2006年08月12日
トップスピンサーブにチャレンジする皆様へ
プロが打つ様な弾道と強いキックのイメージは棚の上に飾っておきましょう。
あくまでも将来の目標です。
強い回転を生むには速いスイングが必要ですが、どこをどう叩けば良いか(ヒッテングポイントとスイングの方向)が掴めていない内に、闇雲にフルスイングしても上手く行くとは思えません。
ボールのどこを、どのように叩けばトップスピン回転が生まれるかを推理してみて下さい。
後から前ではなく、ベースラインに沿って(右利きなら)左から右へのスイングが必要です。
時計の文字盤がベースラインに沿って立っていると想像して下さい。
ラケットヘッドが真下を向いた6時から、7・8・9・10・11・12・・・3時へと、針の先端が通る軌道をなぞって、ゆっくり振り上げてみましょう。
肘を高く上げ、ラケットヘッドを背中(腰)に落し、肘と手首をゆっくり伸ばしてヘッドが天空を指す位置まで振り上げて行きます。
6時(真下)から12時(天空)までは、まさに上へ向かって振り上げる事になる訳です。
何時辺りでインパクトすれば順回転が掛かると思いますか?
そうです・・・9時ですね。下図A参照。
10時なら、回転軸が右に30°位傾き、弾んだ後サーバーから見て右にキックする回転になります。下図B参照。
11時ならさらに回転軸が傾き、むしろスライス回転と呼ぶ方が適切でしょうね。
何度までの傾きをトップスピンと呼ぶのか定義は明確では有りませんが・・・。
ラケットヘッドが9~10時辺りで、やや上向きの面で打ち上げる事が出来れば、間違いなくトップスピンと呼べる回転が生まれます。
この上向きの面を作るためにPronation:回内という操作が良く言われる訳ですが、始めの一歩はこれも棚に置いておきましょう。手のひらを上に向けて振れば良いだけです。
昔のラケットはフェース部分だけカバーが付いていました。
カバーを付けたまま素振りをすると、空気を押し上げる感覚が実感できます。
9~10時のインパクトポイントは、頭の真後ろになるでしょうか。
直立ではインパクトポイントを見る事は出来ませんね。
膝を少し曲げて、上体と首を少しずつ反らして行けば、インパクトポイントが見えるようになるでしょう。
この空中のポイントに、ボールを吊るしてみましょう。
ゴムのついた練習ボールが売られています。
これを竿先に付ければ高い位置で保持できるでしょう。
大きな木の枝先の葉をボールに見立てても良いでしょう。
この方法で、インパクトポイントとスイングを覚えて行ける筈です。
ボールを真上に投げ上げる練習も効果が有りますよ。
いきなりコートに立ってボールを打ち始めてはいけません。
素振りを1日100本。たった100本です。
1週間700本もやれば、スイングの感覚が出来てくるはすです。
並行して、頭の後ろに上げるトスアップの練習もやっておきましょうね。
1週間たったら、いよいよコートで試してみて下さい。
ただし、スイングはゆっくりですよ。普段の40~50%位のスピードです。
スイングとインパクトポイントが正しければ、山なりのボールが打ち出されるはずです。
しかし、間違いなくトップスピン回転は掛かっています。
1日100球。1週間も続ければ、だいぶスイングと飛球方向も定まってくるはずです。
まだフォルトなんか気にする事は有りません。
ただしネットするようだったらスイングが間違っています。
また、始めの一歩の素振りに立ち返って下さい。
ネットせず、飛球方向も定まってきたら、頭の後ろで打ち上げるという感覚をモノに出来た証拠です。
いよいよスイングスピードを上げる段階です。
当然ですが、スイングスピードが上がるほど回転が強くなってきます。
1stも2ndも80%程度の力で常に一定のスイングを試みて下さい。
この段階をクリヤーできれば、2ndサーブにかなり自信が出てくるはずです。
スイングスピードを上げても、90%以上の確率で入るようになったら、トスを少しネット寄りに変えて、ボールの下にもぐりこんで打ってみましょう。
スピードアップしたスピンサーブになります。
ここをクリヤーした頃には、もう誰のアドバイスが無くても、振り出す方向とインパクトポイントを様々に工夫して、七色のサーブを身に付けて居る事でしょう。
あくまでも将来の目標です。
強い回転を生むには速いスイングが必要ですが、どこをどう叩けば良いか(ヒッテングポイントとスイングの方向)が掴めていない内に、闇雲にフルスイングしても上手く行くとは思えません。
ボールのどこを、どのように叩けばトップスピン回転が生まれるかを推理してみて下さい。
後から前ではなく、ベースラインに沿って(右利きなら)左から右へのスイングが必要です。
時計の文字盤がベースラインに沿って立っていると想像して下さい。
ラケットヘッドが真下を向いた6時から、7・8・9・10・11・12・・・3時へと、針の先端が通る軌道をなぞって、ゆっくり振り上げてみましょう。
肘を高く上げ、ラケットヘッドを背中(腰)に落し、肘と手首をゆっくり伸ばしてヘッドが天空を指す位置まで振り上げて行きます。
6時(真下)から12時(天空)までは、まさに上へ向かって振り上げる事になる訳です。
何時辺りでインパクトすれば順回転が掛かると思いますか?
そうです・・・9時ですね。下図A参照。
10時なら、回転軸が右に30°位傾き、弾んだ後サーバーから見て右にキックする回転になります。下図B参照。
11時ならさらに回転軸が傾き、むしろスライス回転と呼ぶ方が適切でしょうね。
何度までの傾きをトップスピンと呼ぶのか定義は明確では有りませんが・・・。
ラケットヘッドが9~10時辺りで、やや上向きの面で打ち上げる事が出来れば、間違いなくトップスピンと呼べる回転が生まれます。
この上向きの面を作るためにPronation:回内という操作が良く言われる訳ですが、始めの一歩はこれも棚に置いておきましょう。手のひらを上に向けて振れば良いだけです。
昔のラケットはフェース部分だけカバーが付いていました。
カバーを付けたまま素振りをすると、空気を押し上げる感覚が実感できます。
9~10時のインパクトポイントは、頭の真後ろになるでしょうか。
直立ではインパクトポイントを見る事は出来ませんね。
膝を少し曲げて、上体と首を少しずつ反らして行けば、インパクトポイントが見えるようになるでしょう。
この空中のポイントに、ボールを吊るしてみましょう。
ゴムのついた練習ボールが売られています。
これを竿先に付ければ高い位置で保持できるでしょう。
大きな木の枝先の葉をボールに見立てても良いでしょう。
この方法で、インパクトポイントとスイングを覚えて行ける筈です。
ボールを真上に投げ上げる練習も効果が有りますよ。
いきなりコートに立ってボールを打ち始めてはいけません。
素振りを1日100本。たった100本です。
1週間700本もやれば、スイングの感覚が出来てくるはすです。
並行して、頭の後ろに上げるトスアップの練習もやっておきましょうね。
1週間たったら、いよいよコートで試してみて下さい。
ただし、スイングはゆっくりですよ。普段の40~50%位のスピードです。
スイングとインパクトポイントが正しければ、山なりのボールが打ち出されるはずです。
しかし、間違いなくトップスピン回転は掛かっています。
1日100球。1週間も続ければ、だいぶスイングと飛球方向も定まってくるはずです。
まだフォルトなんか気にする事は有りません。
ただしネットするようだったらスイングが間違っています。
また、始めの一歩の素振りに立ち返って下さい。
ネットせず、飛球方向も定まってきたら、頭の後ろで打ち上げるという感覚をモノに出来た証拠です。
いよいよスイングスピードを上げる段階です。
当然ですが、スイングスピードが上がるほど回転が強くなってきます。
1stも2ndも80%程度の力で常に一定のスイングを試みて下さい。
この段階をクリヤーできれば、2ndサーブにかなり自信が出てくるはずです。
スイングスピードを上げても、90%以上の確率で入るようになったら、トスを少しネット寄りに変えて、ボールの下にもぐりこんで打ってみましょう。
スピードアップしたスピンサーブになります。
ここをクリヤーした頃には、もう誰のアドバイスが無くても、振り出す方向とインパクトポイントを様々に工夫して、七色のサーブを身に付けて居る事でしょう。