2010年01月15日
◇第3セット第6ゲーム 0-0:Black◇
あの時あの場面・・・129
2007全英女子ダブルスファイナル
Black・Huber vs 杉山・Srebotnik
CM を挟んで再開された録画は第4ゲームではなく第6ゲームに飛んでしまっていた。ゲームは相変わらずブレイク合戦のようでBlack・Huber ペアが3-2とリード。
1st スライスサーブが浅くSrebotnik のバックサイド寄り正面を突く。
杉山 はポジションを下げ、2バックだ。
Srebotnik はスプリットステップ後、レディーポジションとまったく同じスタンスで着地し、ダブルバックのリターンを詰めてくるBlack のフォアサイドへ返す。
Black このリターンを十分に引き付けてストレート杉山 の前へ運ぶ。
サービスライン近くに落ちたボレーに杉山 一歩詰めてダブルバックのストロークをストレートBlack へ。
一歩ネットに詰めていたBlack は、1st ボレー同様、スイングのないブロックするフォアボレーで再びストレートへ。シングルスサイドライン上1st よりやや深い2nd ボレーを、杉山 も再びストレートBlack へ。
Black このボールを三度杉山 サイドへ。この三度目が最も深いボレーとなったが、ブロックしただけのボレーなので鋭さは無い。
杉山 ステップバックしながらダブルバックを振り抜き、今度はBlack 越えのトップスピンロブだ。しかし深さが足りない。
Black まず右足を引き、左足をクロスにバックステップ、続いて引いた右足でジャンピングスマッシュ。ボールの右を叩いたスマッシュは、クロスSrebotnik の正面からアレーへ弾む。小さく右へステップして面を合せロブを上げたSrebotnik だったが、当たりが良すぎたか、クロスBlack の頭を大きく越えた。
それにしてもこのポイントの展開は第3セット第2ゲーム 40-40:Black・・・117に似ている。
あのポイントでは、Black vs 杉山 のラリーが4回続き、最後は杉山 のフォアのトップスピンロブで幕を引いた。
Black にはあのポイントのリベンジと言う思いがあったのではないか。
アングルやドロップボレーも打てるチャンスはあった。しかし、敢えて今回は杉山 のバックサイドへ集め、トップスピンロブを打たせるように仕向けた。ダブルスNo.1 の意地が、あのポイントの幕引きを許さなかったのではないかと・・・。
2007全英女子ダブルスファイナル
Black・Huber vs 杉山・Srebotnik
CM を挟んで再開された録画は第4ゲームではなく第6ゲームに飛んでしまっていた。ゲームは相変わらずブレイク合戦のようでBlack・Huber ペアが3-2とリード。
1st スライスサーブが浅くSrebotnik のバックサイド寄り正面を突く。
杉山 はポジションを下げ、2バックだ。
Srebotnik はスプリットステップ後、レディーポジションとまったく同じスタンスで着地し、ダブルバックのリターンを詰めてくるBlack のフォアサイドへ返す。
Black このリターンを十分に引き付けてストレート杉山 の前へ運ぶ。
サービスライン近くに落ちたボレーに杉山 一歩詰めてダブルバックのストロークをストレートBlack へ。
一歩ネットに詰めていたBlack は、1st ボレー同様、スイングのないブロックするフォアボレーで再びストレートへ。シングルスサイドライン上1st よりやや深い2nd ボレーを、杉山 も再びストレートBlack へ。
Black このボールを三度杉山 サイドへ。この三度目が最も深いボレーとなったが、ブロックしただけのボレーなので鋭さは無い。
杉山 ステップバックしながらダブルバックを振り抜き、今度はBlack 越えのトップスピンロブだ。しかし深さが足りない。
Black まず右足を引き、左足をクロスにバックステップ、続いて引いた右足でジャンピングスマッシュ。ボールの右を叩いたスマッシュは、クロスSrebotnik の正面からアレーへ弾む。小さく右へステップして面を合せロブを上げたSrebotnik だったが、当たりが良すぎたか、クロスBlack の頭を大きく越えた。
それにしてもこのポイントの展開は第3セット第2ゲーム 40-40:Black・・・117に似ている。
あのポイントでは、Black vs 杉山 のラリーが4回続き、最後は杉山 のフォアのトップスピンロブで幕を引いた。
Black にはあのポイントのリベンジと言う思いがあったのではないか。
アングルやドロップボレーも打てるチャンスはあった。しかし、敢えて今回は杉山 のバックサイドへ集め、トップスピンロブを打たせるように仕向けた。ダブルスNo.1 の意地が、あのポイントの幕引きを許さなかったのではないかと・・・。