(Bがポーチ出来そうな球)
⑩クロスへの浮き球(Aが詰めて決められそうな球)
ロブ系
①ストレート、センター、クロスへのロブ
(下がらずにスマッシュ可能な深さ)
②ストレート、センター、クロスへのロブ(やや下がってスマッシュ・・・)
③ストレート、センター、クロスへのロブ(ジャンピングスマッシュ・・・)
④ストレート、センター、クロスへのロブ(スマッシュ不可で二人を下げる深さ)
⑤ダウンザラインへ中ロブ(右利きBにハイバックで触らせる)
⑥センターへ中ロブ(右利きAにハイバックで触らせる)
ご想像の通り、この練習でのCの球出しは、ストローク或いはロブで、ダウンザラインからショートクロスまでかなり広範囲、あらゆるコースが選択できます。
コースだけでなく、ABのレベルに応じてスピード・球種・深さを変える事で難易度の調整も可能です。
エース級のパッシングやロブにどれだけ反応できるか、ブロックをも打ち砕く強打をどう凌ぐか、反対に、Cのミスショットとなる甘いボールが来た時に、確実にしとめられるか。
甘くなれば標的にされるDの対応力も試されます。
球出し後の展開はまさに千変万化です。
練習の際、Cからの球出しは基本的にランダムが良いと思います。
Bへのボディーアタックだけ・・・とか言って始めると、スタート時点から、Bがポジションを下げてしまったり、Dがセンター寄りに構えたりと実戦的ではなくなってしまいます。
何処へ出すかは未知としておき、球出しの構えから推測させる事も大事だと思います。
同じ陣形でAからの球出しで始めるパターン。
Aが出したボールの難易度でCの返球を予測する事も実戦対応力の向上につながります。
この場合、Cにはコーチだけでなく、メンバーも交替で入ります。
固定ペアがいる場合は、出来るだけペアで入ってもらいます。
Aにコーチが入るパターンも当然あります。
クロスAのスタートポジションをサービスラインの直前まで下げ、そのAへの球出しから始めるパターン。
Aサービスダッシュ、リターンダッシュでのファーストボレーからと言う状況設定です。
ファーストボレーだけはクロスへと言うルールで、その後のCの配球から実戦形式になります。
もちろん、もう一方のサイドもやります。
ryo-koさんから「2アップの陣形が優勢になるパターンがまだ良く理解できていません」と言うコメントをいただきました。
どちらが優勢かは、対峙する4名のプレーヤーの技量次第で一概には言えませんが・・・と前回コラムに書きましたが、一般的にはボレーやスマッシュを広角に打てるネットポジションにアドバンテージがあると思います。特にCからのロブやストロークが甘いボールになった時に優位性が増すでしょう。
「ネットへ出るのは何のため」・・・「ロブを上げさせるため」と言えるくらいスマッシュ好きなら、わくわくするポジションのはずです。
しかし、肝心のスマッシュやボレーが苦手な人にとっては、決して優位ではなく標的にされるだけのデンジャラスで居心地の悪いポジションになってしまうでしょう。
こういうバターン、よくありますよね。
Aのポジションにいた場合、もし私だったら、クロスのアングルを防ぐために、もっとネットに詰めると思うんです。
その分、Bにちょっと下がってもらって。
そうするとBのポーチができなくなるので、ディフェンシブになっちゃうんでしょうか。
こちらからCに打った球(深かったり、浅かったり)にもよるんでしょうけど…。
余談ですが、テニスプレーヤーは、1試合するのに何千回もの決断をしなくちゃいけないんだそうです。
テニスは頭の運動にもいいですね。
「ネットへ出るのは何のため」・・・「ロブを上げさせるため」ですか(^^)
そういえば、最近ネットに出るタイプの人と練習試合してませんでした。
あ・・・練習試合をしても、自分がネットにつく前に終わってました^^;
このパターンの練習楽しそうですね。
今度お邪魔する時に、一つでも、何か納得できるものを持って帰りたいです。
よろしくお願いします。