2008年01月11日
【 格落ち損害 】
昨年9月21日都内環八での追突事故が、年末27日示談に至った。
厄介ごとを年明けに引きずらずに済み、それだけでも良い正月を迎えられた。
「事故車」と言うだけで敬遠され、それ故に価値が下落するのが日本の実情。
その実情を汲み、格落ち損害を認める判例が数多く出て来て居ると言う。
「判例」・・・つまり裁判による判決事例。
格落ちを認める判例が多くなって来たと言う事は、現実に被害に遭って、修理後の車の価値が著しく下落すると言う不条理に納得できず、裁判に持ち込んだ事例が少なくないと言う事だ。
つまり裁判に持ち込まなければ、保険会社は頑として「格落ち」を認めないと言う事でもある。
修理後の車を売らずに乗り続ければ損害は発生しないと言う現実化(顕在化)論を盾に、さらには、格落ちを認めるのは買って間もない新車だけだと言う根拠のない一般論を繰り返し、6年6万キロ以上も使った車で、格落ちなど請求する事こそおかしいと言わんばかりだった。
しかしその格落ちを、裁判なしで認めさせた。
賠償額に不満は残るが、裁判になれば厄介な手間も生じる。
無駄な時間を失わずに済んだ事が大きい。
最終的に保険会社が格落ちを認めた理由が何で有ったのかは定かでは無いが、
6年6万キロ以上の車でも格落ち損害を認めた判例を見つけて提示した事は決め手かも知れない。
私の事例は判例にはならないが、事実として示談書は記録に残った。
いずれにしても、格落ちを認めた保険会社の英断・豹変を評価したい。
厄介ごとを年明けに引きずらずに済み、それだけでも良い正月を迎えられた。
「事故車」と言うだけで敬遠され、それ故に価値が下落するのが日本の実情。
その実情を汲み、格落ち損害を認める判例が数多く出て来て居ると言う。
「判例」・・・つまり裁判による判決事例。
格落ちを認める判例が多くなって来たと言う事は、現実に被害に遭って、修理後の車の価値が著しく下落すると言う不条理に納得できず、裁判に持ち込んだ事例が少なくないと言う事だ。
つまり裁判に持ち込まなければ、保険会社は頑として「格落ち」を認めないと言う事でもある。
修理後の車を売らずに乗り続ければ損害は発生しないと言う現実化(顕在化)論を盾に、さらには、格落ちを認めるのは買って間もない新車だけだと言う根拠のない一般論を繰り返し、6年6万キロ以上も使った車で、格落ちなど請求する事こそおかしいと言わんばかりだった。
しかしその格落ちを、裁判なしで認めさせた。
賠償額に不満は残るが、裁判になれば厄介な手間も生じる。
無駄な時間を失わずに済んだ事が大きい。
最終的に保険会社が格落ちを認めた理由が何で有ったのかは定かでは無いが、
6年6万キロ以上の車でも格落ち損害を認めた判例を見つけて提示した事は決め手かも知れない。
私の事例は判例にはならないが、事実として示談書は記録に残った。
いずれにしても、格落ちを認めた保険会社の英断・豹変を評価したい。